国内FAするくらいなら、ポスティングでメジャーに挑戦してほしい
「スズキへの注目度は年々、高まっています」
東海岸のメジャースカウトがこう言った。
7日のプレミア12台湾戦で侍ジャパンの4番・鈴木(広島)が大暴れ。初回に先制となる適時三塁打を放つと、三回には左翼席に特大の2ランを叩き込むなど、日本の勝利に貢献した。
1次ラウンドの3試合で計9打点の活躍に目を細めているのがメジャーのスカウトたちだ。大谷翔平(エンゼルス)と同じ年の鈴木は25歳を迎えた今季、打率・335、28本塁打、87打点で首位打者のタイトルを獲得。出塁率は・453と高く、25盗塁を決めるなど足もある。さらにゴールデングラブ賞を獲得したように守備も一級品。メジャースカウトの中には「すでにアジアではトップクラス」との声もあるほどだ。
鈴木の今季年俸は1・6億円。仮に、今すぐポスティングでメジャー挑戦したら、一体どれくらいの評価を受けるのか。
「入札金が必要になるため、契約総額は抑えられるが、出来高込みで2年総額10億円といったところでしょう」
とは、前出のスカウトだ。
「スズキは好不調の波がほとんどなく、181センチ、96キロで体がドッシリしている。打撃に確実性があり、ボールにしつこく食らいつく姿勢もあるので、外国人投手の動く球にも対応できるでしょう。ツボにはまれば飛ぶ、という選手ではなく、穴も少ない。パワーもあるので、本塁打も期待できる。守備、走塁も平均以上です。
メジャー球団は今、かつてのイチローのような巧打者タイプよりも、スズキのような外国人投手にも力負けしない体を持つ選手を好む。かつて、中日からFA権を行使したフクドメ(30=当時)がカブスと4年4800万ドル(約53億円=当時)の契約を結んだが、スズキは当時のフクドメよりも完成度で劣る。タフな環境に慣れる時間も必要だ。ただ、スズキはまだ25歳と若い。2年間実績を積めば、3年目以降のサラリーは一気に増えるはず。10億円プレーヤーになることも夢ではないだろう」
日本の主砲がアメリカンドリームを掴む可能性は高そうだ。
情報源:プレミア12で大暴れ 広島・鈴木「今すぐメジャー挑戦」なら年俸いくら?(日刊ゲンダイDIGITAL) – Yahoo!ニュース(コメント)
情報源:【鈴木誠也】侍J主砲の広島・鈴木「今すぐメジャー挑戦」で年俸いくら|野球|日刊ゲンダイDIGITAL
どうなるかな・・・