3回、見逃し三振に倒れて天を仰ぐ広島・西川(左)

【広島】連続弾「16戦」で終止符

2019/8/7 vsDeNA 17回戦(マツダ)広島0-4DeNA


2019年8月7日 21時57分

3回、見逃し三振に倒れて天を仰ぐ広島・西川(左)
3回、見逃し三振に倒れて天を仰ぐ広島・西川(左)

◆広島0―4DeNA(7日・マツダスタジアム)

広島がDeNA先発の浜口に6回4安打無失点の好投を許すなどし、7月7日の阪神戦(甲子園)以来、今季5度目の完封負けを喫した。もちろん本塁打もゼロで、チームの連続試合本塁打は球団2位タイの16試合で途切れた。連勝は2でストップ。本拠地でのDeNA戦の連勝も3で止まった。

緒方孝市監督(50)も浜口に白旗を揚げた。「浜口投手にええ投球されてね。いい高さからのチェンジアップと今年覚えたカットボール。ボールが先行していても真っすぐで低めにパシッとストライクが入り、打者は(直球かチェンジアップのどちらを待てばいいのか)どっちつかずになった。相手も苦しくなった6回、1点でも入れば流れが変わるかなというところでも、しっかり投げ切られた」と振り返った。

チーム2番手以降から1安打も奪えず、計4安打。今季4安打以下は7月17日のDeNA戦(横浜)での3安打(●1―3)以来13試合目で、その日も浜口に7回途中1失点の好投を許した。13試合全てで黒星を喫している。

この日はメヒア、バティスタ、小園で計3失策。指揮官は「エラーありぃので失点があり、なかなか反撃へと流れがつながらなかった」とため息をついた。3失策以上は6月22日のオリックス戦(マツダ)以来、今季5試合目で全てマツダスタジアム。今月3日の阪神戦(同)から4試合連続失策が続いており、同様のケースは6月19日のロッテ戦(同)から同22日のオリックス戦(同)の4試合連続以来、今季3度目だ。

先発のクリス・ジョンソン投手(34)は5回3失点で7敗目(8勝)。両軍無得点の3回2死無走者から宮崎に中前打を浴びると、続くソトに右中間への29号2ランを献上した。7月17日のDeNA戦(横浜)の4回にロペスに2ランを浴びて以来、20イニングぶりの失点となった。

情報源:【広島】連続弾「16戦」で終止符…緒方監督は浜口に白旗「エエ投球された」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:【広島】連続弾「16戦」で終止符…緒方監督は浜口に白旗「エエ投球された」 : スポーツ報知


3回、ソトの2ランで先制を許し、ベンチで厳しい表情の緒方監督(中央左)ら(撮影・飯室逸平)
3回、ソトの2ランで先制を許し、ベンチで厳しい表情の緒方監督(中央左)ら(撮影・飯室逸平)

「広島0-4DeNA」(7日、マツダスタジアム)

広島は今季5度目の完封負けで、2位浮上を逃した。

打線は先発・浜口の前に沈黙し、連続本塁打も16試合でストップ。東出打撃コーチは「あんなに低めに決まる浜口は初めて見た。チェンジアップの抜けも良かった。際どいところに投げられて出し入れされた」と脱帽。17、18年で計4勝1敗と好相性を誇ったが、今季は2戦2敗。勝負の夏場へ新たな天敵の出現だ。

それでも高ヘッドコーチは「打てない時もある。全部の試合は取れない。守りのミスを踏まえて、明日カードを勝ち越したい」と気合を入れた。

情報源:広島 新たな天敵打てず完封負け 今季2戦2敗のDeNA・浜口に東出コーチも脱帽(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:新たな天敵打てず完封負け 今季2戦2敗のDeNA・浜口に東出コーチも脱帽/広島カープ/デイリースポーツ online


2019年8月7日 22:20

<広・D>8回2死一、二塁、鈴木(左)が凡退しガックリの緒方監督(撮影・岡田 丈靖)
<広・D>8回2死一、二塁、鈴木(左)が凡退しガックリの緒方監督(撮影・岡田 丈靖)

