藤井聡太七段、快勝も初の2日制対局にお疲れモード「普段以上に体力、集中力が要求される」/将棋・王位戦七番勝負

藤井聡太七段、快勝も初の2日制対局にお疲れモード「普段以上に体力、集中力が要求される」/将棋・王位戦七番勝負 | ABEMA TIMES

95手 2五金まで、▲藤井聡七段 の勝ち



2020.07.02 18:38

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が7月1、2日に行われた王位戦七番勝負の第1局で木村一基王位(47)に95手で勝利した。自身初の2日制の長時間対局には、珍しく疲労の色も濃い表情を見せたが、粘るベテラン棋士を振り切る勝利で、史上最年少でのタイトル獲得と、棋聖と合わせた二冠達成に向けて一歩前進した。対局後の会見は以下のとおり。

-対局を振り返って

1日目からかなり激しい展開になって、途中攻め方を間違ってしまったところもあると思うんですが、なんとか最後は押し切れた気がします。

-受けが持ち味である木村王位の印象

途中から、木村王位の玉が薄い局面が続いたかと思いますが、その中でも際どくしのぐような手を多く指されたかなと思います。

-初の2日制の対局について

普段どおり寝ることはできたんですが、2日制だと2日続けて対局があるわけなので、体力的なところも気をつけないといけないなと思いました。公式戦の対局が2日続けてあることがないので、そういう意味では普段以上に体力、集中力が要求される気がします。

-今後の王位戦七番勝負について

王位戦七番勝負は各地を転戦することになりますが、現地で見ていただく方に、いい将棋をお見せできればと思います。

-形勢について

1日目は予想以上に激しい展開になって、こちらが攻め込めれるか際どいと思っていました。2日目は、途中間違えてしまって、攻めが細くなってしまったところがあるのかなと思います。

-激しい終盤について

こちらが寄せられなければこちらが負ける展開だったので、ちょっと失敗したかなと思っていました。封じ手は全く経験がないので、できれば第1局の木村王位の封じ手を見て、勉強したいなと思っていました。

-2日制の対局に関する体力面について

2日目の午後から、かなり普段の対局以上に疲労を感じるところはあったので、2日間を通して集中できる力が必要なのかなと思いました。

-事前に8時間対局が楽しみだと語っていたことについて

初めてでしたけど、いい経験になったのかなと思います。普段の対局より、深く読むことができたと思いますが、一方で形勢判断とのバランスを欠いてしまったようなところもあるので、そのあたりの反省を次局に活かしたいと思います。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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2020年7月2日 19時52分

将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負第1局が1、2日に愛知県豊橋市で行われ、先手の藤井七段が95手で先勝した。以下は勝利後の藤井七段の会見から。

―対局を振り返って

1日目からかなり激しい展開になり、2日目は途中、攻め方を間違えたところもあったが、最後は押し切れたかな。

―木村王位の印象は

途中から、木村王位の玉の薄い展開が続いていましたが、その中でもきわどくしのぐ手を多く指されました。

―初体験の2日制対局

普段通り眠ることができたが、体力的なところも気をつけないといけないのかな。普段以上に体力、集中力が要求される。特に2日目午後からは普段以上に疲労を感じるところがあった。

―封じ手のある対局も初

まったく経験がないので、できれば木村王位から勉強したいと思いました。(次?)展開次第では。

―持ち時間については

8時間は初めて。いい経験になった。普段以上に深く読むことができた一方、形勢判断とのバランスを欠いた面も。(2連勝の棋聖戦も含め)番勝負はまだ前半。結果を意識することなく反省を生かしたい。

情報源:王位戦先勝の藤井聡太七段「2日目午後からは普段以上に疲労を感じるところがあった」体力面も課題に(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

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2020年7月2日 17:54

将棋の第61期王位戦7番勝負第1局第2日が2日、愛知県豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で指され、史上最年少で初戴冠を狙う藤井聡太七段(17)が、昨年史上最高齢で初タイトルを奪った木村一基王位(47)を95手で破り先勝した。第2局は13、14日に札幌で行われる。藤井七段は9日に最年少タイトル獲得が懸かる第91期棋聖戦5番勝負第3局で王者・渡辺明棋聖(36)と対局する。

