豊島将之名人が68手目を封じ手 渡辺明二冠、やや有利か 明日午前9時から再開/将棋・名人戦七番勝負

豊島将之名人が68手目を封じ手 渡辺明二冠、やや有利か 明日午前9時から再開/将棋・名人戦七番勝負 | ABEMA TIMES

豊島名人が68手目を封じ手1日目終了


2020.07.27 18:57

将棋の名人戦七番勝負第4局が7月27日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で行われ、豊島将之名人(竜王、30)が68手目を封じ、1日目を終了した。2日目は翌28日、挑戦者の渡辺明二冠(36)の手番で午前9時から再開する。

今回のシリーズはタイトル初防衛を目指す豊島名人と、名人初獲得を目指す渡辺二冠という「初」をかけた戦い。第1局は渡辺二冠が制すると、第2局・第3局は豊島名人が連勝した。注目の第4局は先手番の渡辺二冠が得意の矢倉を採用。豊島名人も応じて、相矢倉の出だしとなった。

初日の午前中から激戦模様で進んだが、中盤に入ったところで両者長考の連続。封じ手の時点では、渡辺二冠が1時間44分リードする形で封じ手を迎えた。

本局の持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺二冠。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。

【封じ手時の残り持ち時間】

豊島将之名人 4時間10分(消費4時間50分) 渡辺明二冠 5時間54分(消費3時間6分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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18:30

封じ手は豊島名人

豊島名人が68手目を考慮中、午後6時半になり、立会人の中村修九段(57)が「次の手が封じ手になります」と声をかけると、すぐに豊島名人が封じる意思表示をした。

67手目に渡辺挑戦者が豊島名人の陣地深くに▲6一角と打ち込んだ局面で、豊島名人は51分の長考で、封じ手を決めた計算になる。

封じ手を入れた封筒を手に対局室へ戻ってきた豊島名人(中央)。手前左は渡辺挑戦者=2020年7月27日午後6時36分、迫和義撮影
封じ手を入れた封筒を手に対局室へ戻ってきた豊島名人(中央)。手前左は渡辺挑戦者=2020年7月27日午後6時36分、迫和義撮影

1日目の消費時間は、先手の渡辺挑戦者が3時間6分、後手の豊島名人が4時間50分。豊島名人の方が1時間44分、多く使った計算だ。このことが勝負にどう影響するだろうか。

2日目は、28日午前9時から同所で指し継がれる。(佐藤圭司)

中村太地七段の動画解説

名人の封じ手「いくつか候補が」

繰り返し長考した豊島名人。封じ手は「いくつか候補がある」と中村太地七段は話す。

形勢は「少し先手(渡辺挑戦者)を持ってみたいが、きわどい戦いになると思います」という状態にある。豊島名人が選んだのは攻める手か受ける手か。「一つ一つの変化を深く読める展開。局面としては終盤に突入している。あすは終盤の読み合いになるのではないでしょうか」

どんな封じ手なのか、あすが楽しみという中村七段。封じ手の予想や終盤の展望について、動画で解説した。(高津祐典)

情報源:【詳報】豊島名人、大長考の倍返し また長考して封じる:朝日新聞デジタル



渡辺明二冠 vs △豊島将之名人

17時38分
67手目、▲渡辺明二冠 「▲6一角打」まで

△豊島名人 が封じに向かう

△豊島名人 が封じる


 



封じ手予想

中村修九段が☖8六歩
鈴木九段と佐々木慎七段が☖7六歩
中村太七段「あえて他の手を上げるなら☖5一金」