2022年 新春インタビュー(NHK)
2022年1月1日 5時46分
去年、将棋界で誰も成しえなかった10代での「四冠」を達成した藤井聡太さん。新年の抱負について「強くなることを常に目標として取り組んできたので、その“道”をぶれずに進んでいきたい」などと語りました。
史上最年少での「五冠」がかかるタイトル戦が今月9日から始まるなど、ことしも注目の1年となりそうです。藤井聡太 四冠(19)は去年、将棋の八大タイトルのうち「棋聖」と「王位」を防衛し「叡王」と「竜王」を獲得。史上最年少で「四冠」を達成し、名実ともに将棋界の頂点に立つ活躍を見せました。
藤井四冠は先月、各社合同のインタビューに応じ、去年1年間を振り返って「タイトルを2つ獲得できて、自分の実力以上の結果が出せた年だったと感じている。『棋聖戦』『王位戦』の防衛も含めて大きなタイトルがかかる舞台もたくさん経験でき、非常に充実した1年だった」と語りました。
その上で成長した点として、互いに飛車の前にある歩を進めて戦う『相掛かり』を取り入れるなど“序盤の戦い方”について挙げ、「実際に指してみて初めてわかったことがあった。序盤の理解が少しずつ深まってきている」と手応えを感じていました。
また、これからの目標として「道」という字を色紙に書き入れ、「将棋が強くなることを常に目標として取り組んできたので、その“道”をぶれずに進んでいきたい」と「道」という字に込めた思いを話しました。
藤井四冠が求める“強さ”については「長期的に見て結果が出ていれば1つの目安になるし、内容が良くなっていれば将棋の理解が深まるという点で局面を深く考えられるのも強くなることなので、そういうところを目指していければと思う。常に試行錯誤であり強くなる決まった方法はない。前進できた時は確かな充実感がある」と語っていました。
そして、今月から始まる年明け最初のタイトル戦「王将戦」では、渡辺明 三冠(37)に挑みます。
「五冠」がかかる対局については「正月は毎年のんびりと過ごしているが、年明けすぐに王将戦の対局が始まるので、それに向けて準備することになると思う。渡辺王将にはこれまで、戦略的な面でうまくペースをつかまれていると感じているので、持ち時間を有効に使って対抗したい」と意気込みを語りました。
その上で「タイトル獲得について、特に意識することはない。1月からタイトル戦がしばらく続くので、コンディションを整えて良い将棋が指せればと思う。対局での経験を生かしてより実力を高めていきたい」と抱負を語りました。
藤井四冠の史上最年少での五冠達成がかかる「王将戦」第1局は、今月9日と10日、静岡県掛川市で行われます。
情報源:将棋 藤井四冠インタビュー「道をぶれずに進んでいきたい」 | 藤井四冠 | NHKニュース
将棋 藤井四冠インタビュー「道をぶれずに進んでいきたい」 #nhk_news https://t.co/xuStyL5sqS
— NHKニュース (@nhk_news) December 31, 2021
【将棋 藤井四冠インタビュー】
『道をぶれずに進んでいきたい』
去年、将棋界で誰も成しえなかった10代での「四冠」を達成した #藤井聡太 さん。
史上最年少での「#五冠」がかかるタイトル戦が今月9日から始まるなど、ことしも注目の1年となりそうです。https://t.co/mkcgPasUUu— NHK名古屋 a.k.a nhk_chubu (@nhk_chubu) December 31, 2021
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