◇セ・リーグ 広島0―4DeNA(2019年8月7日 マツダ)

大逆転でのセ・リーグ4連覇を目指す3位・広島は2位・DeNAに0―4で完敗。DeNAと1・5ゲーム差、首位・巨人とは2ゲーム差に後退した。

DeNAの先発左腕・浜口が要所で投じるチェンジアップにバットが次々と空を切り、6回限りで降板するまで毎回の11三振。その後も三嶋、エスコバー、山崎のリレーに計4安打14三振に終わり、7月19日の巨人戦(マツダ)から続いていたチームの連続試合本塁打も16試合で止まった。17試合連続本塁打なら球団初の日本一を達成した1979年にマークした球団最多記録21試合以来40年ぶり2度目となるところだったが、お預けとなった。

なお、16試合連続本塁打は7月19日の巨人戦で安部がエース菅野から放った今季4号からスタート。16試合で12選手が本塁打をマークしており、最多はバティスタと西川の6本。菊池涼が4本で続き、安部、三好、鈴木、小園、松山が2本。会沢、野間、坂倉、メヒアが1本放っている。

【広島の16試合連続本塁打内訳】※7月19日~8月6日

7月19日巨人戦=安部4号、会沢9号/7月20日巨人戦=バティスタ20号&21号/7月21日巨人戦=西川6号/7月23日中日戦=バティスタ22号&23号、安部5号/7月24日中日戦=西川7号/7月25日中日戦=三好1号、菊池涼6号、鈴木21号/7月26日ヤクルト戦=三好2号、小園1号、野間2号/7月27日ヤクルト戦=西川8号、鈴木22号、バティスタ24号/7月28日ヤクルト戦=小園2号/7月30日巨人戦=西川9号、松山3号/7月31日巨人戦=西川10号、菊池涼7号/8月1日巨人戦=松山4号、坂倉1号/8月2日阪神戦=バティスタ25号/8月3日阪神戦=菊池涼8号/8月4日阪神戦=メヒア3号/8月6日DeNA戦=西川11号、菊池涼9号

情報源:広島 40年ぶりの17試合連続アーチならず DeNA浜口のチェンジアップに手こずり、計14三振喫する(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広島 40年ぶりの17試合連続アーチならず DeNA浜口のチェンジアップに手こずり、計14三振喫する― スポニチ Sponichi Annex 野球


2019年8月7日22時55分

6回裏広島2死一、二塁、松山は見逃しの三振に終わる(撮影・梅根麻紀)
6回裏広島2死一、二塁、松山は見逃しの三振に終わる(撮影・梅根麻紀)

<広島0-4DeNA>◇7日◇マツダスタジアム

広島が天敵浜口の前に散発4安打に封じられ、7回以降は中継ぎ陣に無安打に抑えられた。

三塁すら踏めず、今季5度目の0封負けで連勝が止まった。

またもDeNA浜口にやられた。ブレーキの利いたチェンジアップを駆使され、走者を出しても進塁打すら打てず、5回まで二塁すら踏めなかった。初めて走者を得点圏に進めた3点ビハインドの6回2死一、二塁も、松山が内角高めの際どいコースへのチェンジアップにバットが出ず見逃し三振。昨年9月11日から3連敗となった左腕に11三振を喫した。

8回裏広島2死一、二塁、鈴木誠也は中飛に終わり残念そう(撮影・梅根麻紀)
8回裏広島2死一、二塁、鈴木誠也は中飛に終わり残念そう(撮影・梅根麻紀)

広島は連勝とともに連続2桁安打も「2」で止まった。緒方監督は「6回、相手が苦しんでいるところで(点が)入れば流れが変わるところをしっかり投げ切られた。エラーで失点して反撃ムードにつながらなかった」と振り返った。攻守に精彩を欠き、首位巨人とのゲーム差は2ゲームに広がった。

情報源:広島5度目0封負け…攻守に精彩欠き首位巨人と2差(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:広島5度目0封負け…攻守に精彩欠き首位巨人と2差 – プロ野球 : 日刊スポーツ


