ハマ弁の市費、1食2673円 当初113円のはずが…:朝日新聞デジタル

全員給食じゃないんなら、1食当たりの単価が上がって当然では?


2019年2月22日11時00分

横浜市立中で利用されている配達弁当「ハマ弁」
横浜市立中で利用されている配達弁当「ハマ弁」

横浜市立中学校で給食代わりに使われている配達弁当「ハマ弁」に投じられた市費が、2017年度は1食あたり2673円だったことが21日わかった。16年度にハマ弁の業者と協定を結んだ当初、市は同113円を想定していた。

この日の市議会本会議で、林文子市長が井上桜氏(無所属)の質問に明らかにした。林市長は「決して妥当だとは思っていない」と述べ、利用率を高め、1食あたりの市の負担額を下げていく姿勢を示した。

ハマ弁は16年7月から段階的に提供が始まり、17年1月に市内全中学校(145校)に拡大された。民間業者が調理・配達を担い、生徒(保護者)の負担と市費で運営されている。

18年4月から値下げされ、現在はご飯とおかず、汁物、牛乳のセットで340円。市は、一部の学校で試行中の当日注文を新年度以降、全校に導入する。

答弁などによれば、17年度の提供数は計17万7786食。初期投資を除いた市費負担は4億7515万9千円だった。1食あたり2673円が投じられた計算になる。

16年4月に市と業者が基本協定を結んだ時の想定では、利用率を22%と見込んでいた。ハマ弁の運営経費のうちの市費負担は4億640万円。生徒と教師に年間360万食を提供する想定で、市費負担は1食あたり113円と見積もった。だが、17年度末(18年3月)の利用率は1・3%にとどまった。

井上氏は質疑で「当初の計画と、今のハマ弁事業は違うものになってしまっている」と指摘。市の負担額が妥当かどうか問いただした。林市長は「大変、経費がかかってしまっている」と認め、「喫食率(利用率)が目標に達するように頑張りたいので、ご理解をたまわりたい」と述べた。

市教育委員会によると、ハマ弁の今年1月時点の利用率は2・5%。市は19年度の目標として「15%」を掲げており、PRや試食会に力を入れるとしている。

情報源:ハマ弁の市費、1食2673円 当初113円のはずが…(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:ハマ弁の市費、1食2673円 当初113円のはずが…:朝日新聞デジタル



そもそも教師が注文していない


2018/11/06 17:02 更新:2018/11/06 17:10

林文子市長
林文子市長

横浜市立中学校の配達弁当「ハマ弁」を教職員から保護者にPRしてもらうため、市教育委員会が計画する教職員向けの試食会について、林文子市長は6日の定例会見で、ハマ弁への理解を深めるのが狙いとの趣旨を強調した上で、「そこをご理解いただければと思う」と述べた。

市長は、喫食率が低迷する原因について「周り(の生徒)が食べていないからとか、いろいろある」「先生方も意外と食べていない」などと説明。

試食会は「まずはできることからやっていこう、というもの。(教職員に)食べていただき、理解を深めてもらう(のが狙い)」とした。

市教委は10月31日付で全校に依頼文書を送付。試食会を研修の一環と位置付け、公費で負担して開催する。教職員はアレルギーなど特段の事情がない限り必ず試食し、ハマ弁の“良さ”を保護者らに伝えるよう求めた。対象は約6千人で、費用は約234万円を見込む。

情報源:「先生も食べてない、理解深めて」市長、ハマ弁試食を説明|カナロコ|神奈川新聞ニュース



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