名古屋市内で行われた将棋イベントの特別対局に臨む前、アイトラッキングの装置をつける藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

藤井七段「研」の一年 世界史Aで学業の難局クリア – 社会 : 日刊スポーツ

ほぉ・・・


2019年12月8日21時6分

名古屋市内で行われた将棋イベントの特別対局に臨む前、アイトラッキングの装置をつける藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)
名古屋市内で行われた将棋イベントの特別対局に臨む前、アイトラッキングの装置をつける藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(17)が8日、名古屋市内で行われたイベント「将棋プレミアムフェス in 名古屋2019」に出席した。第69期王将戦の挑戦者決定リーグでは史上最年少のタイトル挑戦にあと1歩と迫った今年を振り返り、漢字一文字として表現すると「研」と回答。イベントではファンの質問には笑顔で“神回答”するなど、対局場では見せない17歳の「素顔」をのぞかせた。

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地元名古屋でのイベント後の記者会見で、今年を漢字一文字で振り返る質問が飛んだ。藤井はいつもの対局のように“長考”に入った。特別対局した都成竜馬六段が「お先にいいですか」と断りを入れ、挑戦の「挑」と回答。「う~ん」、さらに約1分、下を向いて考え続けていた藤井が回答した一文字は「研」だった。

「研究の『研』です。多くのプロ棋士の方と戦い、自分の中で考えが深まるところが多かったです」

プロ4年目、トッププロの壁にぶつかりながらも、課題を見つけ、ステップアップするために研究を重ねた1年だった。

大記録に手が届きそうな1年でもあった。最年少タイトル挑戦の記録がかかった第69期王将戦の挑戦者決定リーグでは、あと1歩でタイトル挑戦を逃した。それでも全員がタイトル経験者のという過酷なリーグ戦で4勝2敗の最終戦績で来期のリーグ残留を決めた。多くの研究材料が見つかった。

「6局を通し、対戦相手と比べて、形勢判断、時間の使い方など課題があった。そこを改善していきたい」

この1年、学業と将棋の両立という「難局」に立ち向かってきた。現在、名古屋大学教育学部付属高校2年。もともと数学、地理が得意だったが、高校に進学後、近現代を中心に学ぶ「世界史A」も好きになった。

高校生活について「昨年と比べ、対局数が増えているわけではないので、以前と変わらず、やれているかな」と笑顔で話した。進学校のため、来年は大学受験の勝負の1年になるが、藤井の大学進学は未定だ。

イベントではファンからの「将棋の神様にお願いするなら、なに?」の質問には「せっかく神様がいるのなら1局、お手合わせをお願いしたい」。レベルの高い“神回答”に会場からは「おっ~!」と驚きの声が漏れた。「もっと実力を高めたい」。「天才」と言われる17歳が、タイトル奪取を目指す。【松浦隆司】

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