(大志 藤井聡太のいる時代)挑戦編:1 ワイドショー登場・グッズ販売…ブームがきた:朝日新聞デジタル

ふむ・・・


2019年2月17日05時00分

藤井聡太七段グッズが並ぶ関西将棋会館1階の販売コーナー=大阪市福島区
藤井聡太七段グッズが並ぶ関西将棋会館1階の販売コーナー=大阪市福島区

「藤井君にお礼を言っておいてください。将棋教室に来る子どもたちが増えたんです」

2017年夏、当時四段だった藤井聡太(そうた)七段(16)がプロデビューから公式戦29連勝という新記録を達成すると、師匠の杉本昌隆七段(50)は、関西の棋士仲間から度々そう感謝されるようになった。この年の将棋日本シリーズこども大会には計1万2千人超の子どもたちが参加。過去最多を記録した。

将棋界は16年秋~17年初め、将棋ソフトの不正使用疑惑に揺れた。疑惑は晴れたが、なおも沈滞する雰囲気を藤井ブームが一気に吹き払った。

新たなファンが増えたのは、藤井七段が登場する将棋イベントを見れば一目瞭然だった。昔は男性ばかりだった客席に女性の姿が増えた。「テレビのワイドショーで取り上げられたのも大きかった」。日本将棋連盟常務理事の脇謙二・八段(58)はそうみる。「取材への受け答えも良かった。藤井七段は負けても悔しさをあらわにせず淡々として、勝っても威張ったりしませんしね」

連盟が発売した藤井グッズは扇子やクリアファイル、茶碗(ちゃわん)・湯呑(ゆのみ)セット、Tシャツ、パズルなど十数点。「お母さん世代に喜んでもらえるのでは」と、藤井七段の写真をあしらった「温度計付マグネット」も作られた。

棋士のグッズで定番の扇子は通常、八段昇段時やタイトル獲得時に制作される。四段での扇子制作は異例だ。一方で、ファンからはさらに多くの藤井グッズを望む声もある。このアイテム数には、過熱人気に応える一方、「まだ中高生でもあり、過度にならないように」という連盟の配慮ものぞく。

=敬称略

(佐藤圭司)

「挑戦編」では、棋戦初優勝を果たした昨年の朝日杯までの活躍を追います。毎週日曜に掲載します。

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情報源:(大志 藤井聡太のいる時代)挑戦編:1 ワイドショー登場・グッズ販売…ブームがきた:朝日新聞デジタル



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