寄生虫ダイエット?小さな生物のパワー活用

寄生虫がダイエット手助け マウス、1カ月で体重2割減

ほぉ・・・


2019年4月23日11時00分

実験でマウスに寄生させた線虫、ヘリグモソモイデス・ポリジャイラス(下川周子助教提供)
実験でマウスに寄生させた線虫、ヘリグモソモイデス・ポリジャイラス(下川周子助教提供)

群馬大学と国立感染症研究所の研究グループは、特定の寄生虫が腸内にいると脂肪燃焼が促進され、やせやすい体になることをマウスの実験で確認したと発表した。寄生虫が腸内で作用し、脂肪の燃焼を活発にさせる神経伝達物質を分泌する腸内細菌を増やしていた。研究成果はダイエット効果のある薬の開発への応用が期待できるという。

群馬大の下川周子(ちかこ)助教(感染症学)らの研究グループは、マウスにだけ感染する線虫「ヘリグモソモイデス・ポリジャイラス」で、体がやせやすくなる仕組みを調べた。

実験で、えさを与えて太らせたマウスの腸内に寄生虫を感染させた。感染していないマウスと食事量は変わらないのに、感染させたマウスは約1カ月で体重が約2割減り、血液中の中性脂肪も半分以下になった。

寄生虫によるダイエット効果のイメージ図
寄生虫によるダイエット効果のイメージ図

寄生虫に感染させたマウスの体内では、脂肪を燃焼しやすくする神経伝達物質「ノルエピネフリン」が約1・5倍増えていた。マウスのふんを調べると、この神経伝達物質を分泌する腸内細菌が多くなっていた。

研究グループは寄生虫が何らかの物質を出して、肥満解消に役立つ腸内細菌を増やしているとみている。下川助教は「寄生虫の出す物質を突き止め、人体への安全性を確かめられれば、その物質を使ったダイエット用の薬などの開発につなげられる」と話す。

研究成果は8日付の米科学誌「インフェクション・アンド・イミュニティー」(電子版)に掲載された。(丹野宗丈)

情報源:寄生虫がダイエット手助け マウス、1カ月で体重2割減(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:寄生虫がダイエット手助け マウス、1カ月で体重2割減:朝日新聞デジタル


2019.4.14

群馬大学と国立感染症研究所のチームが、「寄生虫によるダイエット効果」に関する研究結果を発表した。都市伝説のように伝えられていた「寄生虫ダイエット」だが、研究で何が明らかになったのか。そしていつ実用化されるのか。共同研究者に聞いた。

群馬大と感染研のチームは実験で、高脂肪食を1カ月間与えて太らせたマウスに、寄生虫の一種「腸管寄生蠕(ぜん)虫」を感染させたところ、体重が抑えられ、脂肪量も低下し、血中の中性脂肪や遊離脂肪酸が優位に低下したという。

食べるエサの量は、寄生虫を感染させたマウスと通常のマウスの間に差はなかった。

群馬大の発表によると、脂肪燃焼にかかわる物質「UCP1」の発現上昇のためには、交感神経を活性化させる物質「ノルエピネフリン」の増加が重要とされている。実験の結果、腸管寄生蠕虫に感染したマウスでは、ノルエピネフリンを分泌する腸内細菌の増加を経て、脂肪細胞に働きかけることが分かったという。

実験に使われた腸管寄生蠕虫はどんな寄生虫なのか。共同研究者の1人で、群馬大大学院医学系研究科の下川周子(ちかこ)助教は「家畜などの糞便に含まれた虫卵や幼虫が堆肥などで農作物などに付着し、洗いが不十分だったりして経口で侵入する場合が多い」と解説する。

「寄生虫ダイエット」については、真偽不明の話も多く、世界的なソプラノ歌手、マリア・カラスがサナダムシを利用して100キロ超あった体重を50キロ台まで減らしたとの噂もある。

下川助教は今回の研究について「寄生虫が(体内で)栄養をとるからやせるという都市伝説のようなことではなく、腸内細菌を変えることで太らないという効果が見られた」と解説する。

「寄生虫の種類は山のようにあり、中には腸管を食いちぎり下痢を起こすような悪い虫もいる。今回使用した寄生虫は『ただいるだけ』で、マウスに何の症状も起こさない」という。

