藤井竜王が勝利し渡辺王将へ挑戦|第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ

藤井竜王が勝利し渡辺王将へ挑戦|第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ

19時12分 91手まで、▲藤井聡竜王 が挑戦権獲得


2021/11/19 19:13

将棋の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が11月19日、ALSOK杯王将戦の挑戦者決定リーグで近藤誠也七段(25)に91手で勝利、今期の成績を5勝0敗とし、最終戦を待たずに渡辺明王将(名人、棋王、37)への挑戦権を獲得した。藤井竜王は13日まで行われた竜王戦七番勝負で竜王を奪取、最年少四冠という偉業を達成したばかりだが早くも次の記録、最年少五冠へのチャンスを手に入れた。

前局までに無傷の4連勝で単独トップに立っていた藤井竜王は、3勝1敗で2位につけていた近藤七段との一局で先手番から得意戦型の一つ、相掛かりを採用。しっかり囲わず戦いが始まる相掛かりらしく、激しくバランスが難しい一局になったが、自玉の安全度を高めていた藤井竜王が、居玉のまま戦いを挑んだ近藤七段に対してプレッシャーをかけ、徐々にリード。今年度の勝率が8割5分を超える抜けた強さを本局でも発揮し、勝利を収めた。

5連勝となった藤井竜王は、最終局に永瀬拓矢王座(29)と対戦を残しているが、1敗の棋士がいなくなったため、最終局で敗れても藤井竜王に追いつく者がなく、本局の勝利で挑戦権獲得が決まった。

今年度の藤井竜王は棋聖、王位の順でタイトルを防衛。また叡王、竜王と奪取に成功し、最年少で四冠を達成した。王将は今年度、挑戦の可能性を残していた最後のタイトル。渡辺王将とは今年度、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負で対戦、3連勝で防衛を果たしている。過去6回のタイトル戦出場で、全てタイトルを手にしている藤井竜王。7回目のタイトル戦は、新たな記録を作る舞台となるか。
(写真提供:日本将棋連盟)

情報源:藤井聡太竜王、最年少五冠への挑戦権獲得 最終局待たずに決定 渡辺明王将と七番勝負に/将棋・王将戦挑決L | ニュース | ABEMA TIMES


2021年11月20日 05:30

王将の駒を手に笑顔の藤井聡太竜王(撮影・西海健太郎)
王将の駒を手に笑顔の藤井聡太竜王(撮影・西海健太郎)

将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含む4冠=が91手で近藤誠也七段(25)を下した。藤井はリーグ成績を5戦全勝とし、24日の最終局を待たずに渡辺明王将(37)=名人、棋王含む3冠=との7番勝負(来年1月開幕)初出場を決めた。

史上最年少4冠は努めて平静さを装っていた。開幕以来、音速を超えるスピードで白星を重ね、他の追随を許さぬ挑戦権獲得。「(今までは)結果が出ていなかったので、今期は挑戦という結果になったことは凄くうれしいです」。ささやくような細い声で喜びを精いっぱい表現した。

月食が最高潮を迎えた午後6時すぎ、藤井の猛攻が始まった。ガップリ四つに組んだ中盤戦から局面を動かした57手目3三歩。近藤の金をつり出すと、流れるような手順で角を切り、右辺に攻め入る。逆襲に転じた相手の猛攻を冷静にしのぎきり「2一竜(77手目)から3四歩(79手目)として、こちらの攻めが間に合う形になった」と藤井。4時間の持ち時間を21分余しての勝利を導いた。

それにしても強い。最終一斉対局を残しての挑戦権獲得はリーグ参加者が7人になった第31期(1981年度)以降、米長邦雄棋王(32期=6勝)島朗竜王(38期=5勝1敗1持将棋)谷川浩司九段(50期=5勝1敗)羽生善治3冠(63期=6勝)の4人しかいない。

挑決リーグ初出場だった2期前はあと1勝で7番勝負進出というしびれる最終局で広瀬章人竜王に逆転負けを喫した。史上最年少2冠となり、絶対的本命で臨んだ昨期は開幕3連敗で早々に離脱。迎えた三度目の正直は、誰にも文句のつけようがない独走劇を演じ「(相手は)トップの棋士ばかりなので、その中で結果を出せたのは励みになります」と振り返る。

