世界最小268グラム 男の赤ちゃん 無事退院 慶応大学病院

世界最小268グラム 男の赤ちゃん 無事退院 慶応大学病院 | NHKニュース

ほぉ・・・


2019年2月26日 21時50分

体重268グラムで生まれた男の赤ちゃんが無事に成長して、今月、退院したと東京の慶応大学病院が発表しました。病院によりますと、赤ちゃんに大きな病気はなく、元気に退院した男の子としては、世界で最も小さく生まれた赤ちゃんだとしています。

慶応大学病院小児科によりますと、去年8月、妊娠24週の時に、へその緒の血流が弱くなったことから帝王切開で体重268グラムの男の赤ちゃんが生まれたということです。

赤ちゃんは、両手に収まるくらいの大きさで、約6か月間、新生児の集中治療室で呼吸や栄養の管理をしたところ、3238グラムまで成長し、今月20日に大きな病気もなく元気に退院したということです。

病院によりますと、元気に退院した男の子としては世界で最も小さく生まれた赤ちゃんだということです。

世界で小さく生まれた赤ちゃんの情報を集めた、アメリカのアイオワ大学のデータベースによりますと、体重300グラム未満で生まれて元気に退院した赤ちゃんは、世界で23人が記録されていますが、そのうち男の子は4人だけで、最も小さかった男の子は2009年にドイツで生まれた274グラムの赤ちゃんだったということです。

男の子を担当した慶応大学病院小児科の有光威志助教は「300グラム以下で生まれた子どもの生存率は50%以下なので、退院するまで厳密な管理を心がけました。退院のときはご両親はとてもうれしそうで、小さく生まれても助かる命があることを知ってほしいと思います」と話していました。

情報源:世界最小268グラム 男の赤ちゃん 無事退院 慶応大学病院 | NHKニュース


2019/02/26
慶應義塾大学病院

慶應義塾大学病院小児科(教授:高橋孝雄)にて、268グラムで妊娠24週に出生した超低出生体重児の男児(担当医:有光威志助教、飛彈麻里子准教授)が2019年2月に生後5か月で同院新生児病棟を退院しました。大きな合併症も無く元気に退院した男児としては、世界で一番小さい赤ちゃんです。

プレスリリース全文は、以下をご覧下さい。

プレスリリース(PDF)

情報源:268グラムの超低出生体重児の男児が元気に退院-男児として世界最小-:[慶應義塾]


へぇ・・・