前日会見した木村一基王位

木村一基王位「両親の出身地で指せるのはうれしいこと」 13日から札幌市で王位戦第2局

第61期王位戦 七番勝負第2局 木村一基王位 vs 藤井聡太七段
7/13 9時から、木村一基王位の先手で対局開始


2020年7月12日 20時22分

前日会見した木村一基王位
前日会見した木村一基王位

将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太七段(17)が挑戦している第61期王位戦7番勝負第2局が13、14日に札幌市で行われる。

昨年度、46歳3か月の史上最年長で初タイトルを獲得した木村王位の初防衛戦。第1局では敗れているだけに、巻き返しのタイを目指す一局になる。検分の後に行われた前日会見での質疑応答は以下の通り。

―第2局の抱負を。

「負けてしまって先行されてしまいましたが、スコアに関わらず自分の持っているものを全部出し切れるようにしたいです」

―先手番です。

「受け身になりがちですので、積極性を出せればいいなと思います。いろいろ考えては来ましたけど…全部は言えませんので(笑)」

―今期は前期より日程がタイト。

「調整はしてきました。ちょうどいいくらいです。くたびれることもありますけど。今回は感じていません」

―9日の棋聖戦第3局は注目して見ていたのでは。

「タイトル戦を戦っている方ですので渡辺・藤井戦は注目して見てはいました。研究量がモノをいうんだなと感じました(渡辺棋聖が事前研究の深さによって藤井に完勝した)けど、悪くなってもそう簡単に勝たせない藤井さんの印象もありましたので、とても見応えのある一局でした」

―あらためて藤井七段の印象とは。

「公式戦で初めて指して、長い持ち時間で指すことも初めてでしたので、よく考える人だなあと感じました。

―北海道グルメで好きなものは

「えーと…イクラ。去年も海鮮丼をお願いして食べましたけど、おいしかったですねえ。今回も楽しみにしたいです」

―ご両親の出身地でもある。

「北海道は将棋に関心を持たれている方もたくさんおられますし、両親もずいぶんと前に住んでいた所。うれしいことですし、期待に応えられるようにしたいです」

―検分を終えて。

「広い和室の対局室をご用意いただいて、感謝しています。コロナウイルスが大変な中でご準備いただいて。棋士が出来ることは良い内容の将棋を指すことだけですので、頑張りたいです」

―最年少対最年長と注目されることについて。

「将棋の世界において年上であることでトクすることはひとつもありません。縮めようと思ってもどう考えてもムリなので、自分の力を出せるように務めるだけです」

―北海道対局は4局目になる。

「去年、豊島さんと指して良い内容だったんですけど、ミスして逆転負けしたことを特に今は覚えています」

―第1局からの切り替えは。

「切り替えるのが仕事のひとつみたいなところもありますので、マイナス(な感情)は払拭したきたつもりです。彼の良さも見えてきたので、自分の中で生かしながらやっていきたいです」

情報源:木村一基王位「両親の出身地で指せるのはうれしいこと」 13日から札幌市で王位戦第2局(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:木村一基王位「両親の出身地で指せるのはうれしいこと」 13日から札幌市で王位戦第2局 : スポーツ報知


2020年7月12日19時1分

王位戦第2局を前に会見に応じる木村王位(撮影・佐藤翔太)
王位戦第2局を前に会見に応じる木村王位(撮影・佐藤翔太)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に先勝した、第61期王位戦7番勝負第2局が13日からの2日制で、札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われる。対局前日の12日、両対局者は現地入り。会場を検分した後、それぞれ記者会見に応じた。

◇   ◇   ◇

今回先手番にある木村王位は、戦法についてけむに巻いた。「戦い方はいくつか考えてきたが、それ以上は言えませんので」。タイトル保持者として初の北海道入り。「いくらや海鮮丼を楽しみにしたい」と、勝負メシへは期待を口にした。初防衛に向け、闘志も秘める。「持っているものを出し切れるよう頑張りたい」。対局になれば、30歳の年齢差は感じさせない。

情報源:木村王位は海鮮勝負メシ期待 戦法は「言えません」(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:木村王位は海鮮勝負メシ期待 戦法は「言えません」 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年7月12日19時0分

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に先勝した、第61期王位戦7番勝負第2局が今日13日からの2日制で、札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われる。対局前日の12日、両対局者は現地入り。会場を検分した後、それぞれ記者会見に応じた。

会見場にやってきた木村王位の記者会見は以下の通り

-タイトルホルダーとしての北海道入りですが

木村 1局負けて先行されている。持っているものを出し切れるよう、頑張りたい。

-今回は先手番。戦い方は?

木村 受け身になりがちですが、積極性を出せれば。戦い方は考えてきたが、言えませんので(笑い)。

-間隔が詰まって準備、研究は?

木村 あらかじめ決まっている日程で、それなりに調整をしてきた。ちょうどいいくらいの間隔です。

-棋聖戦第3局は参考にしたか?

木村 タイトル戦ということもあり、注目していた。研究量がものすごいと感じた。とても見応えがありました。

-藤井七段と戦ってみての印象

木村 よく考える人だなぁと感じました。

-最年少、最年長がキーワードですが

木村 将棋の世界で年が上ということで得することは1つもありません。努力していくしかありません。

-北海道対局の印象は?

木村 一番覚えているのは、昨年の対局。いい内容だったのにミスして逆転負け。ハッキリ覚えています。

-今回は、しっかり切り替えて臨める

木村 棋士は、気持ちを切り替えるのが仕事の1つ。できる限り払拭(ふっしょく)してきたつもりです。【赤塚辰浩】

情報源:巻き返すか木村王位「気持ち払拭してきた」2局検分(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:巻き返すか木村王位「気持ち払拭してきた」2局検分 – 社会 : 日刊スポーツ


前日記者会見(木村王位)

検分のあと、両対局者は、木村王位、藤井七段の順に、記者会見を行いました。

(ときおり笑顔で会見を行う木村王位)

――第2局に向けての抱負をお願いします。
木村 第1局は負けてしまいましたが、スコアにかかわらず自分の力を出しきりたい。受けになりがちなので、積極性を出していきたいと思っています。いろいろ考えましたけど、全部はいえませんので(笑)。

――藤井七段の印象は。
木村 よく考える人だなあ、と感じました。

――対局場について。
木村 素晴らしい対局場を用意していただきました。棋士はいい内容の将棋を指すことしかできませんので、それで何かお返しできたらと思います。

――最年長タイトル獲得が話題になりましたが、この七番勝負にどのように臨みますか。
木村 将棋で年が上ということで得することは一つもありません(苦笑)。自分の力が出せるように努めるだけです。

情報源:王位戦中継Blog : 前日記者会見(木村王位)


木村一基王位  vs △藤井聡太七段(棋譜を見る

木村一基王位の先手


 



ほぉ・・・