藤井聡太七段が5日の勝利で手にする新記録と名記録 – 社会 : 日刊スポーツ

藤井七段は勝たないと足踏み、師弟揃って勝利すると同時昇級が決まる、杉本七段が負けると最終局に持ち越し。


2019年2月4日19時11分

藤井聡太七段
藤井聡太七段

将棋の第77期順位戦C級1組9回戦が5日、行われる。最年少プロ、藤井聡太七段(16)は大阪市の関西将棋会館で近藤誠也五段(22)と対戦。現在C1で8連勝中、順位戦ではプロ入り後18連勝中で、中原誠16世名人が持つデビューからの順位戦連勝記録に並んでいる。勝てば新記録となる。

近藤とは一昨年5月の竜王戦6組決勝、昨年8月の新人王戦準々決勝と公式戦で過去2回対戦し、いずれも勝利。データ上は有利だが、藤井は「自分のすべきことは、目の前の1局1局に全力を尽くすこと」と気を引き締めている。

同日同所では藤井と同じく8連勝でトップを走る師匠の杉本昌隆七段(50)が、船江恒平六段(31)と対戦する。「弟子が同じクラスにいるのは刺激になっている」と絶好調の要因を語る。大一番でも師匠の意地を見せたいところだ。

2人の相手となる近藤と船江はともに7勝1敗の強敵だ。藤井と杉本が勝てば、最終10回戦(3月5日)を待たずに師弟そろってB級1組への昇級が決まるが、逆にそろって黒星を喫すると、昇級争いは一転して混戦となる。

過去、順位戦の師弟同時昇級は3例あり、直近では第45期で同じB級2組に在籍していた大内延介・塚田泰明の師弟が、そろってB級1組に上がった。将棋界の新記録を打ち立て続ける天才高校生が、今度は師とともに32年ぶりの記録にチャレンジする。【赤塚辰浩】

情報源:藤井聡太七段が5日の勝利で手にする新記録と名記録(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:藤井聡太七段が5日の勝利で手にする新記録と名記録 – 社会 : 日刊スポーツ


藤井七段と杉も七段の勝敗と昇級決定
藤井七段と杉も七段の勝敗と昇級決定


師弟ともに、8戦全勝者と7勝1敗者同士の対局。
師弟揃って勝ち、昇級を決めることができるか?

藤井聡太七段 vs △近藤誠也五段
船江恒平六段 vs △杉本昌隆七段