レーダー照射問題 探知した際の「音」公開 防衛省

防衛省・自衛隊:韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について

ほぉ・・・


2019年1月21日 17時08分

自衛隊機が韓国軍の艦艇から射撃管制用レーダーの照射を受けた問題で、防衛省は新たに、レーダーの電波を探知した時に記録したという「音」を公開しました。特有の音が18秒間鳴り続けていて、防衛省は相手を捕捉し追尾する射撃管制用レーダーの特徴が出ており、日本側の説明の客観性がさらに補強されるとしています。

先月20日、海上自衛隊のP1哨戒機が、韓国軍の駆逐艦から射撃管制用レーダーの照射を受けた問題では、韓国側は否定する見方を示し、今月14日に両国の防衛当局による直接協議が行われましたが、平行線に終わっています。

こうした状況を受けて、防衛省は21日夕方、レーダーの電波を探知した時に記録したという「音」を新たに公開しました。

公開された音は当時、哨戒機の隊員が探知したレーダーの電波を音に変換する装置を使ってヘッドホンで聞いていたものだということで、甲高い特有の音が18秒間鳴り続いています。

射撃管制用レーダーは、強い電波を出して相手を捕捉して追尾する仕組みになっていて、防衛省は、特有の音が連続しているのは射撃管制用レーダーの照射が一定時間続いたことを示しているとしています。

このレーダーは、韓国以外の国も保有しているため、機密保持を理由に音が一部加工されていますが、特徴は残しているということです。

また今回は、比較用として、音が周期的に聞こえる捜索用レーダーを探知した際の一般的な音の事例も用意されていて、防衛省は今回の音の公開によって日本側の説明の客観性がさらに補強されるとしています。

レーダー探知と「音」の違い

今回、公開されたのは探知したレーダーの電波を音に変換する装置を使って、哨戒機の隊員がヘッドホンで聞いた「音」です。

海上自衛隊によりますと、哨戒機内にはレーダーを探知するための「ESM」という装置が搭載されていて、探知した電波の情報は装置の画面に表示されるとともに、音に変換されて、レーダー情報の分析を担当する隊員がヘッドホンで聞くことになっています。

照射されたレーダーの種類によって、音の聞こえ方が異なり、射撃管制用レーダーの場合は、焦点を絞って強い電波を照射し続けることで相手を補足し追尾するようになっているため、この電波を探知した場合は甲高い音が連続して鳴り続け、音も大きくなるということです。

一方、周囲を広く監視する捜索用レーダーの場合は、アンテナを回転させながら広い範囲に電波を照射するため、短い音が一定の周期で繰り返し、射撃管制用レーダーに比べると音量も小さく聞こえるということです。

今回公開した音について、防衛省は音が連続しているうえ、音量も大きいことなどから射撃管制用レーダーの特徴を示しているとしていますが、機密保持のため、音の特徴を残す形で一部加工しているということです。

官房長官「内外に丁寧に説明する必要ある」

菅官房長官は午後の記者会見で、「韓国側から、さまざまな報道や見解が示されている中で、事実関係について、国民をはじめ対外的に丁寧に説明する必要があり、客観的事実を取りまとめた防衛省としての最終見解と、レーダーを照射された際の音を本日中に公表すると防衛省から報告を受けている。本件については、防衛省から韓国側にも丁寧に説明したものだということだ」と述べました。

そのうえで「いずれにしても、北朝鮮問題をはじめとするさまざまな課題に対し、日韓や日米韓で引き続き、緊密に連携していくことが重要であり、今後とも、日韓防衛当局でしっかりと意思疎通を図っていくものと思っている」と述べました。

情報源:レーダー照射問題 探知した際の「音」公開 防衛省 | NHKニュース


2019/1/21 17:03

韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題で、防衛省は21日、哨戒機が照射を受けた際に探知したレーダーの電波を音に変換した記録を公開した。

