永瀬拓矢叡王が二冠に王手 斎藤慎太郎王座を134手で下す/将棋・王座戦五番勝負

永瀬拓矢叡王が二冠に王手 斎藤慎太郎王座を134手で下す/将棋・王座戦五番勝負 | AbemaTIMES

134手 9九飛成まで、△永瀬叡王 の勝ち、奪取に王手


将棋の王座戦五番勝負第2局が9月18日、大阪府大阪市「ウェスティンホテル大阪」で行われ、挑戦者の永瀬拓矢叡王(27)が、初防衛を目指す斎藤慎太郎王座(26)に134手で勝利し、2連勝を飾った。これにより永瀬叡王は、二冠に王手をかけた。第3局は10月1日に行われる。

第1局を千日手の末に勝利した永瀬叡王は、後手番だった第2局では、持ち時間でこそリードしたもの、形勢では劣勢が続く展開に。それでも終盤、耐える手を続け逆転の機会を狙うと、両者の持ち時間が残り少なくなったころから挽回。最終盤で逆転に成功し、白星をもぎ取った。対局後には、大熱戦について「最初から苦しいとは思っていて、仕掛けが軽かったかと。自信がないように思っていました」と振り返っていた。

第3局は10月1日、兵庫県神戸市「ホテルオークラ神戸」で行われる。先手は永瀬叡王。

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2019/9/18 20:55 (2019/9/18 21:59更新)

18日朝から大阪市のウェスティンホテル大阪で指されていた第67期将棋王座戦(日本経済新聞社主催)五番勝負の第2局は、午後8時53分、134手で後手の挑戦者、永瀬拓矢叡王(27)が斎藤慎太郎王座(26)を破り、2連勝でタイトル奪取に王手をかけた。

王座戦第2局を制した挑戦者の永瀬叡王。左は斎藤王座(18日夜、大阪市)
王座戦第2局を制した挑戦者の永瀬叡王。左は斎藤王座(18日夜、大阪市)

両者とも持ち時間5時間を使い切る、二転三転の大熱戦だった。第3局は10月1日、神戸市のホテルオークラ神戸で指される。

この日の将棋は多くのプロが熱心に研究する「角換わり腰掛け銀」に。両者ほぼ同じ陣形から斎藤王座が4五歩(39手目)と位を取ると、永瀬叡王は6五歩(40手目)から先攻。斎藤王座も反撃して、互いに飛車を切る激しい戦いに突入した。

(投了図は△6九飛成まで)
(投了図は△6九飛成まで)

夕食休憩の局面(78手目3六馬まで)では、後手が「まずいと思っていた」(永瀬叡王)。だが、「王座の棋風通りではあるが最短で攻めて勝ちに行ったのが危険な指し方だった」(解説の山崎隆之八段)。斎藤王座は終局後、「組み合わせが多すぎて最善が選べなかった」と悔やんだ。

ただ斎藤王座も5六角(91手目)と勝負手を放ち、容易に土俵を割らない。「攻めか受けかの方針を問われた3三桂(108手目)の局面で、秒読みのなか斎藤王座に迷いが出てしまった。永瀬叡王がその隙を逃さず、最後は9三桂(112手目)で勝利をたぐり寄せた。両者の持ち味が出た大熱戦だった」(山崎八段)。

〈指し手〉

▲2六歩△8四歩▲7六歩△3二金▲7八金△8五歩▲7七角△3四歩▲6八銀△7七角成▲同銀△2二銀▲4八銀△3三銀▲3六歩△6二銀▲4六歩△4二玉▲4七銀△1四歩▲1六歩△7四歩▲4八金△7三桂▲6八玉△6四歩▲3七桂△6三銀▲2九飛△8一飛▲9六歩△9四歩▲6六歩△6二金▲5六銀△5四銀▲7九玉△3一玉▲4五歩△6五歩▲同歩△7五歩▲6九飛△7六歩▲同銀△8六歩▲同歩△同飛▲7七歩△8一飛▲2五桂△2二銀▲6四歩△6六歩▲同飛△8八歩▲同金△5九角▲5八金△2六角成▲6三歩成△同銀▲同飛成△同金▲7二角△4九飛▲7八玉△8八飛成▲同玉△6二金▲8一飛△4一金▲8三角成△8七歩▲同銀△8六歩▲同銀△3六馬▲6三歩△8七歩▲同玉△8九飛成▲8八歩△6三金▲4七金△同馬▲同銀△4二金寄▲6四歩△同金▲5六角△6九竜▲7三馬△8五歩▲同飛成△6五金打▲3二歩△同玉▲7八銀△6八竜▲6五角△同金▲6七金△7五桂▲同銀△7九竜▲8九桂△3三桂▲同桂成△同銀▲5六銀△9三桂▲6五銀△8五桂▲6九歩△9七桂成▲同桂△9九竜▲8九金△同竜▲同銀△7九飛▲9八銀△7八角▲7六玉△7一香▲6四馬△6三歩▲同馬△7五香▲6六玉△6七角成▲同玉△6九飛成まで134手で永瀬叡王の勝ち

