戸辺誠七段、ドラフト予想がズバズバ的中!「冴えてる。競馬だったら何個当ててるか」と自画自賛/将棋・AbemaTVトーナメント

戸辺誠七段、ドラフト予想がズバズバ的中!「冴えてる。競馬だったら何個当ててるか」と自画自賛/将棋・AbemaTVトーナメント | AbemaTIMES

確かに、よく当たってた。


2020.04.04 20:40

これが将棋棋士の読みの深さか。プロ将棋界初の団体戦となった「第3回AbemaTVトーナメント」において、大会に先立って行われたドラフト会議の模様が4月4日に放送。全12チーム、計36棋士の顔ぶれが出揃った。各チーム、特色のある3人組となった中、放送席でコメントをしていた戸辺誠七段(33)は、リーダーを務めるトップ棋士の指名をことごとく的中。「冴えてる。競馬だったら何個当ててるか」と自画自賛した。

相手の思考をひたすら読み解き、勝利につなげるのがプロの棋士。その才能・実力が思わぬところで発揮された。藤森哲也五段(32)と放送席で芸能人ばりの軽快なトークを展開していた戸辺七段だが、将棋界初のドラフト会議が2巡目に差し掛かったところで、強烈な読みを働かせた。

まず当てて見せたのが、棋界トップに君臨する豊島将之竜王・名人(29)の指名。1巡目に佐々木勇気七段(25)という若手のエース格を指名したが、まだまだ大量にいる候補の中から、次に誰を指名するのか。関係者や視聴者も注目の局面を迎えた。ここで戸辺七段は「わかった!」と声を張ると、「斎藤明日斗四段とか来るんじゃないですか」と名前を挙げた。「豊島さんが竜王を取られた時、佐々木勇気七段と現地(指宿)に駆けつけて、グループみたいなのを結成していたから、あるかもしれませんよ」と、交友関係からの指名があると指摘した。これには藤森五段も「数ある選択肢の中から(斎藤四段を)選んだらすごいですね。これ来たら戸辺さん、すごいです」と語っていたが、その2巡目は理由も含めてずばり的中してみせた。

次の的中は、将棋連盟会長・佐藤康光九段(50)のチーム。1巡目に森内俊之九段(49)を指名し、これもまた2巡目指名に注目が集まった。ここで戸辺七段は「重厚なんですよね。この流れから行くと、私だったら谷川浩司九段。ファンにしても夢があるし、風格だけで勝てそう」とコメントすると、これまた見事に当ててみせた。

的中ラッシュはまだ止まらない。12人のリーダーの中で唯一の振り飛車党、久保利明九段(44)は1巡目に同じく振り飛車党の菅井竜也八段(27)を指名。「チーム振り飛車」の流れを感じ取った振り飛車党・戸辺七段は「ここは『戸辺』と書いて欲しいですが…」と話しつつ「今泉健司四段もありますかね。振り飛車で元気がいいし、ガッツがある」と41歳で編入試験を経てプロ入りした個性派の名を出した。これも見事に当てたことに、横にいた藤森五段は「これも戸辺さん、ズバリじゃないですか」と驚くと、戸辺七段は「冴えてるな。競馬だったら何個当ててるか」とニンマリだった。

◆12チームの顔ぶれ(左がリーダー)

豊島将之竜王・名人、佐々木勇気七段、斎藤明日斗四段

渡辺明三冠、近藤誠也七段、石井健太郎五段

永瀬拓矢二冠、藤井聡太七段、増田康宏六段

木村一基王位、行方尚史九段、野月浩貴八段

佐藤康光九段、森内俊之九段、谷川浩司九段

三浦弘行九段、本田奎五段、高野智史五段

久保利明九段、菅井竜也八段、今泉健司四段

佐藤天彦九段、斎藤慎太郎八段、阿部光瑠六段

広瀬章人八段、青嶋未来五段、黒沢怜生五段

糸谷哲郎八段、高見泰地七段、都成竜馬六段

稲葉陽八段、佐々木大地五段、山崎隆之八段

羽生善治九段、鈴木大介九段、三枚堂達也七段

◆第3回AbemaTVトーナメント

第1回、第2回は個人戦として開催。羽生善治九段の着想から生まれた持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算されるフィッシャールールは、チェスなどで用いられるもの。1回の対戦は三番勝負。過去2度の大会は、いずれも藤井聡太七段が優勝した。第3回からはドラフトを経て構成される3人1組の12チームが、3チームずつ4つのリーグに分かれて総当たり戦を実施。1対局につき1勝を1ポイント、1敗を-1ポイントとし、トータルポイントの多い上位2チーム、計8チームが決勝トーナメントに進出する。優勝チームには賞金1000万円が贈られる。

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