藤井聡太棋聖、最年少でタイトル防衛 史上初「10代九段」に 渡辺明名人に3連勝のストレート勝ち/棋聖戦五番勝負

藤井聡太棋聖が防衛、最年少タイトル防衛、最年少九段昇段達成|第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局

100手 3六桂打まで、△藤井聡棋聖 の勝ち


2021.07.03 19:25

藤井聡太棋聖、最年少でタイトル防衛 史上初「10代九段」に 渡辺明名人に3連勝のストレート勝ち/棋聖戦五番勝負

将棋の藤井聡太棋聖(王位、18)が7月3日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局で渡辺明名人(棋王、王将、37)に100手で勝利、シリーズ3勝0敗のストレートで自身初のタイトル防衛を果たした。18歳11カ月での防衛は屋敷伸之九段(49)の19歳7日を更新する最年少記録。また、タイトル通算3期により渡辺名人が保持していた21歳7カ月の九段昇段記録も大幅に更新。史上初の「10代九段」が誕生した。

日々進化を続ける天才棋士が、大きな壁を一気に突き破り新たな記録を2つも樹立した。現在最多の三冠保持者で“現役最強”とも呼ばれる渡辺名人に対して、シリーズ2連勝で迎えていた本局。矢倉の出だしから序盤から激しい内容になったが、中盤からは両者ともに1時間を超える長考合戦に。ミスの許されない緊迫した状況で、形勢互角の状況が長く続いた。終盤に入り先に持ち時間を使い果たすと、一時はリードを奪われたかに見えたが、両者1分将棋に入った最終盤で持ち直し大熱戦に。限られた時間の中で正着を繰り返し、ついに渡辺名人を振り切った。

対局後、藤井棋聖はシリーズについて「自分としては防衛戦ということは意識せずに、前期と同じようにぶつかっていくことができたのかなと思います。どの将棋も少し苦しい場面もあったと思うので、そのあたりは課題だったのかなと思います」と振り返った。また最年少でのタイトル防衛には「自分としては防衛戦というのは意識していなかったのですが、防衛して一人前という言葉が将棋界にあるので、よかったです」とコメント。まだ史上初の10代九段には「段位は本当に全く意識はしていなかったですが、九段というのは最高位なので光栄なことかと思います」と語った。

奪取、防衛とタイトルに関する最年少記録を作った藤井棋聖だが、史上初の「10代九段」もまた偉大な記録だ。九段昇段の昇段規定は「竜王位2期獲得」「名人位1期獲得」「タイトル3期獲得」「八段昇段後公式戦250勝」の4つあるが、藤井棋聖はタイトル3期でクリア。九段は最高段位で、これからタイトルをいくつ取っても段位としては変わらない。2016年10月に最年少でプロ入りを果たして以来、わずか5年足らずで九段に。今後、タイトルを保持している限り「九段」を名乗ることはないが、それは藤井棋聖が活躍を続けている証しとなる。

今後の将棋界を占う意味でも、大きなインパクトを与えるストレート防衛だ。現在、タイトルホルダーは渡辺名人、豊島将之竜王(叡王、31)、藤井棋聖(王位)、永瀬拓矢王座(28)の4人だが、藤井棋聖は渡辺名人に通算8勝1敗と大きく勝ち越し、今回も3連勝で防衛。改めて最上位クラスであることを示した。1勝7敗と負け越している豊島竜王とは王位戦で防衛戦を戦い、さらに叡王戦では挑戦者として戦うことがきまっている。ここを切り抜ければ藤井棋聖の存在感はさらに大きくなり、勢力図にも変化が起きる。

今後もタイトル戦だけでなく、竜王戦の決勝トーナメントでもタイトル挑戦に近づく大きな対局が控えている。順位戦B級1組では、最難関の最年少記録と言われる最年少名人(21歳2カ月)の更新に向けて、1期抜けを目指す戦いも続く。初防衛に九段昇段を果たしてもホッとする暇もない藤井棋聖だが、その成長速度をもってすればさらなる活躍の道が開かれる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2021.07.03 19:35

渡辺明名人、タイトル戦出場39回目で初のストレート負け 藤井聡太棋聖に3連敗/棋聖戦五番勝負

将棋のヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局が7月3日に行われ、挑戦者の渡辺明名人(棋王、王将、37)が藤井聡太棋聖(王位、18)に敗れ、タイトル奪取はならなかった。同シリーズを含めて、タイトル戦には39回の出場を誇るが、一度も勝てずにストレートで負けたのは今回が初。現在最多の三冠保持者ながら、対藤井戦では1勝8敗と大きく差を広げられた。

