藤井聡太七段(左)と杉本昌隆八段

藤井七段の次局は竜王戦3組で師弟決勝 大一番続く – 社会 : 日刊スポーツ

6月20日10時から対局開始、ABEMAでも放送があります。


2020年6月14日7時7分

藤井聡太七段(左)と杉本昌隆八段
藤井聡太七段(左)と杉本昌隆八段

将棋の藤井聡太七段(17)が、木村一基王位(46)への挑戦権獲得まであと1勝とした。

13日、東京・千駄ケ谷「将棋会館」で行われた第61期王位戦挑戦者決定リーグ戦最終一斉対局で午後7時5分、64手で阿部健治郎七段(31)を下した。6人総当たりの同リーグ初参加の藤井は、5連勝で白組トップ。紅組5連勝の永瀬拓矢叡王・王座(27)と、23日に同所で挑戦者決定戦(挑決)を行う。4日の第91期棋聖戦挑決に続いて永瀬二冠に勝てば、王位戦初登場となる。

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藤井の次の対局は、20日の竜王戦3組決勝(大阪市「関西将棋会館」)。師匠杉本昌隆八段(51)との「師弟対決」となる。過去1回、18年3月の第68期王将戦1次予選で戦い、弟子の藤井が勝っている。

第68期王将戦1次予選で対局後に感想戦を行う藤井聡太六段(手前)と杉本昌隆七段(2018年3月8日撮影)
第68期王将戦1次予選で対局後に感想戦を行う藤井聡太六段(手前)と杉本昌隆七段(2018年3月8日撮影)

今回は、竜王戦史上初の「4組連続優勝」という大記録もかかる。デビュー1年目、17年の第30期に竜王戦6組で優勝した藤井は、以下18年5組、昨年4組と毎年優勝している。

実は6組から2組まで4期連続で昇級した例は、第7~10期(94~97年)の行方尚史九段だけ。ただし、6組、5組と連続優勝したものの4組だけは3位昇級。続く3組で優勝した。

今年1月に都内で行われた前期の竜王就位式&各組優勝者表彰式で、藤井はファンの前で「今期も(3組で)優勝を狙います」と公言した。師匠を再度倒し、有言実行で大記録を打ち立てるか、注目だ。

藤井七段の20年度の成績
藤井七段の20年度の成績

【藤井七段、今月の対局日程】

◆20日 竜王戦3組決勝 杉本昌隆八段(大阪市「関西将棋会館」)

◆23日 王位戦挑戦者決定戦 永瀬拓矢2冠(東京・千駄ケ谷「将棋会館」)

◆25日 順位戦B級2組 佐々木勇気七段(同所)

◆28日 棋聖戦5番勝負第2局 渡辺明棋聖(同所)

情報源:藤井七段の次局は竜王戦3組で師弟決勝 大一番続く(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井七段の次局は竜王戦3組で師弟決勝 大一番続く – 社会 : 日刊スポーツ



杉本昌隆八段 vs 藤井聡太七段

杉本昌八段の振り歩先


  



杉本師匠の対局放送は、ABEMAでは(第77期順位戦C級1組)以来2度目
師弟対局の放送は、王将戦(将棋プレミアム)以来か。