寄生虫をめぐっては、アレルギー抑制の効果についても研究が進んでいるという。今後は、どのような形で実用化に向け、進めていくのか。

「寄生虫を口から入れるのはリスクも高く受け入れられないだろう。寄生虫が出す物質を見つけて、それを飲めば交感神経を活性化して脂肪を燃焼させるような腸内細菌が増えることが分かれば臨床に近づく」と下川助教。「物質が見つかるまでは2年ぐらい、実用化は5年ぐらいを見込んでいる」と先を見据えた。

情報源:群馬大と国立感染症研究所チームが発表「寄生虫ダイエット」 その効果と実用化のメドは? 共同研究者「脂肪燃焼させる腸内細菌が増えること分かれば臨床に近づく」 (1/2ページ) – zakzak


寄生虫ダイエット?小さな生物のパワー活用
寄生虫ダイエット?小さな生物のパワー活用

2019年4月12日 20:25

お花見シーズン、「花より団子」で食べ過ぎてしまった人も多いのでは?そんな中、新たなダイエットの研究結果がアメリカの科学雑誌で発表された。それは「寄生虫ダイエット」。そして、研究を進めるのは日本人。一体、どんなダイエットなのだろうか。

◆ダイエットしたことがある人は…

ダイエットしたことがあるか、街の人に聞いてみると──

大学生(21)「痩せたいなと思ったときに、炭水化物を抜いたりとか」

会社員(29)「食べない代わりに酵素ドリンク飲むみたいなのはやったことある」

ダイエットをしたことがある人は、少なくないようだ。

そのダイエットについて、今週、アメリカの科学雑誌『Infection and Immunity』である日本人の研究結果が発表された。

──寄生虫で肥満を抑制

一体どういうことなのだろうか。研究に携わった群馬大学大学院医学系研究科の下川周子助教に話を聞くと──

下川周子助教「寄生虫を感染させて腸内細菌を変えることが、体重の増加を抑えるメカニズム」

この寄生虫には一体、どんな働きがあるのか。

◆寄生虫でダイエットの仕組み

実験は、群馬大学と国立感染症研究所のチームがマウスを太らせながら行った。マウスの腸に寄生虫「ぜん虫」を感染させると、腸内バランスが変化し、代謝を高める遺伝子が体内に多くあらわれる。すると、脂肪が燃やされ、寄生虫に感染していないマウスと比べ体重の増加が1か月ほどで約2割抑えられたという。

今後は、寄生虫のどの物質がマウスの腸内バランスを変化させたのか調べ、寄生虫を使わないかたちでヒトに応用できる方法を研究したいとしている。

◆“小さな生物”活用は他にも

一方、道路を走る緑色のバス。実はこのバスに欠かせない“あるもの”に、小さな生物が使われている。それは藻(も)の一種「ミドリムシ」で、これを使った“あるもの”とは──

ユーグレナ・バイオ燃料製造実証プラント 森山宏一郎工場長「バイオ燃料を製造することを行っています」

なんと、「燃料」だ。このバスの燃料の一部を、ミドリムシをもとにつくっているという。

光合成で育ち、環境さえ整えば大量に培養できるというミドリムシ。この会社では、ミドリムシを粉末にし、そこから抽出した油と使用済みの天ぷら油などを合わせ精製、燃料をつくっている。

ただ、課題も残っている。

ユーグレナ・バイオ燃料製造実証プラント 森山宏一郎工場長「精製コストが非常に高い。商業化に向けては、ランニングコストをいかに下げるか」

現在は、提携する自動車メーカーで実証実験が行われているが、今年の夏から実用化される予定。

◆実は“微生物”ですでに商品化

一方、すでに商品化されているものも。

都内の雑貨店で販売されているお風呂グッズ『ウォールステッカーバス(1944円・税込み)』のウラを見てみると、成分の欄に「微生物」の文字があった。この“微生物商品”、実はお風呂の壁に貼りカビを防ぐというシール。中に入った抗菌作用を持った微生物が、お風呂のような湿度が高い環境で活発に活動し、カビを防ぐ物質を放出するという。

ミドリムシに寄生虫や微生物。小さな体には大きな可能性が詰まっている。

情報源:寄生虫ダイエット?小さな生物のパワー活用(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:寄生虫ダイエット?小さな生物のパワー活用|日テレNEWS24


