豊島将之竜王、52手の短手数で先勝 羽生善治九段はタイトル100期に苦難のスタート/将棋・竜王戦七番勝負

豊島将之竜王、52手の短手数で先勝 羽生善治九段はタイトル100期に苦難のスタート/将棋・竜王戦七番勝負 【ABEMA TIMES】

52手 5七香打まで、△豊島竜王 の勝ち


2020.10.10 16:27

将棋の竜王戦七番勝負第1局が10月9、10日に東京都渋谷区の「セルリアンタワー能楽堂」で行われ、豊島将之竜王(叡王、30)が羽生善治九段(50)に52手で勝利、初防衛を目指すシリーズで好スタートを切った。タイトル通算100期の大記録がかかる羽生九段は、50代での初タイトル戦は黒星からの出だしとなった。

過去の対戦成績では豊島竜王の16勝、羽生九段の17勝とほぼ互角だったが、本局では先手番の羽生九段が矢倉を目指したところ、豊島竜王は急戦を選択。両者陣形を整える間もなく、一気に戦いが始まった。1日目はわずか26手目で終了するなど短手数だったが、局面としては序盤どころか中盤半ばという緊迫したところまで進んだ。

明けて2日目も午前中から激しい攻防に。手数こそ少ないものの、一手一手が勝敗に直結するものが選ばれ続けると、少しずつ豊島竜王がリード。なんとか挽回を目指す羽生九段に対して、さらに差を広げて勝ち切った。

終局後、豊島竜王は「激しい戦いで難しい将棋だったと思います。」と語ると、短手数については「20手ぐらいで終盤になったので、いろいろ考えないといけない将棋だったと思います」と振り返った。

第2局は22、23日、愛知県名古屋市の「亀岳林 万松寺」で行われる。先手は豊島竜王。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2020/10/10 18:40

第33期竜王戦七番勝負第1局で羽生善治九段に勝利した豊島将之竜王(10日午後4時12分、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で)=竹田津敦史撮影
第33期竜王戦七番勝負第1局で羽生善治九段に勝利した豊島将之竜王(10日午後4時12分、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で)=竹田津敦史撮影

将棋界の最高棋戦で、豊島将之竜王(30)に羽生善治九段(50)が挑戦する第33期竜王戦七番勝負第1局(読売新聞社主催、特別協賛・野村ホールディングス)は9日から東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われ、10日午後4時12分、豊島竜王が52手で勝った。竜王戦七番勝負としては最短手数となった。豊島竜王は「20手ぐらいで終盤に入った。(手数の割には)色々考えないといけない将棋でした」と話した。

情報源:竜王戦第1局、豊島竜王が先勝…史上最短手数52手で(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュースコメント

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2020年10月10日16時43分

初防衛に向けて好スタートを切った豊島将之竜王(日本将棋連盟提供)
初防衛に向けて好スタートを切った豊島将之竜王(日本将棋連盟提供)

豊島将之竜王(叡王=30)が初防衛に向けて好スタートを切った。将棋の第33期竜王戦7番勝負第1局が10日、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で行われた。

9日からの2日制で始まった対局は、振り駒で後手となった豊島が初日から駒がぶつかる激戦の末、52手という竜王戦史上最短手数で快勝。タイトル獲得通算100期を目指す挑戦者の羽生善治九段(50)を相手に、「読みの深さ」「構想力」が求められる局面を制した。

豊島は盤を見つめながら、「激しい戦いになって難しい将棋だった」と振り返った。初日の封じ手あたりでも自信がなかった。この日の昼食休憩あたりで調子がいいような気はしていた。結果的には21年前の第12期竜王戦(鈴木大介六段対藤井猛竜王)第1局の66手を上回る短手数。「20手くらいで終盤になっており、結構考えなければいけなかった。次からは先手後手が決まってくるので、しっかり準備して臨みたい」と、気を引き締めた。

一方、敗れた羽生は「駒がぶつかり合った後にいくつか分岐があったと思うが、そのあたりの選択に問題があった」と反省する。短手数については、「最初から決戦だったので、そういう決着の仕方もあるかなと思います。また気持ちを新たに次から頑張っていきたい」と話した。

第2局は10月22、23日、名古屋市「亀岳林 万松寺」で開催される。【赤塚辰浩】

情報源:豊島竜王が初防衛へ 史上最短52手で羽生九段下す(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:豊島竜王が初防衛へ 史上最短52手で羽生九段下す – 社会 : 日刊スポーツ


