当面1年間の現役続行が決まった桐山清澄九段

桐山清澄九段が995勝目をあげて現役続行決定|第33期竜王戦5組残留者決定戦

100手 6八金打まで、△桐山九段 の勝ち、5組残留、現役続行決定


2020年7月7日 17:47

当面1年間の現役続行が決まった桐山清澄九段
当面1年間の現役続行が決まった桐山清澄九段

現役最年長棋士の桐山清澄九段(72)が7日、大阪・関西将棋会館で第33期竜王戦5組残留決定戦に臨み、井手隼平四段(29)に千日手指し直しの末、100手で勝って当面1年間の現役続行が決まった。5組残留が決まった桐山は来期の34期、6組へ落ちれば引退。5組残留以上なら35期も指せるが、35期で4組へ昇級できなければ引退となる。

桐山は棋聖3期、棋王1期の元タイトルホルダー。豊島将之名人・竜王(30)の師匠としても知られ、通算勝利を995勝とし大台の1000勝まであと5とした。ただ昨年度、C級2組順位戦では3つ目の降級点がつき、フリークラス転落が決定。そのフリークラスも原則60歳定年のため、竜王戦限定での現役続行となる。

対局後、桐山は「公式戦をこの後も指せる。うれしく思います」と喜びを語り、きょうで最後との覚悟は?との質問に「十分」と応じて笑いを誘った。通算1000勝へ向けては「負けると終わりなので、可能性が続いたことはうれしく思います。ぜひ達成したい」と意欲を見せた。

普段の勉強は豊島が出場する名人戦7番勝負や叡王戦7番勝負、藤井聡太七段(17)が出場する棋聖戦5番勝負や王位戦7番勝負といったタイトル戦の観戦、また将棋ソフトの導入も始めたという。

藤井の将棋について「私が四段になった当時とは将棋が変わってしまった。正直着いていけません」と苦笑いするが、将来訪れるかも知れない最年少と最年長対決へ向け「出来るなら楽しみ。若い頃と違って1勝の重みを感じるようになった。体力を落とさないよう、体操とかもやってます」と若々しく語った。

情報源:現役最年長・桐山九段、当面1年間の現役続行決定 崖っぷちの一戦で勝利(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:現役最年長・桐山九段、当面1年間の現役続行決定 崖っぷちの一戦で勝利― スポニチ Sponichi Annex 芸能


2020年7月7日 18時43分

現役続行を決めた桐山清澄九段
現役続行を決めた桐山清澄九段

将棋の現役最年長棋士・桐山清澄九段(72)が7日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第33期竜王戦5組残留決定戦で井出隼平四段(29)に千日手指し直しの末、100手で勝利した。桐山九段は敗れれば引退となる一局だったが、竜王戦のみの現役続行を決めた。

1966年に四段デビューした桐山九段は、1981年に全盛期を迎えていた中原誠名人(当時)に挑戦。1勝4敗で敗退したが、その後、棋聖を3連覇するなどタイトル獲得4期(棋聖3、棋王1)、タイトル戦登場は10回の大ベテラン。A級通算14期、第1期竜王戦では1組優勝を果たした実績を持つ。

今年1月に年齢制限(65歳以上)を超えて順位戦C級2組から陥落したため、引退が確定。しかし、本局で竜王戦の5組残留を決めたため、規定により同棋戦のみ来期も参加できる。事実上、現役続行が決まった。井出四段は2016年度に加古川青流戦に優勝した若手棋士で藤井聡太七段(17)に勝利した実績もある。

藤井七段が史上最年少でのタイトル獲得を懸ける9日の棋聖戦第3局の前々日。元棋聖が棋士としての魂を見せつけた形となった。

情報源:72歳元棋聖・桐山清澄九段、現役続行決めた!竜王戦5組残留決定戦で千日手指し直しの末に勝利(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:72歳元棋聖・桐山清澄九段、現役続行決めた!竜王戦5組残留決定戦で千日手指し直しの末に勝利 : スポーツ報知


残留決定戦

情報源:第33期竜王戦 5組ランキング戦




https://twitter.com/konsen1208/status/1280414590598123521


指し直し局 ▲井出隼平四段 vs △桐山清澄九段

100手 6八金打まで、△桐山九段 の勝ち、5組残留、現役続行決定


 



1000勝まであと5勝、ただし規定上参加できるのは竜王戦のみ。
5組で5勝となると、ストレートなら5組優勝。
4連勝で決勝で負けると4組昇級決定(999勝)。
3連勝から準決勝で負けると昇級者決定戦に回り、1勝で4組昇級になる(999勝)。