地元・愛知で初のタイトル戦。第2日は木村王位が封じた54手目が明かされ、対局が再開。封じ手は「2九角成」だった。藤井は55手で王手をかけ、その後も積極的な攻めを展開し、95手で「千駄ケ谷の受け師」の異名を持つ木村を下した。

持ち時間8時間の2日制。対局後は、初めての2日制の対局について「初めてで、充実感もあったのですが、体力面では課題が残ったかなと。次回はそういった所も気をつけたいと思います」と感想を述べ、第2局へ向けて「いいスタートが切れたので、第2局もしっかり指したい」と語った。

情報源:藤井聡太七段、王位戦で先勝 初の2日制対局に「充実感あったが、体力面では課題残った」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

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2020年07月02日 18時11分

将棋の藤井聡太七段(17)が木村一基(47)に挑戦している王位戦7番勝負・第1局2日目が、2日愛知県・豊橋市で行われ、藤井七段が95手で木村王位を破り、ダブルタイトル獲得に向けて幸先のいいスタートを切った。

戦型は藤井七段得意の角換わり腰掛け銀。木村王位はこれを真っ向から受け、1日目より激しい展開に。2日目に入ると藤井七段が攻め、木村王位が受けるという流れが続く。受けの名手・木村王位は逆転につながる様々な罠を用意していたが、藤井七段はこのトラップをことごとくかいくぐり、正確な指し手で寄せ切った。

藤井七段は「いいスタートが切れた。初めての2日制だったけれど、充実感があった。ただ、体力面が課題かなと思います」とちょっと疲れた表情で話した。

第2局は13日、札幌で行われるが、藤井七段は6日にB級2組順位戦、9日にタイトル獲得王手をかけた棋聖戦第3局と、超ハードスケジュールが続く。

情報源:藤井聡太七段が木村王位を破るも「体力面が課題」 王位戦7番勝負第一局(東スポWeb) – Yahoo!ニュースコメント

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2020年7月2日19時12分

将棋の第61期王位戦7番勝負第1局(1~2日、愛知県豊橋市「ホテルアークリッシュ豊橋」)は、挑戦者で先手の藤井聡太七段(17)が2日午後5時37分、95手で木村一基王位(47)に勝ち、タイトル奪取に向けて好発進した。終局後の記者会見に出席した藤井七段の一問一答は以下の通り。

本局の手応えや印象は? 藤井 1日目からかなり激しい展開で、攻め込めるかどうかきわどいと思っていた。2日目の途中でちょっと間違えて攻めが細くなってしまったところもあったが、押し切れたかなという感じです。

終盤、木村王位の後手3一桂に先手1五歩で61分も長考したのは?

藤井 きわどい局面で、どうか分からなかった。

木村王位と対局してみての印象?

藤井 途中から後手玉の薄い局面が続いたが、その中でもきわどくしのぐような手を多く指された。

2日制の昨晩の過ごし方は?

藤井 ふだん通り、寝ることができた。2日続けての対局で体力的なところを気を付けないと。

いつもより疲れた?

藤井 公式戦で2日続けての対局はないので、ふだん以上に体力や集中力が要求されるのかなと感じました。

封じ手、2日制など新たな体験の印象?

藤井 多くの関係者に素晴らしい対局環境を用意してもらえてうれしかったです。

王位戦は今後も地方転戦がありますが

藤井 各地を転戦しますので、現地で見ていただく肩にいい将棋をお見せできれば。

封じ手はやってみたかった?

藤井 まったく経験がないので、できれば第1局は木村王位の封じ手の仕方を見て、勉強しようと思っていた。次回は展開次第で。

体力面の課題はどこ?

藤井 2日目の午後から、ふだんの対局以上に疲労を感じるところがあった。2日間通しての集中力が必要かなと感じました。

今回の和服は?

藤井 棋聖戦の挑戦が決まってから仕立てていただいたものです。

持ち時間8時間は楽しめたか?

藤井 いい経験になった。ふだんの対局以上に不覚読むことができた一方で、形勢判断のバランスを欠いたので、次局に生かしたい。

棋聖戦の連勝に続いて、王位戦も先勝。タイトル戦3連勝の手応えは?