24日の最終局(対永瀬拓矢王座)を制すれば6戦全勝で、現システムでは63期の羽生以来8期ぶり7回目(6人目)の快挙となる。そして7番勝負で相まみえる現王将・渡辺との対戦成績は8勝1敗で藤井が圧倒中(未放映対局を除く)。「(渡辺は)作戦巧者で序中盤の戦略が優れている印象。特に2日制では一局ごとに深い考えを持たれて指されている。そこにこちらがしっかり対応できるように頑張りたいです」と虚空に視線を放って決意を語る藤井。3冠VS4冠のスーパーヘビー級頂上決戦は来年1月9、10日、静岡県掛川市で開幕する。

▽王将戦 1950年に設立された将棋8タイトルの一つで、名人戦に次ぐ歴史を持つ。これまでの対局では52年に挑戦者の升田幸三八段(当時)が対局を拒否した「陣屋事件」や、96年には挑戦者の羽生善治6冠が谷川浩司王将(ともに当時)を破り「全7冠達成」するなど多くのドラマの舞台となった。近年は勝者が武将姿やパティシエ姿となる記念写真・通称「勝者の罰ゲーム」が将棋ファンの間で注目を集めている。

情報源:藤井竜王 無傷5連勝で初の王将挑戦権、渡辺王将との7番勝負 来年1・9開幕― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2021年11月20日 05:30

将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局を行い、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖含む4冠=が91手で近藤誠也七段(25)を下した。

勝てば最終局での挑戦権奪取に望みをつなぐことができた近藤だが、健闘むなしく藤井に屈した。「(藤井53手目)▲3六銀と立たれて、次の△7五歩が甘かったかもしれない」と反省の弁。これで3勝2敗だが、最終局で豊島九段に敗れると陥落となる。「まだ残り1局あるので全力を尽くしたい」と残留へ気合を入れ直した。

情報源:近藤七段 健闘むなしく…藤井竜王に敗れる、残留へ気合「全力尽くしたい」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2021年11月19日 19:17

将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は19日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの1局が行われ、藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋王含め4冠=が91手で近藤誠也七段(25)に勝利した。

<勝者この一手>

藤井が選んだ一手は57手目の▲3三歩だった。

「中盤は結構自信がない手が続いていたのですが、▲3三歩から攻め合いの形に上手く持ち込めたのかなと感じました」

情報源:勝者この一手「▲3三歩」【棋譜速報】第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ戦 藤井聡太竜王VS近藤誠也七段― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2021年11月19日 21時09分

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位・叡王・棋聖と合わせ四冠=が19日、第71期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦で近藤誠也七段(25)を破り、リーグ成績を5勝0敗として渡辺明王将(37)=名人・棋王と合わせ三冠=への挑戦を決めた。来年1月に始まる七番勝負は、史上4人目の五冠をかけたタイトル戦となる。

対局は東京都渋谷区の将棋会館で指された。戦型は先手の藤井竜王の誘導で相懸かりに。じっくりとした駒組みの末に夕方に駒がぶつかり、激しい攻防を藤井竜王が制した。藤井竜王は「渡辺王将は序中盤の戦略が優れている。そこにしっかり対応できるように頑張りたい」と話した。

同リーグは7人が総当たりで戦う。藤井竜王は羽生善治九段(51)や豊島将之九段(31)らを破った。近藤七段のリーグ成績が3勝2敗となり、1敗の棋士がいなくなったため、藤井竜王が最終戦を残して優勝を決めた。

藤井竜王は今月13日に竜王のタイトルを獲得して史上6人目の四冠になった。五冠は羽生九段、故大山康晴十五世名人、引退した中原誠十六世名人(74)の3人が達成している。(村瀬信也)

情報源:将棋・藤井聡太竜王が王将に挑戦へ 五冠めざし年明けからタイトル戦:朝日新聞デジタル


2021年11月19日 19時14分

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=は19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第71期王将戦挑戦者決定リーグで近藤誠也七段(25)に先手で勝ち、リーグ5勝0敗として優勝を決め、渡辺明王将(37)=名人、棋王=への挑戦権を獲得した。

リーグ参加者7人のうち唯一の1敗だった近藤七段に勝利したことで、24日の最終一斉対局を待たずに藤井竜王の初めての王将挑戦が決定。来年1月から渡辺王将との七番勝負に臨む。

相掛かりの立ち上がりから角交換が生じ、前例のない序盤に。後手の近藤七段は居玉(王将を初形から動かさない状態)のまま指し進める意欲的な構想を見せたが、藤井竜王は惑うことなく自然な指し手を続け、徐々にリードを拡大して勝ち切った。

渡辺王将との七番勝負を制して棋聖・王位・叡王・竜王に続く五冠となれば、1993年に当時22歳10か月の羽生善治九段(51)が達成した記録を塗り替える史上最年少五冠となる。