昨期、この五番勝負で1勝3敗と敗れ失冠、今期がリターンマッチだった渡辺名人だったが、結果はまさかの3連敗となった。開幕前には「将棋ファンの期待に応えるような将棋を指さないといけない」と意気込みを語っていたが、第1局は中盤からリードを奪われいいところなく敗戦。第2局は終盤まで有利に進めていたかと見られたが、最終盤に逆転を許す悔しい敗戦。気持ちを切り替えて臨んだ第3局は、矢倉の出だしからじっくりとした中盤を経由。一時は優勢になったと見られたが、最終盤では両者持ち時間を使い果たしての1分将棋の最中、わずかなところで形勢を損ねると、再逆転はならず投了した。

対局後、渡辺名人は「いろいろありましたが、終盤はわからなかったですね。具体的に手がなかったんで、そのあたりがどうだったか。誘われて飛車を切った感じになってしまいました」と語ると、初のストレート負けには「別にスコアはどれも一緒だと思います。別にフルセットだろうか、どうだろうが」と淡々としていた。

三冠を保持し、序列1位に君臨する渡辺名人だが、最年少記録を次々と生み出す天才棋士に対して、危機感も強い。自身も中学生で棋士となり、長く活躍してきたが最近では37歳という年齢について触れることも多く、これまで以上に第一線で活躍することの厳しさを感じている。20歳近く下の藤井棋聖に喫した3連敗は、歴代4位のタイトル29期を誇る名棋士にも、強く突き刺さるものがありそうだ。両者が次回対戦する際、渡辺名人がどこまで反撃に出るかで、今後の将棋界の行く先も見えてくる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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情報源:渡辺明名人、タイトル戦出場39回目で初のストレート負け 藤井聡太棋聖に3連敗/棋聖戦五番勝負 【ABEMA TIMES】


終局直後

【藤井棋聖の談話】
――本局を振り返って
藤井「序盤、△7二飛(22手目)と寄る形をやってみようと思っていました。そのあと△7六歩(36手目)に強く▲6六銀と上がられて、どう指すか難しい展開になったのかなと思いました。▲2二歩成(49手目)~▲5五歩という組み合わせが見えていなくて、その辺りから形勢が悪くなってしまったのかなと思って指していました」

――勝ちを意識したのは
藤井「ずっと苦しいかなと思っていたんですけど、△7一飛(96手目)と引いて、うまい詰めろがかからなければと思っていました」

――本シリーズの感想について
藤井「防衛戦ということは意識せず、前期と同じように指すことができたかなと思います」

――これで最年少記録を2つ更新しましたが、最年少で防衛ということについては、いかがでしょうか
藤井「タイトルを防衛して一人前という言葉が将棋界にあるので、防衛できてよかったと思います」

――最年少で九段昇段という記録も更新されました
藤井「段位はまったく意識していなかったですが、九段というのは最高位なので、光栄なことだと思います」

【渡辺名人の談話】
――本局を振り返って
渡辺「いろいろあったんですけど、終盤は分からなかったですね」

――終盤で形勢がよくなったところがあったように見えました
渡辺「そういう場面もあったかとは思いますが、具体的な手が難しかったです。誘われて(69手目▲2二飛成と)飛車を切った感じになっちゃったかなと」

――タイトル戦で初めてのストレート負けという結果になりました。2連敗されたときに意識していましたか
渡辺「それは別に……。負け方はスコアがどうでも一緒かなと。フルセットだろうが、どう負けようが、あまり意味はないと思うので」

情報源:ヒューリック杯 棋聖戦中継 plus: 終局直後


藤井聡太棋聖に渡辺明名人が挑戦する、第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局が、7月3日(土)に静岡県沼津市「沼津御用邸東附属邸第1学問所」にて行われ、藤井棋聖が100手で渡辺名人に勝ち、3連勝にて棋聖防衛を決めました。

また、藤井棋聖はタイトル獲得3期により九段昇段となりました。
藤井棋聖の18歳11か月での九段昇段は、渡辺名人が保持していた21歳7か月を抜いて史上最年少九段となります。

情報源:藤井聡太棋聖VS渡辺明名人 第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第3局 藤井聡太棋聖が防衛|将棋ニュース|日本将棋連盟


五番勝負の結果


投了までの10分

終局直後のインタビュー&感想戦

初手からの解説

記者会見






渡辺明名人-△藤井聡太棋聖(棋譜中継

96手 「△7一飛」

100手 3六桂打まで、△藤井聡棋聖 の勝ち


 


 

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