2019/04/10

寄生虫のダイエット効果のイメージ
寄生虫のダイエット効果のイメージ

群馬大と国立感染症研究所の研究グループは9日、体内に特定の寄生虫がいると、脂肪が燃焼して痩せやすい体になることを、世界で初めて証明したと発表した。寄生虫によるダイエット効果はこれまで俗説的に語られてきたが、科学的な根拠は明らかでなかった。「さらに研究を進めれば、新たなダイエットサプリなどを開発できる可能性がある」としている。

◎特定の細菌増やし代謝高める

グループはあらかじめ餌を多く与えて太らせたマウスで実験。腸管寄生虫を感染させると、体重の増加が抑えられ、血中の中性脂肪も低下することを発見した。そのまま太り続けた通常のマウスと比べ、28日間で2割も体重差が出た。

寄生虫の有無で食べる量に差はなかったため、エネルギー代謝が上がったと予測。詳しく分析すると、寄生虫はマウスの腸内にすむ特定の細菌を増やすことが分かった。この細菌が作用して、脂肪細胞内で代謝を高める遺伝子が多く現れることが分かったという。

寄生虫に感染してもマウスの健康に悪影響はなかった。

研究に当たった群馬大大学院医学系研究科の下川周子助教は「寄生虫が分泌するどの物質が作用して、宿主が痩せやすくなるのかを突き止めたい。人間のダイエットサプリや薬として実用化できる可能性がある」としている。

研究成果は同日、米国の科学雑誌「インフェクション・アンド・イミュニティー」(電子版)に掲載された。

情報源:寄生虫でダイエット効果 世界初証明 群馬大などの研究グループ|社会・話題|上毛新聞ニュース


2019年4月22日

群馬大学大学院医学系研究科の下川周子助教と国立感染症研究所の久枝一部長らの研究グループは、高脂肪食を与えてあらかじめ太らせたマウスに寄生虫を感染させると、体重の増加が抑えられることを見出した。

腸管に寄生する寄生虫は、様々な免疫応答を変化させることで、種々の自己免疫疾患やアレルギーを抑制する力があることが報告されている。肥満は慢性炎症の1つとして知られ、近年世界中で増加している。「寄生虫によって痩せる」という話は昔から存在するが、実際には、不明な点が多いのが現状であった。

そこで、同研究グループは、マウスに高脂肪食を1ヶ月間与えて太らせた後、寄生虫を感染させ、体重などに及ぼす影響を調べた。その結果、食餌量は同等でも、寄生虫が感染したマウスは体重の増加抑制、脂肪量低下、血中中性脂肪および遊離脂肪酸量の低下が見られることが分かった。さらに同グループは、種々の検討により、腸管に寄生する寄生虫がマウスの腸内細菌叢を変化させ、神経伝達物質であるノルエピネフリンを分泌するような特殊な腸内細菌を増加させること、また、それによって交感神経が優位になり脂肪細胞を熱産生へと働かせるUCP1の発現を上昇させ、体重の増加を抑える、という一連の流れの解明に成功した。

本成果により、寄生虫が体重増加を抑制するメカニズムが世界で初めて証明されたことにより、将来、肥満に対する新しい治療法の確立に貢献することが期待される。

参考:【Infection and Immunity】Suppression of obesity by an intestinal helminth through interactions with intestinal microbiota

情報源:寄生虫による体重減少のメカニズムを世界で初めて解明 群馬大学 | 大学ジャーナルオンライン


2019/04/09

寄生虫によるダイエット効果 〜世界で初めて科学的に証明される〜

このたび,大学院医学系研究科の下川周子助教らの研究グループは,国立感染症研究所の久枝 一部長らとの共同研究により,寄生虫が体重増加を抑制するメカニズムを世界で初めて科学的に証明することが出来ましたので,お知らせします。
寄生虫による免疫抑制メカニズムを利用することで,肥満に対する新しい治療法の確立につながることが期待されます。
本研究成果は,米国の科学雑誌『Infection and Immunity』に掲載されるのに先立ち,オンライン版に掲載されました。

詳しくはこちら(PDF)をご覧ください。

<広報に関する問い合わせ先>
国立大学法人群馬大学
昭和地区事務部総務課広報係
〒371-8511 前橋市昭和町三丁目39番22号
TEL: 027-220-7895, FAX: 027-220-7720
E-mail: m-koho@jimu.gunma-u.ac.jp

情報源:群馬大学 大学院医学系研究科 医学部 医学科 | 新着情報 » 寄生虫によるダイエット効果 〜世界で初めて科学的に証明される〜



ふむ・・・