第72期王将リーグ組合せ発表

9月19日の開幕局は、▲羽生善治九段 vs △服部慎一郎四段

2022/9/9 03:33（最終更新 9/9 12:44）

第72期王将戦リーグ

藤井聡太王将（20）に挑戦するのは誰か――。第72期ALSOK杯王将戦リーグ（毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催、ALSOK特別協賛）の組み合わせが決まった。19日の開幕戦は、リーグと王将位の期間が30期目を迎える羽生善治九段（51）と、リーグ初参加の服部慎一郎四段（23）との一戦に決まった。森内俊之九段は「各棋戦で活躍している棋士ばかりの充実したメンバー。開幕局はレジェンドと気鋭との戦いで、今期リーグを占う重要な一局になる」と注目している。

1回戦はこのほか、21日に永瀬拓矢王座（30）―糸谷哲郎八段（33）戦、10月4日に前王将の渡辺明名人（38）―近藤誠也七段（26）戦が組まれた。持ち時間は各4時間で、今期から秒単位で持ち時間を消費するチェスクロック方式に変わる。

11月に予定される最終7回戦の一斉対局では、タイトル奪還を狙う渡辺名人が一足先に全対局を終えて対局のない「抜け番」となり、最終局に挑戦の可能性を残して見守る立場になるか。また、五つのタイトルを保持する藤井王将にとって、王将戦は今年度最後の防衛戦になる。叡王戦は出口若武六段（27）、棋聖戦は永瀬王座、王位戦は豊島将之九段（32）、竜王戦は広瀬章人八段（35）と、ここまで全て異なる挑戦者を迎えた。王将戦で「第5の挑戦者」が現れるのか、永瀬王座や豊島九段が再度挑戦の場に立つのかも注目される。

リーグの顔ぶれは渡辺名人と、前期リーグから残留の永瀬王座、羽生九段、近藤七段の4人に、予選突破した豊島九段、糸谷八段、服部四段の3人を加えた計7人。11月まで総当たり戦が行われ、優勝者が挑戦権を獲得する。同じ成績で複数が首位に並んだ場合は、前期成績に基づく序列上位2人によるプレーオフで挑戦者を決める。成績下位3人はリーグ陥落となり、次期は2次予選からの登場になる。

王将戦リーグには、前期成績に基づく序列が低いと、好成績を残しながら挑戦できなかったり、3勝3敗の五分の星でもリーグから陥落したりする厳しい仕組みがある。第68期には糸谷八段、渡辺名人、広瀬八段の3人が4勝2敗で同率首位でリーグを終え、序列の最も低い広瀬八段がプレーオフに進めなかった。第70期にはリーグ初参加だった藤井王将が3勝3敗で広瀬八段と並ぶ4位タイとなり、序列上位の広瀬八段が残留し、藤井王将が陥落の憂き目に遭った。【丸山進】

情報源：藤井聡太王将に挑む　リーグ戦、19日の開幕は羽生善治九段vs新鋭 | 毎日新聞

挑戦者決定リーグ

情報源：第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ戦

藤井聡太王将に挑む　リーグ戦、19日の開幕は羽生善治九段vs新鋭 https://t.co/JHcwishJ70

— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) September 8, 2022

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第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグの表が発表されました！
藤井王将へ挑戦するのは・・・？
ALSOK杯王将戦の詳細はこちらかどうぞ→https://t.co/iqL5l4p6EH pic.twitter.com/0w1QBWor67

— 日本将棋連盟【公式】 (@shogi_jsa) September 9, 2022

【LIVE】第72期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ戦羽生善治九段 vs 服部慎一郎四段 | 囲碁将棋プレミアムhttps://t.co/iCPuQGHdQh

配信開始：2022年09月19日 09:44

【解説・聞き手(13時～)】未定

— kewpiehoney (@kewpie_honey) September 9, 2022