情報源:永瀬叡王が2連勝、奪取に王手 将棋王座戦第2局  :日本経済新聞


第67期王座戦五番勝負第2局は、20時53分、134手で永瀬叡王の勝ちとなりました。消費時間は両者5時間0分(チェスクロック使用)。これでシリーズ成績は永瀬叡王が2連勝とし、タイトル奪取にあと1勝としました。第3局は10月1日(火)に、兵庫県神戸市「ホテルオークラ神戸」で行われます。

情報源:王座戦中継Blog: 永瀬叡王が2連勝


(勝った永瀬拓矢叡王は開幕2連勝)

(敗れた斎藤慎太郎王座はあとがなくなった)

(激闘の余韻が残る)

主催紙の日本経済新聞社から終局後インタビューが行われました。

―まずは永瀬叡王から。全体を通して?
永瀬 最初から苦しいと思っていたのですが、仕掛けが軽かったのかもしれません。作戦がよくなかったかなと。手厚く受け止められてしまって、自信がないと思っていました。

―夕食休憩の78手目△3六馬以降は?
永瀬 形勢が少しまずいか、だいぶまずいか分からなかったのですが、(85手目)▲4七金と上がられたところはハッキリダメかなと思いました。苦しい将棋になってしまったかなという気がします。

―勝ちになったと思ったところは?
永瀬 (112手目)△9三桂と打って大駒が取れる形に近くなったので。逆転してもおかしくないかなと思っていました。

―次に斎藤王座、全体を通して?
斎藤 予定の作戦がまあまあ、うまくいっているのではないかと思ったのですが、本譜で踏み込んで本当にいいのか、決断をためらってしまったのがよくなかったですね。▲5八金(59手目)~▲6三歩成のところですが、1手見落としていると悪くなってしまうので。一応、本譜なら少しよくてもおかしくないかと思ったのですが、この一手というチャンスが思い浮かばなかったのはしょうがないです。最後、ポッキリ折れてしまったのが、いちばん悔いが残ります。

―夕食休憩のあたりの形勢は?
斎藤 (夕食休憩明け、79手目で)▲6三歩とか▲7四馬とか、組み合わせが多すぎて、(再開)直後で間違えてしまったかもしれませんね。嫌な局面と思ったのは△同馬と切られたところ(86手目△4七同馬)で、その前にもう一工夫必要だったかなあと。何かありそうな気がしたのですが、思い浮かびませんでしたね。

―最終盤については?
斎藤 △3三桂(108手目)とぶつけられるのが大きいので、▲5六銀と出るならその瞬間に出たほうがまだ、手順を尽くしているとは思うのですが、こちらがツライかもしれませんね。正確に指してもどうかぐらいで、なかなか難しい局面だったかなと思います。

情報源:王座戦中継Blog: 終局直後


斎藤慎太郎王座に永瀬拓矢叡王が挑戦する第67期王座戦五番勝負の第2局が9月18日(水)に大阪府大阪市「ウェスティンホテル大阪」で行われ、永瀬叡王が斎藤王座を134手で破り2勝目をあげ、タイトル奪取に王手をかけました。

永瀬叡王はあと1勝してこの王座戦を制すると、初の王座獲得となります。

第3局は10月1日(火)に兵庫県神戸市「ホテルオークラ神戸」で行われます。

王座戦五番勝負の模様は、Paravi(パラビ)ニコニコ生放送AbemaTV王座戦中継サイト日本将棋連盟ライブ中継で中継をいたします

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134手 9九飛成まで、△永瀬叡王 の勝ち、奪取に王手




永瀬が奪取に王手。