情報源:レーダー照射に関する音声公開(共同通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:レーダー照射に関する音声公開 – 共同通信


レーダー照射“新証拠”防衛省が探知音公開
レーダー照射“新証拠”防衛省が探知音公開

2019/1/21 17:09

自衛隊機が韓国軍から射撃の際に使用するレーダーの照射を受けた問題で、防衛省は新たな証拠として自衛隊機内の装置がレーダー照射を探知した際に発した音を公開した。

乗組員に共有するため探知したレーダーの電波信号を音に変換したもので、防衛省によると、韓国側が主張する捜索用のレーダーであれば、音が途切れ途切れになるのに対し、射撃用のレーダーは強い電波を連続して照射されるため音が鳴り続ける特徴があるという。

今回、公開した音は強い音が一定の時間、連続して鳴っていて、防衛省は照射を受けたことを裏付ける客観的な証拠だと主張している。

さらに、防衛省は、この音の公開とともに「最終見解」を発表し、韓国側に改めてレーダー照射の事実を認め再発防止を徹底するよう強く求めた。また、「最終見解」では「これ以上、実務者協議を継続しても真実の究明に至らないと考えられることから協議を続けていくことはもはや困難であると判断する」と主張し、韓国側との協議を打ち切る考えを示している。

情報源:レーダー照射“新証拠”防衛省が探知音公開(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:レーダー照射“新証拠”防衛省が探知音公開|日テレNEWS24


【速報】レーダー照射「音」を公開 防衛省「協議もはや困難」
【速報】レーダー照射「音」を公開 防衛省「協議もはや困難」

2019年1月21日 月曜 午後5:31

防衛省は、自衛隊機が韓国の艦船から射撃管制用レーダーの照射を受けた際の「音の記録」を新たに公開するとともに、「最終見解」を発表し、韓国側との協議を打ち切る考えを示した。

新たに公開されたのは、レーダー照射を受けた際に海上自衛隊のP-1哨戒機が記録した、「ブザー音」と呼ばれる音声情報。

レーダーの電波信号を音に変換したもので、韓国側が主張する捜索用レーダーの場合、回転しながら広範囲に電波を照射するため、周期的な短い音が記録される。

しかし、今回公開された「ブザー音」は、高い音が長く鳴り続いていて、強い電波を標的の方向に継続して照射する、射撃管制用レーダー特有の音が確認できる。

また、「最終見解」で、防衛省は、「相互主義に基づく客観的かつ中立的な事実認定に応じる姿勢が見られない」と韓国側を強く非難し、「これ以上、実務者協議を継続しても、真実の究明に至らない」として、韓国側との協議を打ち切る考えを示した。

情報源:【速報】レーダー照射「音」を公開 防衛省「協議もはや困難」(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:【速報】レーダー照射「音」を公開 防衛省「協議もはや困難」 – FNN.jpプライムオンライン


防衛省“音の記録”公開 韓国との協議打ち切り
防衛省“音の記録”公開 韓国との協議打ち切り

2019年1月21日 月曜 午後8:41

防衛省は、自衛隊機が韓国の艦船から射撃管制用レーダーの照射を受けた際の「音の記録」を新たに公開するとともに、“最終見解”を発表し、韓国側との協議を打ち切る考えを示した。

新たに公開されたのは、レーダー照射を受けた際に海上自衛隊のP-1哨戒機が記録した「ブザー音」と呼ばれる音声情報。

レーダーの電波信号を音に変換したもので、捜索用レーダーの場合、回転しながら広範囲に電波を照射するため、周期的な短い音が記録される。

しかし、今回公開された「ブザー音」は、高い音が長く鳴り続いていて、強い電波を標的の方向に継続して照射する射撃管制用レーダー特有の音が確認できる。

また、最終見解で防衛省は、「相互主義に基づく客観的かつ中立的な事実認定に応じる姿勢が見られない」と韓国側を強く非難し、「これ以上、実務者協議を継続しても、真実の究明に至らない」として、韓国側との協議を打ち切る考えを示した。

