へぇ・・・
ここ数カ月、バラエティ番組に引っ張りだこなのが、“将棋界のレジェンド”ひふみんこと加藤一二三九段だ。強烈すぎるキャラクターに、藤井聡太四段の“藤井フィーバー”が重なり、いまやテレビで見ぬ日はないひふみんだが、将棋界にはまだまだ濃いキャラクターの持ち主がいるという。
ひふみんの出現により、多くの人が「将棋の棋士って、こんなに面白いんだ」と、気づいたはず。将棋の棋士といえば、寡黙な人柄が想像されがちだが、将棋界に詳しい週刊誌記者に言わせれば、「それは大きな間違い」だという。
「プロ棋士は、ただ将棋を指していればいいわけではなく、『将棋の普及に努める』という重要な使命があります。だから、タイトル戦の時に大きな将棋盤を使って局面を解説する『大盤解説』、将棋愛好者や企業の将棋部などへのお稽古、子どもたちに将棋を教える将棋教室など、ファンと触れ合う機会が頻繁にあります。そういった場では、やはり気の利いたことの1つや2つは言わなくてはいけない。お呼びがかかれば、収入に直結するわけですから。若い頃からそのような経験を積むことで、トークのスキルが磨かれているのです」(同)
ひふみんの場合、トーク力よりは“超”の付くマイペースぶりが面白がられているフシがあるが、「将棋の棋士が面白い」ということは世に知れ渡った。“第2のひふみん”はいないのか?
「関西出身のプロ棋士には、それこそ芸人顔負けのトークスキルを持つ棋士がいます。2011年に引退した神吉宏充七段などは、トークが達者すぎて、初めて見た人は絶対(元)プロ棋士だとは思わないでしょう。同じく関西の福崎文吾九段は、モジャモジャ頭のルックスも強烈ですが、ボケとボヤキで畳み掛ける将棋解説は、もはや漫談です。若手では、木村一基九段の解説も聞かせますね。一人でボケとツッコミをこなしつつ、そこに毒舌を挟み込む解説は、将棋がわからない人でも楽しめます。このほか、テレビ中継されるNHK杯戦にカツラをかぶって登場した“サトシン”こと佐藤紳哉七段、同じくNHK杯戦に金髪・パンチパーマで登場した橋本崇載八段なども、バラエティ番組で十分通用すると思います」(同)
昨今のテレビ界が一度ブームとなった人物と似たようなキャラクターを起用するのは、オネエやハーフのタレントの隆盛を見れば一目瞭然。数カ月後には、将棋の棋士がバラエティ番組を席巻している可能性は十分にありそうだ。
情報源: (0ページ目)“ポスト加藤一二三”は誰だ!? – 日刊サイゾー
ふむ・・・