「目隠しされて連れてこられた」不明の女子大学生か | NHKニュース

えぇ・・・


2019年1月25日 17時49分

行方不明になっている東京 葛飾区の19歳の女子大学生とみられる若い女性が、去年11月に茨城県内のアパートの敷地内で目撃され、住民に「目隠しされてアパートに連れてこられた」と話していたことが、捜査関係者などへの取材でわかりました。この目撃の後、行方がわからず、警視庁が捜査しています。

行方不明になっているのは東京 葛飾区に住む薬科大学1年の19歳の女子学生で、これまでの調べで、去年11月20日に授業に出た後、都内から電車に乗り、茨城県の鹿島神宮駅で午後5時半ごろに降りてタクシーに乗ったことがわかっています。

その後の調べで、女子大学生は、駅から7キロほど離れた神栖市内の商業施設などが建ち並ぶ路上でタクシーを降りていたことが捜査関係者などへの取材でわかりました。

その後、午後7時ごろに神栖市内のアパートの敷地内で女子大学生とみられる若い女性が泣いているのを住民が目撃していて、その際、女性は、迎えに来た車に乗せられ「目隠しされてアパートに連れてこられた。東京から来たがお金がなくて家に帰れない」と話していたことがわかりました。

その後の行方はわかっておらず、警視庁は24日、アパートの30代の男の部屋を捜索するとともに、女子大学生とオンラインゲームでやり取りをしていた複数の人物から話を聞くなど、行方を捜査しています。

タクシー運転手「変わった様子ありません」

鹿島神宮駅の駅前から女子大学生とみられる若い女性をタクシーに乗せたという64歳の運転手は「『神栖まで』と言われて送っていきました。コンビニの近くで『この辺でいいです』と言われたので降ろしましたが、携帯電話で地図を見ながら行き先を指示していたので、この辺の人ではないんだなと思いました。そのとき、特に変わった様子はありませんでした」と話していました。

アパートの男性「女の子が泣いているのを見かけた」

茨城県神栖市内のアパートに住む40代男性は「去年11月下旬の夜7時ごろ、見慣れない女の子がアパートの敷地ですすり泣いているのを見かけた。ピンクのコートを着ていて、話しかけてみたら、『東京から来たが、所持金がなくて家に帰れない。車で目隠しをされて乗せられてきた』と話していた。警察に行くよう伝えたが、その後、どうなったのかわからない」と話していました。

実家近くの女性「元気に帰って」

女子大学生の栃木県内の実家の近くに住む80歳女性は「娘さんは母親と弟の3人家族で、幼いころは弟と手をつないで出かけるなど、いつも一緒にいる印象です。おとなしく、前に出るタイプではないが、しっかりあいさつする礼儀正しい子で、トラブルに巻き込まれるなんて信じられません」と話していました。

そして、「母親は1人で仕事をしながら、子ども2人を育てていて、数年前には夜に子どもの塾の送り迎えもしていたので、本当に大切に育てていたと思います。母親のことを思うと胸が痛いし、私も心配なので一日も早く元気な姿で帰ってきてくれることを願っています」と話していました。

女子大学生 途絶えた消息

行方不明になっている19歳の女子大学生は、去年11月20日、東京 文京区にある薬科大学で午前中の授業に出たのを最後に、欠席が続いていました。

不審に思った家族から亀有警察署に相談があり、捜査が始まりました。

携帯電話の位置情報や防犯カメラの捜査で、女子大学生は、大学に最後に行った11月20日に東京 足立区のJR綾瀬駅から常磐線に乗り、千葉県の我孫子駅で乗り換え、都内から約100キロ離れた茨城県鹿嶋市の鹿島神宮駅で電車を降りたということです。

その後、鹿島神宮駅の改札を出る姿が防犯カメラに写っていたということで、駅前でタクシーに乗ったことがわかっています。

捜査員が聞き取りにきたタクシー会社によりますと、11月20日午後5時40分すぎに、女子大学生とみられる女性が駅前でタクシーに1人で乗り、約7キロほど離れた神栖市内のホームセンター近くで降りたということです。

さらに、午後7時ごろには、ホームセンターから1キロ余り離れた神栖市内のアパートの前で女子大学生とみられる女性が泣いているのを近所の人が見かけ話を聞いたところ、女性は「東京から来たが所持金がなく帰れない」と話していたということです。

女子大学生の携帯電話の位置情報は、神栖市付近で途切れ、その後の行方はわかっていません。

情報源:「目隠しされて連れてこられた」不明の女子大学生か | NHKニュース


はぁ・・・