局後の藤井竜王は「(過去2度の)王将リーグでは結果が出せていなかったので、挑戦という結果にできたことは素直にうれしく思っています。本当にトップの厳しい相手ばかりなので、その中で結果を出せたのは励みになること。(5連勝は)自分の実力以上の成績をここまで出せています。(本局に勝利すると挑戦という)リーグの状況は知っていたんですけど、これまでと同じように臨めればと思っていました」と振り返った。

過去2度、タイトル戦を戦っている渡辺王将との七番勝負に向け「渡辺王将は作戦巧者で序中盤の構想が優れています。特に2日制では1日ごとに深い考えを持たれて指しているので、対応できるようにがんばりたいです」と語っていた。

情報源:藤井聡太竜王が渡辺明王将への挑戦権を獲得「素直に嬉しく」来年1月開幕の七番勝負で五冠目指す : スポーツ報知


2021年11月20日 6時0分

将棋の藤井聡太竜王(19)=王位、叡王、棋聖=は19日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第71期王将戦挑戦者決定リーグで近藤誠也七段(25)に先手の91手で勝ち、リーグ5勝0敗として優勝を確定させて渡辺明王将(37)=名人、棋王=への挑戦権を獲得した。一昨年は最終戦で挑戦を逸し、昨年は開幕3連敗を経験した鬼門のリーグを突破。来年1月開幕の七番勝負で五冠を目指す。

五冠挑戦の切符を得た藤井は、差し出されたマイクを無表情のままじっと見つめた。そして思い出したように言った。「(勝てば挑戦という)リーグの状況は知っていたんですけど、これまでと同じように臨めればと思っていました」

一昨年の順位戦C級1組で昇級を逸する手痛い1敗を喫した近藤との一局。相掛かりと角換わりが融合したような前例のない序盤で後手の新構想に手を焼いたが、藤井は惑わされず自然な指し手でリードを奪い、完勝した。24日の最終一斉対局を待たず、初の王将挑戦が確定。「本当にトップの厳しい相手ばかりなので結果を出せたのは励みになること。(5連勝は)自分の実力以上の成績をここまで出せています」

棋界最難関とされる王将リーグは鬼門だった。くしくも同じ11月19日だった2年前、勝てば初のタイトル挑戦となった最終戦の最終盤で自玉の11手詰を見逃す「頓死」を犯して敗退。終局後、本局と同じようにマイクを向けられた時は、うずくまって動くことができなかった。昨年は開幕3連敗を喫し、全棋戦を通じて初の陥落を経験。2度の挫折を乗り越えての挑戦権獲得に「王将リーグでは結果が出せていなかったので、素直にうれしく思っています」と静かに語った。

歴代4位のタイトル29期を誇る渡辺王将とは棋聖戦五番勝負を2度戦っていずれも制したが、2日制では初めての激突となる。「渡辺王将は作戦巧者で序中盤の戦略が優れています。特に2日制では1日ごとに深い考えを持たれて指しているので、対応できるように頑張りたいです」。言葉の端々に棋界随一の作戦家への警戒心をのぞかせた。

七番勝負を制すと、1993年に当時22歳10か月の羽生善治九段(51)が達成した記録を塗り替える史上最年少五冠になる。王将戦と棋王戦にめっぽう強く「冬将軍」の異名もある渡辺王将との対局は自身初の冬のタイトル戦。新しく冬物の和服を仕立てて、決戦に臨む。(北野 新太)

情報源:藤井聡太竜王、史上最年少五冠へ挑戦権獲得 来年1月「冬将軍」渡辺王将と七番勝負 : スポーツ報知


第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ 藤井聡太竜王VS近藤誠也七段 戦が、11月19日(金)に東京・将棋会館で行われ、藤井竜王が91手で近藤七段に勝ちました。

藤井竜王は、挑戦者決定リーグを現在5勝0敗としています。
近藤七段は、挑戦者決定リーグを現在3勝2敗としています。

この結果により藤井竜王は王将挑戦を決めました。

藤井竜王は初の王将挑戦です。

◆第71期ALSOK杯王将戦 挑戦者決定リーグ

情報源:藤井聡太竜王VS近藤誠也七段 第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ 藤井竜王が勝利し渡辺王将へ挑戦|棋戦トピックス|日本将棋連盟


挑戦者決定リーグ戦

情報源:第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ戦





藤井聡太竜王-△近藤誠也七段(毎日新聞スポニチ棋譜DB

19時12分 91手まで、▲藤井聡竜王 が挑戦権獲得



 

 

 



藤井聡太竜王が勝てば、最終局を残して挑戦権獲得。


  

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