永瀬拓矢王座、初出場で決勝進出!斎藤慎太郎八段と同世代対決制す/将棋・JT杯

永瀬拓矢王座、初出場で決勝進出!斎藤慎太郎八段と同世代対決制す/将棋・JT杯 【ABEMA TIMES】

第41回将棋日本シリーズ JTプロ公式戦準決勝第1局 永瀬拓矢王座 vs 斎藤慎太郎八段
永瀬王座の振り歩先、歩が4枚で永瀬王座の先手
初手は、▲永瀬王座 2六歩、△斎藤慎八段 8四歩



2020.10.04 16:44

将棋の早指し棋戦・将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝第1局が10月4日に行われ、永瀬拓矢王座(28)が斎藤慎太郎八段(27)に117手で勝利した。永瀬王座は、初出場で決勝進出。2連覇中の渡辺明JT杯覇者(名人、棋王、王将、36)と豊島将之竜王(叡王、30)を待ち構えることになった。

角換わりで始まった一局は、永瀬王座が序盤、中盤とうまく指し回し、少しずつリードを獲得。両者持ち時間がなくなり30秒将棋になったところでは、一瞬挽回されたかに見えた局面もあったが、その後は安定感抜群の内容で終盤力のある斎藤八段に逆転を許さず、勝ち切った。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2020年10月4日 18:20

将棋日本シリーズJTプロ公式戦準決勝第1局で勝利し笑顔を見せる永瀬拓矢王座
将棋日本シリーズJTプロ公式戦準決勝第1局で勝利し笑顔を見せる永瀬拓矢王座

将棋日本シリーズ「JTプロ公式戦」の準決勝第1局が4日、東京都渋谷区のシャトーアメーバで指され、永瀬拓矢王座(28)が117手で斎藤慎太郎八段(27)を破り、決勝に進出した。

初出場の永瀬が決勝の大舞台に駒を進めた。「早指し棋戦の勝率が低いので望外な結果です」と驚いた表情を見せた。準決勝では奨励会同期で、同年代の斎藤と約1年ぶりの対局。「同世代の中でも手の内が分かっている間柄。(過去の対戦で)敗れた対局では終始主導権を握られてしまっていたので、今日は握ろうとしたが上手く主導権を握られてしまった。苦戦を強いられてしまったかなと思う」と振り返った。斎藤は「(40手目)△1六歩など、甘い手を何手か指してしまった」と序盤のミスを悔やんでいたが、永瀬が勝ちを意識したのは「(117手目)▲8四香」。最後までギリギリの攻防が繰り広げられた。

永瀬は、きょう4日から8日間の間に、自身が保持する「王座」のタイトル防衛戦を含む4局とハードスケジュールが待ち構える。強者の宿命とは言え、6月に組まれた同様の過密日程では「体力が尽きた」と漏らした一幕も。そこで今回は、研究仲間でもある藤井聡太2冠(18)から受けた「ちゃんと寝る」というアドバイスを生かすという。「(対局の前後は)どうしても眠れなかったりするのですが、藤井二冠が『ちゃんと寝る』とおっしゃっていたことに感銘を受けました。5~7時間は寝るように努めます」と“秘策”を明かした。

次戦11月22日の決勝では、JT杯覇者・渡辺明王将(36=名人、棋王との3冠)―豊島将之二冠(30=竜王、叡王)の準決勝勝者と戦う。初優勝が掛かるが、「お2人どちらが来られても最強だと思うけど、どちらも指したい相手なので楽しみ」と笑顔がこぼれる。「スピーディーな棋戦なので、細かいミスで差を付けられてしいまうと思う。しっかり準備しないと内容が拮抗できなくなってしまうので、精一杯準備をして良い将棋を指したい」と意欲を語った。

情報源:永瀬王座、日本シリーズJT杯決勝進出! 過密日程対策は藤井2冠からの“睡眠のススメ”(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

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2020.10.05

A級全勝中と好調の斎藤慎太郎八段を破る

第41回将棋日本シリーズJTプロ公式戦(主催:地方新聞11社)の準決勝、▲永瀬拓矢王座-△斎藤慎太郎八段戦が10月4日に東京都「シャトーアメーバ」で行われました。結果は117手で永瀬王座の勝利。決勝進出を決めました。

同年代対決となったJT杯の準決勝。永瀬王座は久保利明九段を、斎藤八段は佐藤天彦九段、木村一基九段を破って準決勝に駒を進めてきました。永瀬王座と斎藤八段のこれまでの対戦成績は、永瀬王座の5勝2敗。タイトル戦では第67期王座戦五番勝負で対決があり、永瀬王座が3連勝で王座を奪取しています。

振り駒で先手になった永瀬王座は、角換わり早繰り銀を採用。1~2筋で激しい戦いとなり、永瀬王座は角2枚と銀を、斎藤八段は金銀を持ち駒にしました。

永瀬王座は手持ちの角を用いて攻めをつなげていきました。まず1枚目の角を打って相手に金を手放させます。次に1筋の香を捨て、その裏から2枚目の角を金取りで設置。歩の受けが利かないため、厳しい一手となりました。

角の王手を受け、6二へ逃げた斎藤玉を捕まえるべく、永瀬王座は▲7五金と上部に重しを置いて寄せ形を築いていきます。次に8二にいる飛車を狙った▲8四香が厳しい狙いの一手。これを緩和するために斎藤八段は△7一玉と引いて飛車の可動域を広げましたが、これがどうだったか。ここでは受けに回らずに攻め合いを志向すれば、まだ難しい勝負だったようです。

永瀬王座は狙い通り▲8四香と打った後、玉を一つ寄りました。これで自玉には怖いところが何一つなくなり、万全の態勢。以下は厳しく攻めを続け、斎藤玉を寄せ切りました。

今期がJT杯初参加の永瀬王座がいきなりの決勝進出を決めました。決勝戦の相手は渡辺明JT杯覇者-豊島将之竜王戦の勝者です。

2012年以来の棋戦優勝まであと1勝とした永瀬王座
2012年以来の棋戦優勝まであと1勝とした永瀬王座

情報源:JT杯初出場の永瀬拓矢王座が決勝進出! 第41期将棋日本シリーズ(マイナビニュース) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:JT杯初出場の永瀬拓矢王座が決勝進出! 第41期将棋日本シリーズ|将棋情報局


第41回将棋日本シリーズJTプロ公式戦で、永瀬拓矢王座VS斎藤慎太郎八段の対局が10月4日(日)に行われ、永瀬王座が117手で斎藤八段に勝ち、決勝進出を決めました。

永瀬王座は初の決勝進出となります。

◆第41回JT杯将棋日本シリーズ対戦表

情報源:永瀬拓矢王座VS斎藤慎太郎八段 第41回将棋日本シリーズJTプロ公式戦 永瀬拓矢王座が勝利|棋戦トピックス|日本将棋連盟


トーナメント表

スケジュール

情報源:第41回将棋日本シリーズ プロ公式戦




永瀬拓矢王座 vs △斎藤慎太郎八段(棋譜中継棋譜DB

意気込み

永瀬王座の振り歩先、歩が4枚で永瀬王座の先手

初手は、▲永瀬王座 2六歩、△斎藤慎八段 8四歩

117手 8四香打まで、▲永瀬王座 の勝ち



 



初出場で優勝成るか?