4回、空振り三振に倒れるメヒア(撮影・飯室逸平)
4回、空振り三振に倒れるメヒア(撮影・飯室逸平)

「広島0-4DeNA」(7日、マツダスタジアム)

広島が今季5度目の完封負けで、2位浮上を逃した。好調だった打線はDeNAの先発・浜口に苦戦。六回まで無得点、毎回11三振を喫した。チームの連続試合本塁打も16でストップした。連敗を止めた首位巨人とは2ゲーム差、2位DeNAとは1・5ゲーム差に開いたが、本当の戦いはこれから。仕切り直しじゃ!

後半戦から快進撃を続けていた赤ヘル軍団が小休止した。連勝で6カード連続の勝ち越しを狙ったが、2位浮上はお預け。緒方監督は先発浜口の投球に脱帽し、サバサバとした表情で試合を振り返った。

「相手の浜口投手にいいピッチングをされたね。中盤のところで…、六回かな。相手が苦しくなっていたところ、点が入れば流れが変わったところでしっかり投げきられたね」

走者を出しながらも、なかなか得点圏に進められなかった。先頭・松山がチーム初安打を放った二回はメヒアが空振り三振、後続も倒れた。3点を追う六回は2死一、二塁の好機を作ったが、好調の松山が見逃し三振。内角いっぱいに直球を決められ、天を仰いだ。

過去2年は8度の対戦で4勝1敗、昨季もチーム打率・290と相性の良さを見せていた。ただこの日ばかりは宝刀チェンジアップに加えて、直球の制球も抜群。東出打撃コーチは「あんなに低めに決まる浜口は初めて見た。チェンジアップの抜けも良かった。際どいところに投げられて出し入れされた」。14三振は今季ワーストタイ。7月17日(横浜)の対戦に続いて、今季2戦2敗の難敵となった。今後も再戦が予想されるだけに、次回は克服したいところだ。

好調の赤ヘル打線は七回以降も中継ぎの三嶋、エスコバー、山崎から得点を奪えず、連続本塁打は16試合でストップ。それでも決して悲観するような黒星ではない。つながりこそ欠いたが、主力打者に快音は響いた。高ヘッドコーチも連敗阻止へ向けて、「打てない時もある。全部が全部の試合は取れない。守りのミスを踏まえて、カードを勝ち越したいね」と前を向いた。

巨人が勝ったため、首位とは2ゲーム差に開いた。DeNAとは1・5ゲームで今年のペナントレースは混戦模様だ。9連戦真っただ中。勝負の夏は始まったばかりだ。指揮官は「また切り替えて頑張ります」と締めた。8月の再進撃へ、もう一度、仕切り直しだ。

情報源:広島泳ぎ疲れ?17戦ぶり本塁打ゼロ 2位浮上お預け、緒方監督は浜口に脱帽(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:泳ぎ疲れ?17戦ぶり本塁打ゼロ 2位浮上お預け、緒方監督は浜口に脱帽 /広島カープ/野球/デイリースポーツ online


八回、DeNA1死、嶺井の打球を小園(右)が一塁に悪送球する
八回、DeNA1死、嶺井の打球を小園(右)が一塁に悪送球する

内野陣が八回に失策を連発し、無安打で追加点を与えた。

1死から三遊間への遊ゴロを小園が一塁へワンバウンドの悪送球。1死一、二塁からの一ゴロはバティスタの二塁送球がそれ、二塁走者の生還を許した。

四回1死はバントを処理したメヒアが一塁へ悪送球しており、チームは4試合連続の計8失策。山田内野守備・走塁コーチは「小園は慌てる必要はなかった。同じ失敗を繰り返してはいけない」と注意。小園は「ノックから考えて練習したい」と前を見据えた。

情報源:8月7日DeNA戦 内野陣、八回に乱れる 小園・バティスタ送球ミス、追加点許す | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル


