ふむ・・・
将棋の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを使った不正行為をしたと指摘されたことについて、日本将棋連盟(谷川浩司会長)の要請を受けて調査をしていた第三者調査委員会(委員長・但木敬一弁護士)は26日、「不正行為に及んでいたと認めるに足りる証拠はないと判断した」と発表した。一方で、三浦九段を年内の出場停止処分とした連盟の対応については「やむを得なかった」とした。
三浦九段は夏以降、複数の対戦相手から「ソフトが選ぶ手と不自然に一致している」という指摘を受けた。調査委は三浦九段やその対戦相手らに聞き取りを実施。その結果、「ソフトとの一致率は計測のたびにばらつく数値であり、不正を認定する根拠に用いることは著しく困難」と判断した。
また、「対局中の離席が多い」という指摘についても、「禁じられているわけではなく、離席をしているから不自然とは言えない」と判断した。三浦九段は当初から一貫して不正を否定してきた。
三浦九段はこの疑惑に絡み、連盟から年内の出場停止処分を受けた。10月に開幕を控えた第29期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)の挑戦者に決まっていたが、出場停止処分に伴い、丸山忠久九段(46)が挑戦者に繰り上がった。
連盟のこうした一連の対応については、「その時点では、疑惑が強く存在し、三浦棋士がそのまま竜王戦七番勝負に出場していたら大きな混乱が生じていたことは必至」として、「やむを得なかった」と判断。その上で、「三浦棋士を正当に遇し、その実力をいかんなく発揮できるよう諸環境を整え、一刻も早く将棋界を正常化されるよう要望する」と提言した。
情報源: 三浦九段、将棋ソフト不正の証拠なし 連盟の第三者委:朝日新聞デジタル
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