豊島将之名人が52手目を封じ手 形勢互角で2日目へ/将棋・名人戦七番勝負

豊島将之名人が52手目を封じ手 形勢互角で2日目へ/将棋・名人戦七番勝負 | ABEMA TIMES

豊島将之名人が52手目を封じ手1日目終了


2020.06.18 18:41

将棋の名人戦七番勝負第2局が6月18日、山形県天童市「天童ホテル」で行われ、初防衛を目指す豊島将之名人(竜王、30)が52手目を封じ、1日目が終了した。2日目は翌19日、午前9時からで、封じ手が開かれた後、挑戦者の渡辺明三冠(36)の手番で再開する。

第1局を渡辺三冠が勝利して迎えた第2局は、矢倉などが予想された中、先手の渡辺三冠は珍しく相掛かりを採用した。両者の対戦は過去に28回あり、豊島名人が11勝、渡辺三冠が17勝。

豊島名人はタイトル通算4期ながら、その全てが挑戦者として奪取したもの。過去2回の防衛戦(棋聖、王位)はいずれも失冠しており、今回が三度目の正直での防衛となるか。また渡辺三冠はタイトル通算25期を誇りながら、名人には初挑戦。この4月でプロデビューから丸20年を迎えたが、悲願達成なるか。

持ち時間は各9時間の2日制で、先手は渡辺三冠。1日目を終えた時点では、形勢は互角と見られている。ABEMAでは名人戦七番勝負を終了まで生放送する。

【封じ手時の残り持ち時間】

豊島将之名人 4時間48分(消費4時間12分) 渡辺明三冠 5時間9分(消費3時間51分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)

情報源:豊島将之名人が52手目を封じ手 形勢互角で2日目へ/将棋・名人戦七番勝負(ABEMA TIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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18:20

「やったー」という感じでは…

午後6時、渡辺挑戦者が7八の金を▲8七金と上がった。解説の千田七段は「『後手に△6四桂を打たせて、やったー』」という感じではないですね」と話す。その前に先手は2六にいた飛車を▲7六飛と回り、後手から△6四桂と打たれて2六に戻っている。

〈途中図〉51手目▲8七金まで
〈途中図〉51手目▲8七金まで

「先手はできれば6四桂を空振りさせたいところですが、▲8七金と上がるようでは、相手の手を認めているようで、うまくいっている感じはしない」という。

封じ手時刻の午後6時半が近づき、関係者が準備を始めた。(村上耕司)

情報源:【速報中】渡辺三冠のロマン、変調か「やった、とは…」:朝日新聞デジタル


18:31

豊島名人「封じます」

定刻の午後6時半、立会人の田中寅彦九段が「封じ手時刻になりました。(手番の)豊島名人、封じ手をお願いします」と声をかけた。1分後に豊島名人が「封じます」と告げ、封じ手用紙に記入するため別室に移動した。豊島名人が52手目を記入した用紙が入った封筒2通を手に対局室に戻ってきた。封筒2通に渡辺挑戦者もサイン。最終的には豊島名人が田中立会人に封筒2通を手渡して、一連の作業が終了した。

持ち時間9時間のうち、消費時間は渡辺挑戦者が3時間51分、豊島名人が4時間12分。

明日は第2局2日目。封じ手が開封され、午前9時から対局再開となる見通しだ。(佐藤圭司)

封じ手を立会人の田中寅彦九段(右)に渡す豊島将之名人。後方は渡辺明三冠=2020年6月18日午後6時36分、山形県天童市の天童ホテル、迫和義撮影
封じ手を立会人の田中寅彦九段(右)に渡す豊島将之名人。後方は渡辺明三冠=2020年6月18日午後6時36分、山形県天童市の天童ホテル、迫和義撮影

情報源:【速報中】渡辺三冠のロマン、変調か「やった、とは…」:朝日新聞デジタル


【第78期将棋名人戦第2局】#千田副立会人に聞きたい~封じ手までの局面解説~

情報源:【速報中】渡辺三冠のロマン、変調か「やった、とは…」:朝日新聞デジタル



渡辺明三冠 vs △豊島将之名人

18時ちょうど 51手目
▲渡辺明三冠 8七金まで

18時31分
△豊島名人 が52手目を封じに向かう

18時36分
△豊島名人 が52手目を封じる



 



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