上村亘五段
2022/01/11 07:30
将棋・第71期王将戦七番勝負第1局2日目(10日、静岡・掛川城二の丸茶室)先手の藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王=が、渡辺明王将(37)=名人・棋王との三冠=に139手で勝利し先勝。慶大出身者初のプロ棋士で、藤井四冠から白星を挙げている理論派、上村亘五段(35)が熱戦を解説した。
最後まで形勢不明な大熱戦だった。両雄にとって通算3度目のタイトル戦での激突。難解な、じりじりとした駆け引きは1日目から始まり、抜け出した方が先にゴールへたどり着くと予想していた。だが、ねじり合いはハイレベルなまま2日目の最終盤まで続いた。箱根駅伝でいえば、東京・大手町のゴール目前までデッドヒートが続いたような勝負だった。
藤井四冠の戦い方は見事だった。終盤は勝負を急がず、我慢の受けに徹する場面があった。ときにはペースを落とし、攻防を織り交ぜた指しまわし。最後はここしかないという勝負どころで、ピンポイントでスパートをかけた。なぜ、あのような見極めができるのか、いつから勝ち筋が見えていたのか。最後の読みは1分将棋の中だっただけに、舌を巻く思いだ。
渡辺王将は初日から持ち時間を慎重に使い、指し手には意地でも勝つという気迫が見えた。間違いなく名局賞候補に入る一局だったが、まだ開幕局。これを超える戦いがさらに続くだろう。次局が待ち遠しいシリーズだ。(談)
情報源:【上村亘五段の目】藤井四冠、受けに徹するなど見事な戦い方 難解な駆け引きは最終盤までデッドヒート – サンスポ
【上村亘五段の目】藤井四冠、受けに徹するなど見事な戦い方 難解な駆け引きは最終盤までデッドヒート – サンスポ https://t.co/JFgO0tRSch @SANSPOCOMより
— サンスポ (@SANSPOCOM) January 10, 2022
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終局後のインタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=a9k3iPLFlks
感想戦
七番勝負の日程
▲藤井聡太竜王-△渡辺明王将(毎日棋譜中継・スポニチ棋譜速報・棋譜DB)
19時27分 終局
13手まで ▲藤井聡太竜王の勝ち
この局面で渡辺が投了した。王将史に残る熱戦だった。終局時刻は19時27分。消費時間は、▲藤井7時間59分、△渡辺7時間59分(持ち時間は各8時間)。投了以下は△5五玉▲4四銀△5四玉▲5三銀成△5五玉▲4七桂で詰み。第2局は1月22、23日(土、日)に大阪府高槻「山水館」で行われる。
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先勝はどっちだ?
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