2020年10月10日19時50分

初防衛に向けて好スタートを切った豊島将之竜王(日本将棋連盟提供)
初防衛に向けて好スタートを切った豊島将之竜王(日本将棋連盟提供)

豊島将之竜王(叡王=30)が竜王戦史上最短手数で勝ち、初防衛に向けて好スタートを切った。東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」で、9日からの2日制で行われた将棋の第33期竜王戦7番勝負第1局は10日午後4時12分、わずか52手で挑戦者の羽生善治九段(50)を下した。

これまでの最短は、21年前の第12期竜王戦(鈴木大介六段対藤井猛竜王=当時)第1局で藤井猛が勝った66手。タイトル戦では26年前の第63期棋聖戦(谷川浩司王将対羽生棋聖=当時)第4局で、谷川が49手で勝ったという最短記録がある。

初日から激しく駒がぶつかる展開から豊島が抜け出した。「20手くらいで終盤になる難しい将棋だった」と振り返る。先手羽生の矢倉模様に対し、序盤後手7三桂→後手6五桂と、右桂を繰り出す速攻で主導権を握る。封じ手直後には後手4五桂と、左桂も跳ねる。「読みの深さ」「構想力」が必要となるグッと凝縮された対局で、押し切った。

「豊島さんが一貫した研究手順で快勝した。羽生さんは封じ手の局面で先手2七同飛と歩を取るのではなく、先手3三角成と桂を取った方が良かった」。加藤一二三・九段(80)は解説した。

タイトル獲得通算100期を目指す羽生は、加藤九段が指摘した局面でどちらを指すか迷ったという。「いくつかの分岐での選択に問題があった。本譜の順はさえなかった」と反省する。最短手数敗戦には「最初から決戦模様で、こんな決着もあるかな」と分析した。

豊島は今年、名人こそ失ったが、叡王を奪取。先週5日の王将戦挑戦者決定リーグでも藤井聡太2冠(18)に逆転勝ちと、上り調子だ。このまま連勝するか? 50歳の挑戦者羽生が巻き返すか? 第2局は10月22、23日、名古屋市で開催される。【赤塚辰浩】

情報源:豊島2冠が竜王戦最短52手で好発進「20手で終盤」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:豊島2冠が竜王戦最短52手で好発進「20手で終盤」 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年10月10日 20時04分

豊島将之竜王に敗れ、感想戦で対局を振り返る羽生善治九段=2020年10月10日午後、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂、代表撮影
豊島将之竜王に敗れ、感想戦で対局を振り返る羽生善治九段=2020年10月10日午後、東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂、代表撮影

将棋の第33期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)の第1局は9、10日、東京都渋谷区で行われ、豊島(とよしま)将之竜王(30)=叡王(えいおう)と合わせ二冠=が挑戦者の羽生善治九段(50)に52手で勝ち、初防衛に向け好スタートを切った。タイトル通算100期獲得がかかる羽生九段は黒星発進となった。

9日に始まった対局は序盤でいきなり戦いが始まり終盤戦に突入。2日目に入って豊島竜王が一気に突き放した。第2局は22、23日に名古屋市で行われる。

羽生九段は2017年末に99期目のタイトルを獲得し、歴代最多記録を更新。大台の100期まで「あと1期」をかけて、18年に名人戦、棋聖戦、竜王戦とタイトル戦に3回臨んだが、いずれも敗れた。今回は約2年ぶりのタイトル戦となる。一方の豊島竜王はこれまでタイトルを通算5期獲得しながら防衛したことがなく、自身初の防衛がかかっている。

2人は過去3回、タイトル戦で戦い、羽生九段が2回、豊島竜王が1回勝っている。いずれも1日制で、今回は初の2日制だ。(村上耕司)

情報源:豊島将之竜王、羽生善治九段に先勝 将棋・竜王戦第1局(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:豊島将之竜王、羽生善治九段に先勝 将棋・竜王戦第1局:朝日新聞デジタル


2020年10月10日 17時29分(最終更新 10月10日 17時29分)

東京都渋谷区のセルリアンタワー能楽堂で行われた将棋の第33期竜王戦七番勝負(読売新聞社主催)第1局は2日目の10日、豊島将之竜王(30)が挑戦者の羽生善治九段(50)に52手で勝ち、初防衛に向け先勝した。3期ぶり通算8期目の竜王獲得とタイトル獲得通算100期がかかる羽生は黒星スタートになった。

