開幕局から179手の大激闘!斎藤慎太郎八段、初の名人戦で渡辺明名人に逆転勝利

開幕局から179手の大激闘!斎藤慎太郎八段、初の名人戦で渡辺明名人に逆転勝利 【ABEMA TIMES】

179手 2二歩成まで、▲斎藤慎八段 の勝ち


2021.04.08 12:44

将棋の名人戦七番勝負第1局が4月7、8日に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」で行われ、挑戦者の斎藤慎太郎八段(27)が渡辺明名人(棋王、王将、36)に179手で勝利した。斎藤八段は、名人戦初登場で開幕局から初勝利。敗色濃厚の局面から、驚異的な粘りで大きな白星発進となった。

相矢倉の出だしから、相手の出方を見合う展開で1日目が終了。千日手も考えられる中、2日目に入っても拮抗した局面のまま、進行していった。渡辺名人の穴熊が堅く、徐々にペースを握られた斎藤八段は、終盤でも敗勢というところまで追い詰められたが、諦めずに粘りの手を繰り返すと、最終盤で逆転の活路を見出すことに。両者9時間の持ち時間を使い切り、1分将棋に入った後でも、再逆転は許さない集中力を維持し、“現役最強”と言われる渡辺名人に先勝した。

対局後、斎藤八段は1日目について「結構持ち時間も使ってしまっていたので(千日手は)なんとか打開しようと、2日目に入る時は思っていました」と振り返ると、「ちょっと序盤が打開しきれなかった将棋になってしまったので、課題が多かったと思っています。(終盤は)粘れたのかなというか…少し嫌味を残しつつ指せました」と語った。また、初の持ち時間9時間・2日制については「持ち時間が長いようで指しているとあっという間のような気もしていました。(2局目に向けて)本局は序盤の失敗を感じましたので、次の対局では序盤の作戦を練り直さないといけないなと思っています」と、勝利に浮かれる様子は見せなかった。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:開幕局から179手の大激闘!斎藤慎太郎八段、初の名人戦で渡辺明名人に逆転勝利(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:開幕局から179手の大激闘!斎藤慎太郎八段、初の名人戦で渡辺明名人に逆転勝利 【ABEMA TIMES】


2021/4/8 22:15(最終更新 4/8 23:40)

7日から東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われた第79期名人戦七番勝負第1局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、藤田観光協力)は8日午後10時1分、挑戦者の斎藤慎太郎八段(27)が渡辺明名人(36)に179手で勝ち、名人戦初挑戦で幸先の良いスタートを切った。残り時間は斎藤1分、渡辺1分。第2局は27、28日、福岡県飯塚市の麻生大浦荘で行われる。

互いに得意とする矢倉戦はじっくりと展開した。斎藤が土居矢倉、渡辺が銀矢倉に組んで持久戦となり、互いに仕掛けず1日目は手詰まり状態のうちに終わった。渡辺の封じ手5二金(60手目)を挟んでもこの状態が続き、渡辺は穴熊に玉を囲ってさらに自陣を固めた。斎藤は戦機と見たか4五歩(67手目)と仕掛けて、やっと局面が動いた。

渡辺は4六歩(76手目)から反撃開始。と金を作って相手陣の動きを制し、さらに8六同角(92手目)と決断よく角を切って寄せに出た。だが、斎藤も6九角(95手目)と自陣角を放って辛抱強く受け、土俵を割らない。タイトル戦初顔合わせの2人が第1局から持ち味を出した。

長手数に及んだ終盤戦。渡辺が優勢のうちに指し進めたが、斎藤の辛抱強い指し回しに渡辺が攻めあぐね、最終盤でついに斎藤が逆転。両者1分将棋となる激戦を斎藤が制した。

解説の高見泰地七段は「穴熊に囲って斎藤八段の攻めをかわし、8六歩(90手目)から一気にアクセルを踏んだ渡辺名人の選択は見事でした。斎藤八段は、先手番で千日手指し直しにするのは自分に負けた感じがするので、思い切って打開しようとしたのでしょうが、最後の最後にその気持ちが生きた気がします。渡辺名人も調子は悪くなさそう。第2局以降も楽しみです」と語った。【山村英樹、武内亮】

2日制は長いようであっという間

斎藤八段の話 終盤は嫌みを残しながら粘ることができた。2三歩(163手目)できわどくなったと思い、6五同歩と取って勝てたと感じた。2日制は初めてだったが、長いようであっという間の気もした。

終盤の方針決まらず残念

渡辺名人の話 終盤はいろいろ迷っているうちにはっきりした手順が見つからず、少しずつ損をした気がする。6八香(148手目)では6四香だったか。終盤の方針が定まらなかったのは残念だ。

情報源:名人戦第1局 斎藤八段が勝利 初挑戦で渡辺名人破る(毎日新聞) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:名人戦第1局 斎藤八段が勝利 初挑戦で渡辺名人破る | 毎日新聞


