藤井聡太七段、最年少タイトル獲得に王手!渡辺明棋聖に2連勝 最短7月9日に快挙/将棋・棋聖戦五番勝負

藤井聡太七段、最年少タイトル獲得に王手!渡辺明棋聖に2連勝 最短7月9日に快挙/将棋・棋聖戦五番勝負 | ABEMA TIMES

90手 9七銀打まで、△藤井聡七段 の勝ち、タイトルに王手


2020.06.28 18:48

将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(17)が6月28日、ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第2局で、渡辺明棋聖(棋王、王将、36)に勝利、今シリーズ2連勝とし、最年少タイトル獲得の偉業に王手をかけた。第3局は7月9日に行われる。

激戦の第1局に勝利していた藤井七段は、後手番の第2局で渡辺棋聖が得意とする矢倉の出だしから、5五の地点目指して両者の金駒が早々と集中する激しい展開に。難解な中盤を経て、終盤では一気にリードを拡大。勝負どころを逃さない集中力を発揮。現在、最多の三冠を保持し“現役最強”と呼ばれることもある渡辺棋聖に、堂々たる連勝を飾った。対局後には「序盤はやってみたかった作戦で、積極的に動いていけました。次戦もなんとか気負わずに臨みたいと思います」とコメントした。凛々しい和服姿での登場は、対局開始直後からファンの反響も呼んでいたが「和服は長時間の対局では初めてで、どんな感じかわからないところはあったんですが、着てみて思ったより快適というか、普段どおりでした」と感想を語った。

従来の最年少タイトル記録は屋敷伸之九段(48)が持つ18歳6カ月。7月19日に18歳の誕生日を迎える藤井七段だが、7月9日の第3局で勝利した場合は、従来の記録を半年以上更新。将棋界初となる「17歳のタイトルホルダー」誕生となる。

新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、多くの対局が延期になる中、藤井七段は重要局が集中した6月で、本局を含めて計9局指し、敗れたのは1回だけ。タイトルに関わる大一番が繰り返される中でも抜群の力を発揮している。中2日置いて、7月1日には王位戦七番勝負が開幕。昨期、史上最年少で初タイトルを獲得したベテラン木村一基王位(47)と、30歳差の番勝負に挑む。最年少でのタイトル獲得に加え、一気に二冠達成の可能性もあり、7月も藤井七段の対局から目が話せない日々が続く。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:藤井聡太七段、最年少タイトル獲得に王手!渡辺明棋聖に2連勝 最短7月9日に快挙/将棋・棋聖戦五番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段、最年少タイトル獲得に王手!渡辺明棋聖に2連勝 最短7月9日に快挙/将棋・棋聖戦五番勝負 | ABEMA TIMES


2020年6月28日 19時30分

棋聖戦第2局で渡辺明棋聖に勝った藤井聡太七段=2020年6月28日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供
棋聖戦第2局で渡辺明棋聖に勝った藤井聡太七段=2020年6月28日、東京都渋谷区、日本将棋連盟提供

将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)が28日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第91期棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第2局で渡辺明棋聖(36)=棋王、王将とあわせ三冠=に90手で勝ち、対戦成績を2勝0敗とした。史上最年少でのタイトル獲得まであと1勝と迫った。

先手の渡辺棋聖の誘導で、双方の駒が早い段階でぶつかり合う激しい戦いになった。中盤、藤井七段が守りの金を攻めに活用した力強い手が功を奏し、リードを奪って押し切った。

藤井七段は「ここまでいい状態で指せているかなと思う。次戦も気負わずに臨みたい」と話した。今月8日の第1局ではスーツを着たが、この日は師匠の杉本昌隆八段(51)に贈られた和服で臨んだ。「着てみると思ったより快適だった。普段通りやれたかなと思う」と述べた。

渡辺棋聖は「大胆な指し方で来られた。均衡がとれるように指したつもりだったが、一気にダメになってしまった。(第3局では)もう少しいい将棋を指さないといけない」と話した。第3局は7月9日に東京都千代田区で指される。

タイトル獲得の史上最年少記録は、屋敷伸之九段(48)が1990年に作った18歳6カ月。藤井七段が第3局に勝てば新記録(17歳11カ月)を樹立する。藤井七段は第1局の対局で、屋敷九段の記録を4日上回るタイトル挑戦の史上最年少記録(17歳10カ月20日)を作っている。

王位戦でも藤井七段は挑戦権を獲得しており、7月1日から木村一基王位(47)と七番勝負を戦う。タイトルを立て続けに獲得して、二冠となる可能性もある。(村瀬信也)

