1億2千万円の大幅増を勝ち取った鈴木(撮影・山崎亮)

来季総年俸25億7210万円 過去最高 | 中国新聞デジタル

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2019/12/28

1億2千万円の大幅増を勝ち取った鈴木(撮影・山崎亮)
1億2千万円の大幅増を勝ち取った鈴木(撮影・山崎亮)

広島の契約更改が終わり、育成を含む日本人65選手の来季の総年俸は25億7210万円となった。4年ぶりのBクラスに沈んだにもかかわらず、今季を2億円以上を上回り過去最高。複数の選手がフリーエージェント(FA)権を行使せず残留したことや、今季不調だった主力選手のダウン額を圧縮したことなどが影響した。1億円以上の選手は過去最多の8人となった=金額は推定。

査定ポイント1位は鈴木。リーグトップの打率と出塁率を誇り、着実にプラス点を積み上げた。25盗塁の走塁、外野守備の評価もチーム1位。1億2千万円増とチーム最高のアップを勝ち取った。

FA権を行使しなかった選手には軒並み好条件を提示した。会沢には8800万円、ポスティングシステムによる米大リーグ挑戦を断念した菊池は6千万円増。4年ぶりに20試合登板に届かなかった野村も現状維持で更改した。鈴木清明球団本部長は「査定や成績はベースだが、FA選手であることを加味する。マイナス査定だからダウン提示とはいかない面がある」と説明する。

田中や中崎、一岡、今村は3連覇への貢献度から減額を抑えた。鈴木本部長は「3連覇の立役者は極端に下げなかった。そうしないと何年も活躍した選手は年俸の山谷が激しくなる」と強調する。

広島の査定方式では勝ち試合に出場し、さらに活躍すれば高ポイントになる。大瀬良は投手で査定ポイント1位だったが、9敗のマイナス点が響いて3千万円増止まり。菊池保は勝ち継投に加わった夏場以降、プラス査定を稼いだ。

野手は松山が49打点のうち勝ち試合では20打点にとどまったこともあり、1500万円の大幅減。昨季から代打の安打や打点、決勝打の査定ポイントを高く設定。磯村は代打で打率3割2分3厘、5打点をマークして700万円増となった。(上木崇達)

広島の日本人選手の来期の年俸
広島の日本人選手の来期の年俸

情報源:来季総年俸25億7210万円 過去最高 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル



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