22:05
終局後インタビュー

斎藤慎太郎八段

――矢倉はある程度思い描いた展開だったのか

仕掛けに苦労したので、あまりうまくいかなかったかなと。

――封じ手のあたりは、控室では千日手の可能性も検討されていた

結構持ち時間を使ってしまっていたので、何とか打開策を、と2日目に入るときは思っていました。

――(67手目)▲4五歩から仕掛けた。

▲4五歩のあと(75手目)▲36歩と合わせられるかがはっきりわからなくて、恐らくちょっと(攻めが)細い展開ではと思っていた。

――名人の攻め

ちょっと(自分が)足りないというか、(相手の)穴熊(の守り)が残っているので。(85手目▲2四歩~87手目▲2五歩)継ぎ歩で迫ったが、(92手目△8六角で)切られて、どちらにしても駒を渡せないので、僕がちょっと悪いのかなと。

――今日の夕方あたりではちょっと悪いと?

そうですね。

――その後、辛抱しながら穴熊を攻める難しい展開だった。

(163手目)▲2三歩と垂らして、ちょっときわどくなってきたのかなと。

――勝ったと思ったのはどのあたりか

最後(173手目)▲6五同歩と取って、相手玉が詰めろになったあたり。

――一局を振り返って

ちょっと序盤が打開しきれなかった将棋になってしまって、課題が多かったなと思います。

――終盤は結果的には良かった?

粘れたのかなという気は(します)。持ち時間を少し残しつつ指せたかなと。

――初の9時間2日制を戦ってみて

長いようで、指してみたらあっという間だった。

――第2局以降に向けて

本譜は序盤が失敗に感じたので、次の対局では序盤を練り直さないといけないなと思う。

第1局を制した斎藤慎太郎八段=2021年4月8日午後10時2分、東京都文京区のホテル椿山荘東京、迫和義撮影
第1局を制した斎藤慎太郎八段=2021年4月8日午後10時2分、東京都文京区のホテル椿山荘東京、迫和義撮影
渡辺明名人

――序盤の展開は

まあ後手番で千日手(気味)に。何とか(相手に)打開してもらって頑張ればという感じ。

――千日手になる可能性は思っていたか

一歩持たれているので、打開されるかなと思っていた。それで反撃して、っていう感じの組み立てですかね。

――名人の厳しい反撃だったと思うが。(76手目)△4六歩から(90手目)△8六歩のあたりは

そうですね。ただ(95手目)▲6九角と打たれてそこで長考になって、あまり思ったよりいい攻めがないかなと。

――本譜の攻めはこれが最善だったか

ちょっと迷ったんですけどわからなかったので、一番無難そうな手で行ったんですけど、ちょっとわからなかったですね

――(100手目)△5七桂にかえて△7五歩の攻めは

△7五歩は(▲8七歩で)銀取って、△同歩成で、▲4七角で? いやーそれはちょっと、それは何も(相手の駒を)取れないような、全部逃げられてるような感じがした。

――その後の展開はどうですか

あーそうですねえ、なんかちょっとずつ損してたと思うんですけど。

――成香(と馬)の両取り(157手目▲2九飛)のときは。

その前にはっきりした勝ちはあったと思うんですけど。(148手目)△6八香と打っていったのがよくなかった。△6四香と打って、駒を使わせて、まあそれも簡単じゃないか。(136手目)△5九龍っていう思想がおかしいのかもしれないですね。△5九角成などで寄せに行かなきゃいけなかった。

――今局は反省が多かったか

終盤の方針が定まらなかったのは、ちょっと残念なところですね。

――第2局以降にむけては。

ちょっと間が開くので、気を取り直して次に臨めればと思います。

敗れた渡辺明名人=2021年4月8日午後10時7分、東京都文京区のホテル椿山荘東京、迫和義撮影
敗れた渡辺明名人=2021年4月8日午後10時7分、東京都文京区のホテル椿山荘東京、迫和義撮影

情報源:【詳報】最終盤で逆転、挑戦者の粘り実る 勝負の怖さ:朝日新聞デジタル


渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が挑戦する第79期名人戦七番勝負第1局が、4月7・8日(水・木)に東京都文京区「ホテル椿山荘東京」にて行われ、斎藤八段が179手で渡辺名人に勝ち、初戦を制しました。

第2局は、4月27・28日(火・水)に福岡県飯塚市「麻生大浦荘」にて行われます。

情報源:渡辺明名人VS斎藤慎太郎八段 第79期名人戦七番勝負第1局 斎藤慎太郎八段の勝利|将棋ニュース|日本将棋連盟



投了までの10分

初手からの解説


香川愛夫チャンネル

朝日新聞(解説:飯塚浩紀七段)






斎藤慎太郎八段 vs △渡辺明名人

158手 △2六歩打(92%→41%)

179手 2二歩成まで、▲斎藤慎八段 の勝ち


 


  

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あとは仕留めるだけって状況だったはずなのに・・・
この逆転負けはきついなぁ。


  

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