えぇ・・・
大阪にある「将棋の駒の博物館」に強盗が押し入り、展示品の駒を奪って逃走。
11日午前、大阪・八尾市にある「将棋の駒の博物館」に入ろうとした女性従業員(36)を、男が背後から羽交い絞めにし、ドライバーを突きつけ、「静かにしろ」などと脅した。
男は、女性を粘着テープでいすに縛りつけ、展示されていた駒およそ40セットを奪い、逃走した。
1組およそ540万円の駒も盗まれ、被害総額は、およそ5,000万円にのぼるとみられる。
店に客はおらず、女性従業員にけがはなかった。
男は歩いて逃走し、黒色の帽子にマスク、黒っぽい服を着ていたという。
情報源:「将棋ドロ」総額5,000万円(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュース
11日午前、大阪・八尾市の将棋の駒の製造会社が運営する展示施設に男が押し入り、展示されていた駒、およそ40セットを奪って逃げました。中には、1セット500万円以上で販売される高級なものもあり、被害額は5000万円ほどに上るということで、警察が強盗事件として捜査しています。
11日午前10時すぎ、大阪・八尾市北本町にある将棋の駒の製造会社が運営する展示施設「将棋駒博物館」に男が押し入り、従業員の女性にドライバーのようなものを突きつけて「静かにしろ」と脅しました。
警察によりますと、男は女性を後ろ手に縛ったあと、ケースのガラスを割って展示してあった将棋の駒およそ40セットを奪って逃げたということです。
展示施設は11日は休館日でしたが、所用のため出勤した女性従業員が建物に入ろうとしたところ、男が押し入ってきたということです。
警察などによりますと、奪われた駒の中には、ツゲの木を使った1セット500万円以上で販売されるものもあり、被害額は合わせて5000万円ほどに上るということです。
また、逃げた男は年齢が40代くらい、黒っぽい上下と帽子を身に着け、白のマスクをしていたということです。
警察は強盗事件として被害の確認を進めるとともに、周辺の防犯カメラの映像を分析するなどして逃げた男の行方を捜査しています。
希少価値あるものばかり奪われる
被害を受けた大阪 八尾市にある展示施設のオーナーの男性によりますと、館内にはおよそ200セットの将棋の駒が展示されていて、このうちおよそ40セットが奪われたということです。
奪われたものはいずれも希少価値があり、高い値段で取り引きされるものばかりだということで、中でも、明治時代に活躍した駒師、牛谷露滴の作品は現存する数が少なく540万円以上の価値があるということです。
男性は「合わせて5000万円ぐらいの被害になると思う。大胆な犯行で許せない」と話していました。
プロ棋士が語る駒の価値
将棋の駒の価値について、プロ棋士の東和男八段は「材質や駒師の技術が反映されていて、1セット1000円ほどのプラスチック製の駒からプロのタイトル戦で使われる200万円ほどのものまでさまざまだ。高級な駒はくしに使われる「つげ」で作り、最高級のものはプロの対局でも特別な勝負の時だけ使われる」と指摘しています。
そのうえで、「師匠が持っていた昔の駒は数百万円の価値があると聞いたことがある。昔の駒師が作った駒は値段が高くなるものがあり、さらに付加価値が付いて300万、400万の値段になるものがあるかもしれない」と話しています。
情報源:将棋の駒 約40セットを強奪 被害額は5000万円 大阪 | NHKニュース
ひでぇ・・・