記憶力が尋常じゃない!菅井竜也八段、思い出を次々と暴露「よう覚えてんな!」と先輩棋士も大汗/将棋・AbemaTVトーナメント

記憶力が尋常じゃない!菅井竜也八段、思い出を次々と暴露「よう覚えてんな!」と先輩棋士も大汗/将棋・AbemaTVトーナメント

へぇ・・・


2020.04.10 12:05

人並み外れた記憶力を持つことでも知られる将棋のプロ棋士だが、覚えているのは棋譜だけではなかった。順位戦A級所属のトップ棋士・菅井竜也八段(27)が、先輩である久保利明九段(44)、今泉健司四段(46)との数々の思い出を大公開。小学生時代のころも鮮明に覚えていることから、同じ関西出身の先輩たちから「よう覚えてんな!」と驚きのツッコミが次々と飛んだ。

プロ将棋界初の団体戦「第3回AbemaTVトーナメント」において、久保九段をリーダーとした「チーム振り飛車」を結成することになった3人は、集まって練習会を開催。ただ練習していてもつまらないと、練習対局の最中に、いろいろな質問に答えるという企画になった。菅井八段、今泉四段が戦うことになったが、最初の質問「今だから言える初対面の印象」から、菅井八段の記憶力がフル回転した。

菅井八段 いやー、めっちゃ怖かったですよ、今泉さん。初めて食事に連れて行ってもらった時が小学5年生。「ガスト」に行きましたよね。

今泉四段 行きましたね。それは覚えてます。

菅井八段 外食とか僕は行ったことがなくて、何を注文したらいいのかと思った。今泉さんが「おろしハンバーグ」を頼んだんですね。

今泉四段 よう覚えてるな(笑)

菅井八段 自分も「じゃあそれで」って言ったら、「アカンこいつ!」みたいな嫌な顔されて(笑)。今泉さんがスープを頼んで、自分もスープを頼んだら、「お前と一緒は嫌やからおれは味噌汁や」って言われた。

今泉四段 というかなんでそんなこと覚えてんのよ!(汗)僕からしたらすごくかわいらしい少年だったという印象だったんですけど。

続く質問「無礼講!言いたかったこと」でも、菅井八段の積み重ねた記憶は止まらない。

菅井八段 今泉さんにいろいろ言われたり、やられたりしたことを今泉さんは覚えてないんですよ。覚えてます?海鮮丼屋に連れて行ってもらったこと。

今泉四段 覚えてるわけないやん!

菅井八段 最後、お茶碗にご飯粒が1粒残ってたんですよ。それをもうお店の中ですっごい怒られた。「お前は作る人の気持ちを考えてない」と言われた(笑)

今泉四段 こっちが確かに覚えてないんすよ。覚えてないのをいいことに、もしかしたら、ちょっと盛られてないかなとすごい不安になることが多いんですよ(苦笑)

これには同世代の久保九段も同調。“猛攻”を受け続ける今泉四段に助け舟を出した。

久保九段 その可能性あるね(笑)覚えてないだけにね。久保・今泉はだいたい覚えてない。

このまま菅井八段が“完勝”するかと思われたトークバトルだったが、久保対今泉の練習中、心温まるエピソード「3人の思い出」で形勢が一気に変わる。それはかつて奨励会を退会し、プロの夢を諦めたことがある今泉氏のある言葉だった。

久保九段 1個、いい話をしましょうか?今泉氏と研究会をやっていたわけですが、退会することが決まった時ですよ。(大阪市)福島の電車のホームで「私は辞めるけど、菅井竜也をこの後、よろしくお願いします」って言って別れたのは覚えてます。

今泉四段 いや、あなた(菅井八段)が間違いなく強かったからね。

菅井八段 いやいやいや、今ので今泉さんの印象が変わりました!

今泉四段 ほんまかよ!

なお、今泉四段はアマチュア時代、関西トップ棋士の合宿に、久保九段の計らいで参加させてもらったことがある。メンバーは豊島将之竜王・名人、稲葉陽八段、久保九段、菅井八段、船江恒平六段。錚々たる顔ぶれの中、当時の今泉アマは4勝5敗とほぼ互角の成績を残した。

菅井八段 あの時は強かったですよね。

今泉四段 すごい自信になりました!

菅井八段 その日の夜、今泉さんが彼女にメール送ってたんですよね。メッセージの内容まで覚えてますよ。まだ付き合ってなかったんですよね。

今泉四段 なんでそんなん、覚えとんねん!

形勢が揺れ動いたこの勝負、最後はやはり菅井八段の勝利に終わった。このチームワークがあれば“本番”である大会でも、大いに活躍が期待される。

各チーム選抜獲得棋士
各チーム選抜獲得棋士

◆第3回AbemaTVトーナメント

第1回、第2回は個人戦として開催。羽生善治九段の着想から生まれた持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールは、チェスなどで用いられるもの。1回の対戦は三番勝負。過去2度の大会は、いずれも藤井聡太七段が優勝した。第3回からはドラフトを経て構成される3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝チームには賞金1000万円が贈られる。

◆出場チーム&リーダー

豊島将之竜王・名人、渡辺明三冠、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、佐藤康光九段、三浦弘行九段、久保利明九段、佐藤天彦九段、広瀬章人八段、糸谷哲郎八段、稲葉陽八段、Abemaドリームチーム(羽生善治九段)

情報源:記憶力が尋常じゃない!菅井竜也八段、思い出を次々と暴露「よう覚えてんな!」と先輩棋士も大汗/将棋・AbemaTVトーナメント


https://twitter.com/abematv_shogi/status/1248445597935378432


  



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