藤井聡太二冠の勝ち|藤井聡太二冠-稲葉陽八段|第71期王将戦二次予選

藤井聡太二冠の勝ち|藤井聡太二冠-稲葉陽八段|第71期王将戦二次予選

106手まで、藤井聡太二冠の勝ち


2021年8月17日 05:30

藤井聡太2冠(19)=王位、棋聖=が16日、大阪・関西将棋会館で第71期ALSOK杯王将戦(本社主催)の2次予選決勝に臨み、稲葉陽八段(33)に106手で勝利した。3期連続3回目の挑戦者決定リーグ進出を決めた藤井は、前期のリーグ陥落からのダイレクト復帰。さらに、年度内6冠への道も切り開いた。

将棋盤を前に珍しく苦笑いした。逆転勝ちだったのかと問われ「対局者が意識することではないので」。勝てばなお、感情を外へ出すことのない19歳は「前期で陥落してしまいましたが、また上を目指すことができればと思う」。過去2年、挑戦権をつかめなかったリーグでの戦い。三度目の正直への意欲を穏やかな言葉で示した。

形勢の針が両者間を行き来する終盤、詰将棋解答選手権5連覇の終盤力で抜け出した。終局後、藤井自ら手応えある一手として挙げたのが、稲葉の馬2枚ににじり寄られた土俵際、自陣へ打ち付けた銀。守りの強手だった。馬を撃退する当初の目的以外に最終盤、上部脱出を狙った稲葉王を押しとどめる要の駒になった。

「はっきり負けかは分からないが、まずい流れになったかなと。結果的に強く指していくことができた」。当時残り27分の稲葉に対して藤井は2分。即断即決の指し手の効果に手応えを得た。

進出を決めた、7人で争う挑戦者決定リーグ。前期の7番勝負敗退者と上位3人がリーグ残留、下位3人が陥落する。前期、開幕から3連敗した藤井は、残り3局を全勝して3勝3敗としたが、同成績の広瀬章人八段が順位1位だったため3位の藤井が涙をのんだ。

年度内6冠への可能性をつないだ。豊島将之竜王(31)=叡王との2冠=とのダブルタイトル戦の最中にある王位戦7番勝負、叡王戦5番勝負は共に2勝1敗とリードする。竜王戦は挑戦者決定3番勝負に進出し、挑戦権獲得までマジック1。年内に決着する3棋戦を制すると4冠になる。さらに王将戦、そして32人のトーナメントで挑戦権を争う棋王戦までとなると年度内に6冠となる。

ダブルタイトル戦で全国を巡る日々はもちろん初体験。「体調は問題ないのかなと思います。手洗い、マスクの着用。感染対策はやるようにしています」。1敗が命取りとなるトーナメントを抜け、充実の10代ラストイヤーが広がっている。

≪王位戦第4局が大雨で開催変更 佐賀→大阪≫藤井が18、19日に出場予定だった王位戦第4局が16日、佐賀県嬉野市から大阪・関西将棋会館での開催へ変更になった。藤井は終局後「被災された方にお見舞い申し上げたい。今回の判断はやむを得ないのかなと思います」とし、第4局について「全力を尽くしたい」と語った。連盟によれば「九州北部地域での記録的な大雨による避難指示の発令状況を鑑み」ての決断。コロナ禍で昨年の棋聖戦5番勝負は全4局が東西の将棋会館などで実施されたが、自然災害による変更は異例だった。

情報源:藤井2冠が稲葉八段に勝利 王将戦挑戦者決定Lに復帰「また上を目指すことできれば」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井2冠が稲葉八段に勝利 王将戦挑戦者決定Lに復帰「また上を目指すことできれば」― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2021年8月16日 17時32分

将棋の藤井聡太二冠=王位・棋聖=が16日、大阪・関西将棋会館で指された第71期王将戦二次予選1ブロック決勝で、先手の稲葉陽(あきら)八段を106手で破り、3期連続で挑戦者決定リーグ入りを決めた。

持ち時間残り5分の段階で居玉周辺を攻め込まれたが、冷静にしのぎ切り、6月の順位戦B級1組2回戦で土を付けられた稲葉八段に連敗を許さなかった。

藤井二冠は、近藤誠也七段、糸谷哲郎八段―八代弥(わたる)七段の勝者との3人でリーグ入り。永瀬拓矢王座、豊島将之竜王=叡王=、羽生善治九段、広瀬章人八段と7人の総当たりで、渡辺明王将=名人、棋王=への挑戦権を争う。

情報源:藤井聡太二冠が王将戦3期連続で挑戦者決定リーグ入り 稲葉陽八段破る(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太二冠が王将戦3期連続で挑戦者決定リーグ入り 稲葉陽八段破る : スポーツ報知


2021年8月16日17時34分

将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太王位・棋聖(19)が16日、大阪市の関西将棋会館で指された第71期王将戦の2次予選決勝で、稲葉陽八段(33)を破り、前期陥落した挑戦者決定リーグへ即復帰した。藤井は同リーグには3期連続の参戦となり、年度内6冠の可能性が広がった。

戦型は両者得意の角換わり。藤井が7筋から仕掛け、終盤は一進一退の攻防を繰り広げた。最終盤にわずかにリードを広げ、鮮やかに寄せ切った。終局後、藤井は「時間を使ったんですが、そこで決めることができなかった」と振り返った。過去10年で、陥落後、即復帰を決めたのは豊島将之竜王ら6人だけ。6人全員がタイトル獲得経験者だ。即復帰はトップの実力がなければ難しい。同リーグには3期連続の参戦となるが、「前期は陥落したが、今期は上を目指していけるようにと思います」と意気込んだ。

