藤井四段愛用リュック、新型の売り上げ倍増 グッズ完売:朝日新聞デジタル

ほぉ・・・


30年ぶりに最多連勝記録を塗り替えた藤井聡太四段(14)。「藤井効果」は各方面に広がる。

快挙の舞台となった東京都渋谷区の将棋会館。一夜明けた27日午前、5階建ての建物の写真を撮る人たちの姿が目立った。同会館で開かれている将棋教室も盛況だ。子ども向けの1日体験には申し込みが殺到し、8月まで予約がいっぱいだという。

1階の売店では26日、藤井四段のクリアファイルを再入荷したが、午後1時半に完売。27日も営業開始直後から、それを知らずに買いに訪れる人が相次いだ。揮毫(きごう)が入った扇子も売り切れで、いずれも再入荷の予定は立っていない。

藤井聡太四段が使っている英カリマー製のリュックサック「プレストンデイパック」(エスビーエイ提供)
藤井聡太四段が使っている英カリマー製のリュックサック「プレストンデイパック」(エスビーエイ提供)

29連勝した26日に持っていた英カリマー社製の青色のリュックサックは、インターネット上で話題になった。正規代理店「エスビーエイ」(本社・東京)に、1日10件の問い合わせがあったことも。広報担当者は「特定商品がこんなに話題を集めるのは珍しい」と話す。タレントのイモトアヤコさんや英王室のハリー王子が商品を使い、ブランドが注目されたことは、これまでにもあったという。

「たくさんのお問い合わせを頂いていますが、残念ながらこのモデルは現在販売していません」。エスビーエイのツイッターには、藤井四段のリュックについてそうつぶやかれている。現在は新型が販売中で、つぶやき後に1週間の売り上げが2倍になったという。

菓子メーカーの不二家(本社・東京)は5月、関西将棋会館を通じて藤井四段にチョコレート「ルック ア・ラ・モード」160箱を贈った。対局中に食べていたのを知ったからだ。「好んで食べて頂き、大変ありがたい。スポンサー契約はしていないので、陰ながら応援していきたい」と広報担当者。

出版社は、子ども向けの将棋入門書の重版に追われている。「羽生善治のやさしいこども将棋入門」などを刊行する池田書店(本社・東京)によると、計3回(1万2千部)重版したが間に合わず、29連勝の達成から一夜明けた27日に改めて5千部重版した。担当者は「藤井四段の活躍で通常の3、4倍の売れ行きです。このペースだと、今回の重版も1、2週間しかもたないのではないか」。

将棋駒の生産が盛んな山形県天童市。製造販売の中島清吉商店では、初心者向けの将棋セットが昨年の2倍のペースで売れているという。代表の中島正晴さん(56)は「これから始めるのかなっていう感じの親子連れが多い。4月ごろからよく売れるようになった」と話している。

京王百貨店では、藤井四段が20連勝した辺りから将棋関連の商品への問い合わせが相次いでいるという。売り上げも以前より3~4割増え、コーナーの商品を急きょ増やした。年配客の来店が多く、「孫のために買いに来た」と話す人が多いという。

情報源: 藤井四段愛用リュック、新型の売り上げ倍増 グッズ完売:朝日新聞デジタル

メーカー公式HPには、同じデザインの商品が見当たらない・・・

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