師匠に勝利し、マスク越しに笑顔を見せる藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)

藤井聡太七段が師匠破り史上初4期連続V 竜王戦ランキング戦20連勝 : スポーツ報知

95手 5五角まで、▲藤井聡七段 の勝ち、4期連続R戦優勝


2020年6月21日 6時0分

師匠に勝利し、マスク越しに笑顔を見せる藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)
師匠に勝利し、マスク越しに笑顔を見せる藤井聡太七段(日本将棋連盟提供)

将棋の高校生棋士・藤井聡太七段(17)が20日、大阪・関西将棋会館で指された第33期竜王戦3組ランキング戦決勝で、師匠・杉本昌隆八段(51)を95手で破り、決勝トーナメント出場を決めた。

ランキング戦連続優勝は、第14~16期(4組~2組)の木村一基王位(46)、第24~26期(6組~4組)の永瀬拓矢2冠(27)=叡王、王座=の3期連続が最高だったが、藤井は2017年に6組で優勝して以来、史上初となる4期連続Vを果たした。

藤井聡太七段の竜王戦ランキング戦
藤井聡太七段の竜王戦ランキング戦

2年3か月ぶり2度目の師弟対決。師匠の和服姿に「少し驚いた。気迫を感じた」と藤井。「中盤まで自信のない展開」だったが、終盤に一気に差をつけ、同ランキング戦無傷の20連勝を決めた。「大きな舞台での対局を楽しみにしていた。一手一手しっかり指すことができた」と2度目の“恩返し”にホッとした表情だった。

決勝トーナメント初戦は名人経験者の丸山忠久九段(49)との初対戦。過去の本戦成績は昨期の4回戦進出が最高だ。「本戦で結果を残せていないので、頑張りたい」

藤井は現在、棋聖戦で渡辺明棋聖(36)に挑戦中。23日には永瀬2冠との王位戦挑戦者決定戦に臨む。「経験したことがないぐらい忙しいですが、体調に気をつけて、いい状態で臨みたい」。竜王戦の本戦進出で“トリプル挑戦”の可能性も見えてきた。

○…雪辱を果たせなかった杉本八段は、師弟戦に和服姿で臨んだ思いを「最高の舞台で相手は藤井七段。私にとってタイトル戦に近いような感覚で指していました」と明かした。過密日程の弟子を気遣い、一時は遠征を伴わない名古屋市での対局案を提案。優しい師匠はタイトル挑戦中の弟子について「和服の畳み方をアドバイスしようと思います」と語っていた。

情報源:藤井聡太七段が師匠破り史上初4期連続V 竜王戦ランキング戦20連勝(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段が師匠破り史上初4期連続V 竜王戦ランキング戦20連勝 : スポーツ報知


3組ランキング戦

情報源:第33期竜王戦 3組ランキング戦


藤井聡太七段 vs △杉本昌隆八段(棋譜DB

95手 5五角まで、▲藤井聡七段 の勝ち、4期連続R戦優勝



  



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