弟子の言葉に涙、涙…“将棋の強いおじさん”木村一基王位に贈られた高野智史五段の感動メッセージ

弟子の言葉に涙、涙…“将棋の強いおじさん”木村一基王位に贈られた高野智史五段の感動メッセージ | AbemaTIMES

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将棋界には師匠・弟子の制度がある。その関係は棋士によって様々だが、強い絆と思いやりに、話を聞いた人々の胸を打つようなものもある。今年、史上最年長で初タイトルを獲得した木村一基王位(46)と、師匠の後に続くように新人王戦で初優勝を果たした高野智史五段(26)。この2人の間にあったものが12月17日に行われた新人王表彰式で高野五段から語られると、木村九段は初タイトルを取った時と同じく、もしくはそれ以上に涙した。多数集まった関係者がしんと静まりかえり、思わず聞き入ったあいさつの中で、師匠に贈ったメッセージを紹介する。

高野智史五段のあいさつ ※一部、抜粋。

私にとって何よりも大きな存在である師匠の木村王位に対する思いを言葉にしたいと思います。

入門したのは中学2年生になろうかと、今から12年ほど前になります。月1回のペースで将棋を教えてくださいました。そのおかげもあって、しばらく順調に上がることができました。

入門して奨励会に入ると、アマチュアの大会に出ることができません。もう絶対にプロになるという意志の表れなんですが、私の場合はそういうわけではありませんでした。将棋が楽しくて、強い相手と指そうと思っていたら、奨励会に入っていた、そういう子どもでした。まずは地元の道場、県内の教室、県外の研修会、その先にあるのが奨励会でした。

もちろん漠然とプロに対する憧れはあったんですけれど、なんとしてもプロになるとか、将来に対する確固たる意志はありませんでした。順調なうちはそれでもいいんですが、息詰まると苦しいんですよね。私は二段でピタッと止まりました。だいたい高校3年生ぐらい、入門から4年ぐらいでした。

そこでようやく考え始めるんですね。自分は一体どうしたいのかと、本気でプロを目指しているのかと。師匠は、自分がプロになりたいと思っているからこそ、将棋を教えてくれています。少なくない時間を取ってくださいます。本気で自分をプロにしてくれようとしているのは感じます。しかしですね、自分の意志は長い間あいまいのままで、それに気づくと師匠にただ、申し訳なくて。師匠に教わる時間が、つらい時間になる時期もありました。

結局、高校は付属校で、受験がないこともあり、大学にも進学してしまいました。結論の先送りでした。ようやくプロになる意志が固まったのは、大学1年をしばらく過ごした後でした。何より後悔しているのは、この一連の気持ちの変化を師匠に伝えることはありませんでした。プロになった後もそうです。

さすがに師匠のことです。私が何か悩んでいるような、隠しているようなことは当時から気づいていたと思います。それでもあえて何も聞かずに、ただ将棋を指してくださって、その優しさは自分には、あまりにもまぶしすぎました。師匠が王位を取って、自分も一つ結果を残して、ようやく向き合うことができました。言葉にしようと思います。

本当にここまで育ててくださってありがとうございます。もう、とにかくどうしようもない弟子なんですけれども、これからもどうかよろしくお願いします。

今は先生相手に将棋を指すのが一番楽しいと思っています。先ほど「私を越えてくれ」と言っていましたけれども、私はずっと私より上の存在でいてほしいと思っています。

情報源:弟子の言葉に涙、涙…“将棋の強いおじさん”木村一基王位に贈られた高野智史五段の感動メッセージ(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュースコメント

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