情報源:防衛省“音の記録”公開 韓国との協議打ち切り(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:防衛省“音の記録”公開 韓国との協議打ち切り – FNN.jpプライムオンライン


2019/1/21 19:05

韓国海軍の駆逐艦から海自哨戒機が火器管制レーダーを照射された問題で、防衛省が公開した映像=2018年12月20日、石川県・能登半島沖(防衛省提供)
韓国海軍の駆逐艦から海自哨戒機が火器管制レーダーを照射された問題で、防衛省が公開した映像=2018年12月20日、石川県・能登半島沖(防衛省提供)

韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊のP1哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題で、防衛省は21日、最終見解を明らかにした。哨戒機が照射を受けた際に探知したレーダーの電波を音に変換した記録を新たな証拠として公開。改めて韓国側に強く抗議し、照射の事実を認め、再発防止を徹底するよう要求した。実務者協議を継続しても真実の究明に至らないと考えられるとして「協議を韓国側と続けることはもはや困難と判断した」と表明。協議に幕引きを図る考えを示した。

情報源:レーダー照射、協議継続は困難 防衛省が最終見解、韓国に抗議(共同通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:レーダー照射、協議継続は困難 防衛省が最終見解、韓国に抗議 – 共同通信


2019/1/21 19:20

「ビーーーーー」(約20秒間、鳴り響く大きな音)

自衛隊機が韓国軍から射撃の際に使用するレーダーの照射を受けた問題で、防衛省は新たな証拠として自衛隊機内の装置がレーダー照射を探知した際に発した音を公開した。

乗組員に共有するため探知したレーダーの電波信号を音に変換したもので、防衛省によると、韓国側が主張する捜索用のレーダーであれば、音が途切れ途切れになるのに対し、射撃用のレーダーは強い電波を連続して照射されるため音が鳴り続ける特徴があるという。

今回、公開した音は強い音が一定の時間、連続して鳴っていて、防衛省は照射を受けたことを裏付ける客観的な証拠だと主張している。

この音について、元海将で金沢工業大学大学院・虎ノ門キャンパスの伊藤俊幸教授は「連続音ビーと続いている、これは典型的な火器管制レーダーを照射された側の受信装置でとったスピーカーからの音。1回(火器管制)レーダーが(攻撃)目標をつかむと、どんなに相手が逃げてもずっと追いかけ回すのです。これが連続音として入る、(韓国側が)火器管制レーダーを照射したのは間違いないという証拠」と分析している。

情報源:探知音「レーダー照射は間違いない」元海将(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:探知音「レーダー照射は間違いない」元海将|日テレNEWS24


CC BY-SA 3.0 / 本屋 / Ministry of Defense (Japan)
CC BY-SA 3.0 / 本屋 / Ministry of Defense (Japan)

2019年01月21日 21:29

韓国駆逐艦が海上自衛隊哨戒機に火器管制レーダーを照射した疑いがある問題で、防衛省は21日、レーダーを受けた際に記録した電波信号の音を公表し、問題に関する最終見解を公開した。

海自P-1哨戒機が収集したとされる電波信号の音は一定時間継続している。同省は、問題の信号が一般的な捜索用レーダーとは特徴が異なるとして、照射の事実を裏付けるものとしている。

その上で、14日の実務者協議ではレーダー波を音に変換したデータを聴取するよう提案したが、韓国が拒否したと指摘した。さらに、韓国側の「低空で脅威飛行した」という主張も、航行距離や高度は国際基準に沿っていたとした上で、「客観的根拠に基づいていない説得力を欠いたもの」と批判した。加えて、韓国側が海自機からの呼びかけを聞き取れなかったと主張した点に関しては「良好な通信環境であった」としつつ、「通常では考えられないこと」だと指摘した。