年度内6冠の可能性を広げる白星だった。藤井は豊島将之竜王(叡王=31)と王位戦7番勝負、叡王戦5番勝負と2つのタイトルで対戦中。王位戦では2勝1敗とリード、叡王戦では2勝1敗とタイトル奪取まであと1勝に迫っている。22日の叡王戦第4局に勝てば最年少3冠を達成する。

竜王戦の挑戦者決定3番勝負では永瀬拓矢王座(28)に先勝した。竜王も奪取すれば、年内4冠。さらに王将戦挑戦者決定リーグで優勝し、例年年明けの開幕する王将戦7番勝負で渡辺明王将(37)からタイトル奪取すれば5冠。例年2月に行われる棋王戦5番勝負でも奪取すれば年度内6冠の可能性もある。19歳の勢いは止まらない。【松浦隆司】

情報源:藤井聡太2冠が王将戦挑戦者決定リーグへ即復帰、年度内6冠の可能性も(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太2冠が王将戦挑戦者決定リーグへ即復帰、年度内6冠の可能性も – 社会 : 日刊スポーツ


2021年8月16日18時36分

将棋の最年少タイトルホルダー、藤井聡太王位・棋聖(19)が16日、大阪市の関西将棋会館で指された第71期王将戦2次予選決勝で、稲葉陽八段(33)を106手で破り、前期陥落した挑戦者決定リーグへ即復帰を決めた。

二転三転する激戦の末に敗れた稲葉は、初のリーグ入りが来期以降に持ち越された。「(藤井2冠が)決めに来られたが、決め手が見えず結構難しくなった。精査してみないと分かりませんが、いい手があったら勝ちになっていたかもしれません」と振り返った。今年6月の順位戦B級1組では藤井に勝っている。再現はならなかった。

情報源:稲葉陽八段「勝ちになっていたかもしれません」藤井聡太2冠に連勝ならず(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:稲葉陽八段「勝ちになっていたかもしれません」藤井聡太2冠に連勝ならず – 社会 : 日刊スポーツ


2021年8月16日 17:27

将棋の第71期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)は16日、東京都渋谷区の将棋会館で2次予選決勝を行い、藤井聡太2冠(19)が106手で稲葉陽八段(33)を下し、今秋開幕予定の挑戦者決定リーグに進出した。
<勝者この一手>

藤井が選んだ一手は84手目△4四銀。

「後手王が上へ来たときに4四に銀がいると寄せやすくなる。時間がなかったが強く指していくことができた。直接自王を守ってはないが。時間なくても決断しないといけないので。強くいったのが結果的に良かった」

情報源:勝者この一手「△4四銀」【棋譜速報】第71期ALSOK杯王将戦二次予選 稲葉陽八段VS藤井聡太王位・棋聖― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2021年8月16日 19時50分

将棋の藤井聡太二冠(19)=王位、棋聖=が16日、大阪市福島区の関西将棋会館で指された第71期王将戦(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)2次予選の決勝で稲葉陽(あきら)八段(33)に106手で勝ち、挑戦者決定リーグ戦(通称「王将リーグ」)入りを決めた。藤井二冠を含む7棋士が、渡辺明王将(37)=名人、棋王と合わせ三冠=への挑戦権を総当たりのリーグ戦で争うことになった。

終局後、勝った藤井二冠は主催者のインタビューに答え、「王将リーグは、前期は陥落してしまったんですけど、今期は上を目指せたら」などと話した。

藤井二冠は6月3日の第80期名人戦・B級1組順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)で稲葉八段に敗れ、藤井二冠の順位戦での連勝記録を歴代単独2位の22で止められていた(1位は森内俊之九段(50)の26連勝)。

日本将棋連盟の記録によると、本局の結果、両者の対戦成績は藤井二冠4勝、稲葉八段2勝となった。

王将戦は、将棋界に八つあるタイトル戦の一つ。全棋士が参加し、1次予選と2次予選をトーナメントで行い、予選の勝ち上がり者(3人)とシード棋士4人で挑戦者決定リーグ戦を行う。リーグ優勝者が例年1~3月、王将に七番勝負を挑む。

今期王将リーグのシード棋士は永瀬拓矢王座(28)、豊島(とよしま)将之竜王(31)=叡王(えいおう)と合わせ二冠=、羽生(はぶ)善治九段(50)、広瀬章人(あきひと)八段(34)。予選の勝ち上がり者は藤井二冠のほか、近藤誠也七段(25)。残り1人は、糸谷(いとだに)哲郎八段(32)と八代弥(わたる)七段(27)の勝者。(佐藤圭司)

情報源:将棋の藤井聡太二冠、稲葉八段に勝って王将リーグ入り:朝日新聞デジタル


第71期ALSOK杯王将戦二次予選で、藤井聡太王位・棋聖VS稲葉陽八段の対局が8月16日(月)に行われ、藤井王位・棋聖が106手で稲葉八段に勝ち、挑戦者決定リーグ入りを決めました。

藤井王位・棋聖のリーグ入りは第69、70期に続く3度目となります。

◆第71期ALSOK杯王将戦 二次予選対戦表

情報源:藤井聡太王位・棋聖VS稲葉陽八段 第71期ALSOK杯王将戦二次予選 藤井聡太王位・棋聖の勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟


二次予選

情報源:第71期ALSOK杯王将戦二次予選





稲葉陽八段-△藤井聡太二冠(棋譜棋譜DB

106手まで、藤井聡太二冠の勝ち



 

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リーグ復帰、おめでとうございます。
これで、3年連続3期目のリーグ入り。


  

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