【広島―DeNA】六回、広島2死一、二塁、松山が見逃し三振に倒れる。投手浜口。捕手嶺井(撮影・河合佑樹)
【広島―DeNA】六回、広島2死一、二塁、松山が見逃し三振に倒れる。投手浜口。捕手嶺井(撮影・河合佑樹)

沈黙の3時間半だった。打線が散発4安打で三塁を踏めず、今季最多タイとなる14三振。7月7日の阪神戦(甲子園)以来、23試合ぶりとなる今季5度目の零封負けで、首位巨人とのゲーム差は2に広がった。

試合前の時点で後半戦のチーム打率2割9分9厘、32本塁打、115得点はリーグトップ。盛り返しの原動力になっている圧倒的な打力が封じられた。浜口のチェンジアップに手を焼き、東出打撃コーチは「抜けが良く、際どいところに出し入れしてきた」と脱帽。五回まで二塁を踏めず、七回以降も救援陣の前にゼロ行進となった。

反撃機では微妙な判定に泣いた。初めて得点圏に走者を置いた六回2死一、二塁。松山は2ボール2ストライクから3球ファウルで粘った後、内角球に手が出ず見逃し三振。ボール気味の球だっただけに、「何もない」とぶぜんとした表情で球場を後にした。

7月19日の巨人戦(マツダ)から続いていたチームの連続試合本塁打も16で止まった。「打てないときもある。しっかり切り替えて、カード勝ち越しに向けてやっていく」と高ヘッドコーチ。混戦の上位争いにしがみついていく。(友岡真彦)

情報源:8月7日DeNA戦 沈黙のコイ、三塁踏めず 首位争い一歩後退 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル


【広島―DeNA】二回、ジョンソン
【広島―DeNA】二回、ジョンソン

◇広島―DeNA17回戦(8勝8敗1分け、18時01分、マツダスタジアム、31348人)

DeN002010010―4
広 島000000000―0

(D)浜口、三嶋、エスコバー、山崎―嶺井
(広)ジョンソン、島内、中村恭、中崎―石原、会沢

▽勝 浜口14試合6勝3敗
▽敗 ジョンソン19試合8勝7敗
▽本塁打 ソト29号(2)(ジョンソン)=3回

●…広島は打線が散発4安打と振るわず今季5度目の零敗を喫した。DeNA先発の浜口を捉えられず、6回で11三振。六回の2死一、二塁も松山が見逃し三振に倒れた。ジョンソンは三回にソトに2ランを浴びるなど5回3失点で7敗目。首位巨人との差は2ゲームと開いた。

情報源:8月7日DeNA戦 | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル


中国新聞 球炎
中国新聞 球炎

約3カ月前の4月30日夜、宿舎で試合映像を見直している迎打撃コーチがいた。午前0時。「令和」を迎えた、その瞬間は「松山のスイングを見ていました」。不調の男に兆しがないかを探していたという。

そんな献身の成果もあるのか、このところの好調ぶりが頼もしい。この日は勝負どころで打席へ向かう。六回2死一、二塁、カウント2―2からの8球目、内角球を見逃した。記者席からはボール球にも見える。球審の手が上がると、松山は「えっ」と驚いた。

見逃し三振を減らすのがチーム方針。ただ、どれだけボールに見えても、バットを出さないといけないのか。迎コーチの方針は「自分のストライクゾーンを外れたら振らなくていい。打撃を崩すから」と明快。四角四面な「見逃し三振撲滅」ではなく、打つための過程を大事にしている。

この日、見逃し三振は6。最近特に目立っており、時には判定に不服そうにする場面もある。迎コーチは「きちんと打撃と向き合う打者はポーズや言い訳で不満そうな顔はしない。鈴木やバティスタがそうでしょ」。九回、また見逃し三振した松山は今度はあっさりベンチに戻った。打撃ときちんと向き合おうとする姿勢だと受け取った。(五反田康彦)

情報源:8月7日DeNA戦 見逃し三振、言い訳いらぬ | 広島東洋カープ | 中国新聞デジタル



メヒア、小園、バティスタの悪送球ぅ・・・