情報源:藤井七段、渡辺三冠に2連勝 最年少タイトル獲得へ王手(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段、渡辺三冠に2連勝 最年少タイトル獲得へ王手:朝日新聞デジタル


藤井七段が第2局を制す

この局面で渡辺明棋聖が投了し、藤井七段の勝ちとなりました。終局時刻は18時38分。消費時間は、▲渡辺明3時間50分、△藤井聡3時間55分。藤井七段は2連勝です。

情報源:ヒューリック杯 棋聖戦中継 plus: 藤井七段が第2局を制す


藤井七段インタビュー

――本局を振り返っていかがでしたか。

藤井 序盤はやってみたかった作戦で、積極的に動いていけたかなと思っていたんですけど、こちらの玉が薄い形なので、難しい局面が続いたと思っています。

――やってみたかった作戦とは△5四金(42手目)から△4二飛(44手目)のことでしょうか。

藤井 △5四金はその局面になればやってみたい手でした。5三歩型だと部分的にある手で、本譜の形でもやってみたかったです。

――作戦的にうまくいったということでしょうか。

藤井 △5四金のあとも難しいと思っていました。

――午後に入って激しい攻め合いになりました。

藤井 途中から激しくなったんですけど。うーん、▲6六角(57手目)に△3一銀(58手目)と受けたんですけど、△3一銀では、あまり自信がある感じではないのかなと思いました。

――これで2連勝。奪取まであと1勝になりました。

藤井 ここまでいい状態で指せているかなあと思うので、次戦も気負わずに臨みたいと思います。五番勝負だと5局でひとつの勝負だと思っているので、次もいままでと変わらない気持ちで臨めれば。

――和服での対局についての感想を教えてください。

藤井 和服は長時間の対局では初めてで、どんな感じかわからないところもあったんですけど、実際着てみると思ったより快適というか、普段どおりやれたのかなと思っています。

――7月から王位戦七番勝負も始まり、大変になると思いますが。

藤井 今後も対局が続くので、休むときはしっかり休んで、体調を崩さないようにしたいと思います。

情報源:ヒューリック杯 棋聖戦中継 plus: 藤井七段インタビュー


渡辺棋聖インタビュー

――本局を振り返っていかがでしたか。

渡辺 △5四金(42手目)からちょっと大胆な指し方でこられて。均衡が取れるように指してたつもりだったんですけど、一気にバタバタとダメになってしまったような内容でした。

――△5四金は予想されていなかったでしょうか。

渡辺 前例もあまりない将棋だと思うので、互角ぐらいのわかれを探してはいたんですけど。

――△3一銀(58手目)のあたりはいかがですか。

渡辺 ▲6六角(57手目)に△3二金かなと思ってたので、△3一銀は全然読めてなかったですね。そのあとやっていたら、いきなりダメになってしまったので。▲3四歩(61手目)と取り込んだあたりが悠長だったのかなというのは、いま思っていることですけど。

――カド番で第3局を迎えることになりました。

渡辺 今日はちょっと差がついてしまったので、もう少しいい将棋を指さないといけないなと思います。

――名人戦と棋聖戦のダブルタイトル戦で、研究や体調管理は大変ではないですか。

渡辺 (名人戦第3局と本局は)中1日だったんですけど、睡眠も予定してたとおりに取れて、今朝起きた段階では体調がよかったので、体調管理や研究などもうまくこなせたと思います。

情報源:ヒューリック杯 棋聖戦中継 plus: 渡辺棋聖インタビュー


渡辺明棋聖に藤井聡太七段が挑戦する第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第2局が6月28日(日)に東京・将棋会館で行われ、藤井七段が渡辺棋聖を90手で破り、五番勝負の成績を2勝0敗とし、初タイトル獲得にあと1勝と迫りました。

第3局は7月9日(木)に東京都千代田区の「都市センターホテル」で行われます。

詳しくは、ヒューリック杯棋聖戦中継サイト日本将棋連盟ライブ中継をご覧ください。

情報源:藤井聡太七段が渡辺明棋聖を破り2勝0敗、初タイトル獲得まであと1勝 第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負第2局|将棋ニュース|日本将棋連盟



シリーズ成績と今後の一週間

本日(2020/6/29)は棋士総会なので対局なし


渡辺明棋聖 vs △藤井聡太七段(棋譜を見る

90手 9七銀打まで、△藤井聡七段 の勝ち



 



このまま、ストレート勝ちなるか?