矢倉戦を志向した羽生に対して後手番の豊島が開始早々急戦を挑み、「20手目くらいから終盤戦の将棋」(豊島)になった。2日目になっても豊島の猛攻が続いて羽生玉を寄せ切り、短手数の終局になった。

豊島は「手数は短かったが、いろいろ考えないといけない将棋だった。第2局以降は先後が決まっているので、しっかり準備して頑張りたい」。羽生は「いくつかの分岐点で選択に問題があったか。心を新たにして次からは頑張っていきたい」と、それぞれ語った。

第2局は22、23日、名古屋市中区の亀岳林万松寺で行われる。【山村英樹】

情報源:豊島竜王が羽生九段に勝利 急戦しかけ、52手で 竜王戦七番勝負第1局 – 毎日新聞


豊島将之竜王に羽生善治九段が挑戦する第33期竜王戦七番勝負第1局は、16時12分に52手で豊島竜王の勝ちとなりました。消費時間は▲羽生6時間42分、△豊島7時間4分。
第2局は10月22・23日に名古屋市「亀岳林 万松寺」で指されます。
52手は竜王戦七番勝負での最短手数での終局となります(これまでの最短手数局は、第12期の第1局▲鈴木大介六段-△藤井猛竜王戦)。

情報源:竜王戦中継plus : 豊島竜王先勝


(終局直後)
(終局直後)
(快勝した豊島竜王)
(快勝した豊島竜王)
(敗れた羽生九段)
(敗れた羽生九段)

【豊島竜王のインタビュー】

――本局の感想をお願いします。

「激しい戦いになって、難しい将棋だったと思う」

――矢倉戦で△7四歩から△7三桂を急ぐのは事前の構想と思いますが、矢倉になると考えていたのでしょうか。

「矢倉になったらこのように指すつもりでした」

――△2七歩のあたりはどのような感触でしたか。

「このあと先手の指し方がいろいろあってよくわかっていなかった。あとで叩くと横に逃げられる展開が気になったので叩くところと思いました。そのあとのところは難しいと思いました」

――形勢に自信をもったのは?

「昼食休憩のあたりは手の調子はいいと思ったのですが、具体的にどう指すのかは難しいのでよくわからないまま指していました」

――いままでの竜王戦七番勝負の最短手数の記録は66手でした。大幅更新になるのですが、それについてはいかがでしたか。

「20手くらいで終盤になっているので、短手数でしたが、難しい将棋というかいろいろと考えないといけない将棋だと思いました」

――次局への抱負をお願いします

「第2局から先後が決まるので、しっかり準備して臨みたいです」

【羽生九段のインタビュー】

――本局の感想をお願いします。

「駒がぶつかったあとにいくつかの分岐があったと思う。そのあたりの選択に問題があったかもしれません。調べてみないとわかりませんが、本譜の順はさえなかったと思います」

――封じ手の周辺はいかがですか。

「封じ手は歩を取るか、桂を取るか悩んだのですが、わかりませんでした。かなり悩みました。2日目に入って▲6三歩△5二金右のあと思わしい手がなくて、少し悪いのかもしれません」

――50手台での終局でした。

「最初からかなりの決戦になったので、そういう決着もあると思いました」

――次局以降の抱負をお願いします。

「また、気持ちを新たに頑張りたいと思います」

情報源:竜王戦中継plus : 終局直後


豊島将之竜王に羽生善治九段が挑戦する第33期竜王戦七番勝負第1局が、10月9・10日(金・土)に、東京都渋谷区「セルリアンタワー能楽堂」にて行われ、豊島竜王が52手で羽生九段に勝ち、開幕局を制しました。

第2局は、10月22、23日(木・金)に愛知県名古屋市「亀岳林 万松寺」で行われます。

情報源:豊島将之竜王 VS羽生善治九段 第33期竜王戦七番勝負第1局|将棋ニュース|日本将棋連盟


七番勝負の日程





https://twitter.com/toshikazu_shogi/status/1314827122561544193


羽生善治九段 vs △豊島将之竜王(棋譜中継棋譜DB

52手 5七香打まで

△豊島竜王 の勝ち



  



終局時刻も早かったが、手数が短かったな。
第31期の時も、羽生さんが2日目の昼食前に投了する対局があったけど、あの時は81手だったか。