藤井 まだ前半なので、意識することなく反省を次に生かせればと思います。

地元でパブリックビューイングなどが行われています。ファンに向けてメッセージを

藤井 愛知県でタイトル戦の対局を指せてうれしかった。ファンの方に見ていただいている中で、勝つことができてよかったです。

情報源:藤井七段が好発進「きわどいと思っていた」一問一答(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段が好発進「きわどいと思っていた」一問一答 – 社会 : 日刊スポーツ


2020年7月2日20時8分

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が木村一基王位(47)に挑戦する第61期王位戦7番勝負の第1局は1、2の両日、愛知県豊橋市の「ホテルアークリッシュ豊橋」で行われ、先手の藤井が先勝した。棋聖戦に続くタイトル挑戦となった藤井が、地元・愛知県の開幕局で好発進した。史上最年少での2冠を狙う。第2局は13、14の両日、札幌市「ホテルエミシア札幌」で行われる。

◇   ◇   ◇

「史上最年長VS史上最年少」と注目されるシリーズ。第1局は先手の藤井が角換わり戦を挑み、木村が受けて立った。わずかにリードして突入した終盤戦、藤井は攻めをつなぎ、木村の粘り強い受けを振り切った。最終盤は1手、間違えれば、逆転負けする可能性もあったが、最後まで「千駄ケ谷の受け師」の異名を持つ相手に、攻めの「速球」を投げ続けた。

95手目、先手2五金とトドメの頭金を打ち込み、木村を投了させた。異次元の強さを見せた藤井は「2日目の途中でちょっと間違えて攻めが細くなってしまったところもあったが、押し切れたかなという感じです」と振り返った。初めての2日制の対局には「充実感があった」と話す一方で、慣れない和装姿、初めての前夜際などで「2日目の午後からは、かなり疲労を感じることがあった」と体力面の課題も口にした。

王位戦初勝利には、地元の心強い後押しもあった。会場となった「ホテルアークリッシュ豊橋」は地元の食材をふんだんに使ったメニューを用意。藤井は1日の昼食には三河湾の海の幸を豊富に使った「三河鮮魚の海鮮丼」、この日の勝負メシは「きしめん御膳」を注文した。「地元メシ」をエネルギーに変えた。

同ホテルの近くの劇場では豊橋市がパブリックビューイング開催し、300人以上がインターネット中継を観戦した。タイトル戦では初の地元凱旋(がいせん)に藤井は「ファンの方に見ていただいている中で、勝つことができてよかった」と表情を緩めた。

王位戦は全国を転戦し、1局を2日かけて戦う持ち時間各8時間の7番勝負。先に4勝を挙げた方がタイトルを獲得する。第2局は13、14日に札幌市で行われる。その前に大一番がある。タイトル挑戦中の棋聖戦5番勝では第2局を終えて2勝0敗。史上最年少タイトル奪取にあと1勝と迫っている。棋聖戦の第3局は9日に行われる。「いい将棋を指したい」。好発進した17歳が史上最年少での2冠を狙う。【松浦隆司】

○…持ち味の粘り強い受けで、逆転を狙った木村は「鋭い寄せだった。常にうまい手を指され、苦しい展開だった。一方的な感じになってしまった」と振り返った。扇子によく揮毫(きごう)する座右の銘は「百折不撓(ひゃくせつふとう)」。何度失敗しても信念を曲げないことを意味する。第2局に向け「早く気を取り直して準備を進めたい」。昨年、最年長で初タイトルを奪取した47歳の苦労人の戦いは、まだ始まったばかりだ。

○…藤井の勝負メシ、おやつを提供した「ホテルアークリッシュ豊橋」には、「どこで食べることができる?」などの問い合わせが相次いだ。1日目の午前の「ブルーベリータルト」は、特製タルトの上に地元で栽培された甘酸っぱく、みずみずしいブルーベリーが盛り付けられた特別メニュー。同ホテルのレストランのメニューにはないが、担当者は「今後、メニューに加えることも検討します」。同ホテルに“藤井スイーツ”が誕生する?

情報源:藤井七段「かなり疲労を感じる」先勝も体力面課題(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段「かなり疲労を感じる」先勝も体力面課題 – 社会 : 日刊スポーツ



藤井聡太七段 vs △木村一基王位(棋譜DB棋譜を見る

95手 2五金まで、▲藤井聡七段 の勝ち



 



藤井七段が先勝