藤井聡太七段

藤井七段、史上最年少タイトル王手なるか 棋聖戦第2局、ひふみん「いまの藤井さんには欠点ない」 (1/2ページ) – 芸能社会 – SANSPO.COM(サンスポ)

9時から対局開始


2020.6.28 05:05

藤井聡太七段
藤井聡太七段

高校生棋士、藤井聡太七段(17)が、28日午前9時から東京・渋谷区の将棋会館で第91期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負(産経新聞社主催)の第2局に挑む。8日の第1局では渡辺明棋聖(36)=棋王・王将=に先勝。運命の大一番は和装姿で出陣するとみられている。五番勝負の流れを決める第2局の行方を、加藤一二三・九段(80)と飯島栄治七段(40)が分析した。

藤井七段が勝てば、史上最年少(17歳11カ月)のタイトル奪取に王手をかける大一番。加藤九段は「いまの藤井さんには欠点が見当たらない。相手に技をかけさせながら、それを上回る戦い方ができる。一方の渡辺さんは、重圧がかかっている。藤井さんが勝つのでは」と予想した。

一方で飯島七段は「渡辺さんがどの戦法を選択するかが、大きなポイント」と指摘。“現役最強”の呼び声も高い渡辺棋聖が18、19日の名人戦七番勝負の第2局で“攻め将棋”の「相掛かり」で戦ったことに注目する。

普通なら先手の渡辺棋聖は金銀で守りを固めてから戦う得意の「矢倉囲い」を選ぶと予想されるとした上で、「『こちらの研究も必要だぞ』と、藤井さんに圧力をかけるために、名人戦であえて使ったと思う」と分析。

「相掛かりはボクシングでいえばノーガード戦法。リスクも高いが、“一発”で試合を終わらせるパンチを当てるような超攻撃的な戦い方。渡辺さんは、藤井さんでも一発がある将棋は苦手と踏んでいる」と説明する。

今回の第2局では、藤井七段が師匠の杉本昌隆八段(51)から贈られた和服姿で初登場するとみられ注目を集める。着なれない和服が妨げにならないかとの声もあるが、加藤九段は「それより心配なのはマスク。棋士には相当な負担で、息苦しさで手もひらめかなくなってしまう」。飯島七段は、名人戦で渡辺棋聖が着用した「バフ」と呼ばれる大きなフェイスマスクに着目し「あれは楽なんですよ。長時間の対局には影響する。渡辺さんは今度も使うと思う」とみている。

25、26日の名人戦第3局で連敗した渡辺棋聖。一方の藤井七段は23日の王位戦の挑戦者決定戦を制して波に乗っており、飯島七段も「藤井七段の方が有利」とみるが「渡辺さんも百戦錬磨でプライドがある。絶対に負けられない対局で、私は渡辺さんが星を戻すと思う」と分析。「この勝敗がタイトルの行方を決めます」と力を込めた。

◆終日の特別警戒態勢

藤井七段を巡っては、地元の愛知県瀬戸市役所に24日、中年とみられる男から「帰ってきたら殺す」などと予告する電話がかかっていたことが判明。第2局の会場となる「将棋会館」では終日、警備会社による特別警備が行われるほか、日本将棋連盟では藤井七段の新幹線移動も警察と連携して警戒する。一方、同連盟幹部はこの日、「電話の冒頭には『コロナを持って帰ってきたら』という言葉があったと、瀬戸市の関係者から聞いています」と説明。新型コロナウイルス危機に乗じた嫌がらせの可能性があるとの見方も指摘した。

情報源:藤井七段、史上最年少タイトル王手なるか 棋聖戦第2局、ひふみん「いまの藤井さんには欠点ない」(サンケイスポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

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渡辺明棋聖 vs △藤井聡太七段(棋譜を見る

渡辺明棋聖の先手


 



26日から警察が警護についてるらしいけど、どうなるかな・・・