22年初仕事を終えた渡辺王将(右)と藤井竜王

王将戦9日開幕控え静かな闘志、渡辺王将 若手との“戦い方”がテーマ、藤井竜王は甲冑効果で「勢いよく」

第5回ABEMAトーナメント ドラフト会議の収録


2022年1月5日 05:30

22年初仕事を終えた渡辺王将(右)と藤井竜王
22年初仕事を終えた渡辺王将(右)と藤井竜王

9日に静岡県掛川市で開幕する将棋の第71期ALSOK杯王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)で対戦する渡辺明王将(37)=名人、棋王含め3冠=、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含め4冠=が4日、東京都内で行われたABEMAの収録に参加し、新年初仕事をこなした。

3冠対4冠の頂上対決まで5日。しのぎを削る両雄は緊張感を適度に漂わせながらの仕事始めとなった。「特に旅行することもなく自宅で正月を過ごしました」という渡辺王将。本戦を前に「数えると(王将戦は)もうすぐという実感がある。去年と心境は変わっていないが、例年若い人が出てくるので自分の将棋が古くなるという実感はある。それを踏まえてどういう戦い方をするかが今年のテーマですね」と、気合十分の表情で心境を話した。

挑戦者の藤井も決意みなぎるオーラを漂わせた。本紙元日企画で掛川にゆかりのある戦国武将・山内一豊の甲冑(かっちゅう)を着用。「(具足を)着たかいあったので、これで掛川では勢いよく戦いたい」と意気込みを明かし、「昨年12月は対局が少なく、ゆっくりと準備することができた。気持ちを含め、コンディションは8割以上高まってきたと思います」と自信たっぷりに付け加えた。

気合十分の2人からは、戦いに臨む気迫が湯気のように立ち上っている。将棋界天下分け目の一戦開始を前に、両者は静かに闘志をたぎらせていた。

情報源:王将戦9日開幕控え静かな闘志、渡辺王将 若手との“戦い方”がテーマ、藤井竜王は甲冑効果で「勢いよく」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2022年1月4日19時52分

9日に開幕する王将戦に向けて準備を進めてきたという藤井聡太4冠
9日に開幕する王将戦に向けて準備を進めてきたという藤井聡太4冠

将棋の史上最年少4冠、藤井聡太竜王(王位・叡王・棋聖=18)が4日、トップ棋士を集めて都内のスタジオで行われたインターネットTV「ABEMA」の番組収録後、会見に応じた。

9日から開幕する「第71期ALSOK杯王将戦7番勝負第1局」(静岡県掛川市「掛川城 二の丸茶室」)で、渡辺明王将(名人・棋王=37)に挑戦する。大一番を前に、仕事始めの場で意気込みも語った。

◇   ◇   ◇

初めて出る冬のタイトル戦に向け、藤井竜王に手抜かりはない。「ふだんなら正月はのんびりするところですが、王将戦に向けた準備をしてきました」。6~11月に登場したこれまでのタイトル戦と違い、厳冬期仕様の戦闘服(和服)が必要となる。「一式、新しく取りそろえました」と明らかにした。

昨年10月から始まった竜王戦7番勝負は4連勝。11月半ばに決着した。これが対渡辺戦の研究、体力面で幸いするかもしれない。「12月は対局が少なく、王将戦に向けての時間があった」との言葉が物語る。

7月19日でハタチとなる。大人の階段を少しずつ上っている。それを「家族に頼っていた身の回りのことが少しずつ自分でできるようになったり、ほかにもできなかったことができるようになるのが、前進している感覚」と表現した。

一昨年、史上最年少で棋聖と王位を獲得した。昨年はその2冠を防衛し、叡王と竜王も奪取した。将棋界で8つあるタイトルのうち、一気に4冠となったことに「これだけ早く半数のタイトルを取るとは思わなかった」と、進化のスピードに日本将棋連盟の佐藤康光会長(52=九段)も驚いたほどだった。

王将戦7番勝負で藤井聡太4冠の挑戦を受ける渡辺王将(名人・棋王)
王将戦7番勝負で藤井聡太4冠の挑戦を受ける渡辺王将(名人・棋王)

第1局の掛川市では渡辺王将は6戦負けなし。藤井より前に会見に応じた渡辺は、今年の正月は旅行も行かず、研究に時間を費やしたという。「年々若い人が出てくる。自分の将棋が古くなる実感はある。それを踏まえてどういう戦い方でやっていくかがテーマ」と話した。

「作戦巧者」と相手を評する藤井にとっては、アウェー戦。1日制の棋聖戦5番勝負での対戦はあるが、2日制7番勝負は初めてでもある。「勢いよく戦えればと思っています」。現在のエネルギー補充度は8割以上。開幕時に100%に持って行く。【赤塚辰浩】

