佐藤天彦九段が片上大輔七段に勝利｜第62期王位戦挑戦者決定リーグ＜紅組＞

84手 5四角打まで、△佐藤天九段の勝ち

紅組

王位リーグ開幕戦は佐藤天彦九段の勝利！

最後詰みがあるとは。びっくりしました。

— 将棋情報局編集部 (@mynavi_shogi) February 8, 2021

今期から名称を刷新した将棋の「お～いお茶杯第６２期王位戦」は、藤井聡太王位への挑戦者を決める紅白リーグが本日開幕しました。開幕カードは紅組の佐藤天彦九段－片上大輔七段戦。得意の三間飛車に構え、後手陣の薄い玉形をとがめた片上七段がやや優勢かと思われた終盤、事件が待っていました。 pic.twitter.com/3bey8Q51EK

— 東京新聞文化芸能部文化班 (@tokyobunkabu) February 8, 2021

幸先の良い１勝を挙げた佐藤天彦九段は「この形になったら詰みそうと思って進めていた。今後も厳しい戦いが待っているので、１局１局精いっぱい指したい」と気を引き締めていました。片上七段は「勝ちだと思ったが…詰みが見えなかった。引き続きリーグを盛り上げられるよう頑張りたい」と語りました。

— 東京新聞文化芸能部文化班 (@tokyobunkabu) February 8, 2021

ぴえんこえてぱおん

— Daisuke Katagami (@shogidaichan) February 8, 2021

最終盤は負け筋でしたが、最後は先手の寄せに対して切り返しがありました。８３手目は▲２８金打で一見詰みがなさそうですが△４５角が妙手でどう応じても詰み。この手を発見できたのが大きかったです。本譜も最終手△５４角がぴったり。実戦詰将棋といった趣の詰み手順となりました。また頑張ります。

— 佐藤　天彦 (@AMAHIKOSATOh) February 8, 2021