会見に臨む羽生善治九段
会見に臨む羽生善治九段

○…収録に参加していた羽生善治九段(51)は昨年、タイトル戦とは無縁だった。獲得通算99期のまま足踏みした。「1つのタイトル戦で頑張ってチャンスをつかんでいくのが大事。昔の蓄積がそのまま生きる訳ではない。今の将棋に適応して地力をつけて、地に足をつけて1歩1歩前に進むことでつながっていく」と話した。現在、リバウンドをしないダイエット法も研究中。「分かったらお知らせします」と笑っていた。

情報源:藤井聡太4冠「勢いよく戦えれば」王将戦へ準備は万全、厳冬期仕様の和服も – 社会 : 日刊スポーツ


2022年1月4日 19時33分

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=は4日、都内スタジオで行われたインターネット配信局「ABEMA」の番組収録に参加した後、新年の抱負を述べた。

2021年は棋聖防衛、王位防衛、叡王奪取、竜王奪取と4度のタイトル戦で敗退なし。史上最年少4冠となった。今年も年明け早々、渡辺明王将(37)=名人、棋王=に挑戦する王将戦七番勝負が9日に開幕する。タイトルを奪取すれば大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、羽生善治九段に次いで史上4人目の五冠となる。

初めての冬のタイトル戦に向け、正月気分とは無縁だったようで「今年は王将戦があるので、のんびりするよりも準備をしていました。王将戦に合わせて(冬物の)着物、羽織袴も一式そろえました」と余念がない。さらに今年の抱負として「(その後の)タイトル戦(防衛戦となる王位戦・叡王戦・竜王戦)に向けて、良い状態で対局を通して成長していきたい」と述べた。

また、苦手であると公言してきたキノコについて、昨年末に「実は…以前より食べられるようになったかもしれません」と語った注目の発言について、真相を明かした。「決して積極的に食べるわけではないのですが、えのきとか小さいやつはどうしても入ってて、取り除くのが難しいので」。少しずつ口にする機会は増えているようだが「相手によります。基本的に大きさかな。しめじとかは手強いなと言う印象です」と、まだ“オールラウンダー”の域には達していない模様だ。

しかし、苦手なものを回避するのではなく、あえて挑戦する姿勢を見せていることについて「キノコに関しては特に意識しているわけではないですけど、少しずつでも出来るように(食べられるように)なれば、少しでも前進している感覚があると楽しいです」と笑顔で語っていた。

情報源:藤井聡太竜王、苦手なキノコが少し食べられるように 「基本的に大きさです。しめじとかは手強い」 : スポーツ報知


2022/01/04 22:09

将棋の藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王=が4日、東京都内で行われたABEMAの番組収録に参加し、報道陣の取材に応じた。

1月9日に静岡県掛川市で開幕する第71期王将戦七番勝負で渡辺明王将(37)=名人・棋王=に挑戦して五冠を目指す藤井四冠は、冬用の和服を新調したと報告。例年、正月はのんびり過ごすというが、「年明けから王将戦が始まるので、それに向けた準備をしていました」と明かした。

同タイトル戦用の撮影で甲冑を身に着けたが、「甲冑にあやかって勢いよく戦えればと思っています」と意気込んだ。

今年は7月に20歳を迎える。大人になることについて聞かれると「難しいですね」と笑いながら、「これまで身の回りのことを家族にやってもらっていたので、少しずつでも自分でもできるようになればと思っています」とはにかんだ。

また、昨年末、苦手なキノコを克服しつつあると明かしていたが、「えのきとか小さいやつが入っているのは(避けるのが)難しい。そういうのはそのままでいいのかなと最近は思っています」と苦笑。キノコは「相手によります」とし、「基本的に大きさ。しめじとかだと大きいので手ごわいなという印象。少しずつでもできなかったこができるようになると、少しでも前進している感覚があると、楽しいところがあります」と語った。

情報源:藤井聡太四冠、五冠目指す王将戦に向けて和服を新調「勢いよく戦えたら」 – サンスポ


2022/01/04 22:44

将棋の藤井聡太四冠(19)=棋聖・竜王・王位・叡王、渡辺明名人(37)=王将・棋王、永瀬拓矢王座(29)らトップ棋士14人が4日、東京都内で行われたABEMAの番組収録に参加。新年の抱負などを語った。

3つタイトルの防衛を目指す渡辺名人は新年の抱負について、「年々若い人が出てくるので、その分、自分の将棋が古くなる。それを踏まえて、どういう戦い方でやっていくかがよりテーマになりそうな1年だと思う」と語った。

永瀬王座は正月返上で将棋を指し、「上位陣の中で大逆転負けが多いが、伸びしろがあると前向きにとらえている。今年は30歳になり、一つの区切り。能力を下げることなくできれば向上させたい」と意欲を語った。

情報源:渡辺明名人、若手台頭に「自分の将棋が古くなるが、どういう戦い方をするか」 – サンスポ




王将戦七番勝負は9日開幕。


  

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