最終見解として、防衛省は「協議を韓国側と続けていくことはもはや困難であると判断」した。

時事通信が指摘するところ、日本政府は新たな証拠の提出で正当性を国内外に訴える狙いだ。菅義偉官房長官は21日、「事実関係について、国民をはじめ対外的に丁寧に説明する必要がある」と指摘した。

情報源:韓国レーダー照射問題 防衛省、韓国主張「事実と異なる」として協議打ち切りへ – Sputnik 日本


韓国側の反応


“レーダー照射”問題、「音」公開に韓国側が反応
“レーダー照射”問題、「音」公開に韓国側が反応

2019/1/21日18:38

レーダー照射問題をめぐり、韓国国防省が「日本側が根拠となる資料の提示なしに協議を中断すると発表したことに、深い遺憾を表明する」とのコメントを発表しました。

日本側が、韓国側との協議の継続は困難だとの見解を発表したのに対するものです。

防衛省が公開した「音」の証拠については、「探知日時や方位、電波の特性などを全く確認できない」としています。

情報源:“レーダー照射”問題、「音」公開に韓国側が反応(TBS系(JNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:“レーダー照射”問題、「音」公開に韓国側が反応 TBS NEWS


2019/1/21 19:34

【ソウル共同】韓国海軍駆逐艦による海上自衛隊哨戒機への火器管制レーダー照射問題で、韓国国防省は21日、防衛省が最終見解を発表して実務者協議の打ち切りを図る考えを表明したことに「深い遺憾の意を表明する」との声明を発表した。検証作業を継続するよう要求している。

哨戒機が探知したレーダーの電波を音に変換した記録を日本が新たな証拠として公開したことについて声明は、韓国が要求してきた「探知日時や方位、電波の特性などが全く確認できず、実体が分からない機械音だ」と批判し、反発した。

韓国はこれまで火器管制レーダーを照射した事実はないと全面的に否定している。

情報源:韓国、協議打ち切りに遺憾表明 「新証拠」に反発(共同通信) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:韓国、協議打ち切りに遺憾表明 「新証拠」に反発 – 共同通信


「実態のわからない機械音」 韓国強い遺憾の意表明
「実態のわからない機械音」 韓国強い遺憾の意表明

2019年1月21日 月曜 午後8:42

防衛省がレーダーの音声を公開し、実務者協議の打ち切りを発表したことについて、韓国国防省は、21日午後に会見し「実態のわからない機械音」と指摘するとともに、強い遺憾の意を表明した。

韓国国防省報道官は「われわれが要求した探知日時、方角、電磁波の特性などを全く確認できない、実態のわからない機械音だ」と述べた。

韓国国防省は、21日午後6時すぎに行われた会見で、防衛省が公開したレーダーの音声について、「日時、方角などがわからない、実態のわからない機械音」と指摘し、日本側が実務者協議の打ち切りを発表したことと合わせて「強い遺憾の意」を表明した。

そのうえで、「問題の本質は低空威嚇飛行であり、謝罪を促す」と強調する一方で「日本と安保協力強化のための努力は続ける」としている。

情報源:「実態のわからない機械音」 韓国強い遺憾の意表明(フジテレビ系(FNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:「実態のわからない機械音」 韓国強い遺憾の意表明 – FNN.jpプライムオンライン


“探知音”公開 韓国国防省「機械音」
“探知音”公開 韓国国防省「機械音」

2019/1/21 21:40

レーダー照射の問題で、防衛省が「新たな証拠」として21日に公開した探知音について、韓国国防省は、「実体の分からない機械音だ」と非難し、日本側が協議を打ち切る考えを示したことに「深い遺憾」を表明した。

韓国国防省・崔賢洙報道官「(日本側が公開した音は)我々の要求した探知の日時、方角、電磁波の特性などをまったく確認できず、実体の分からない機械音だ」

防衛省は21日午後、自衛隊機が韓国軍から射撃用レーダーの照射を受けたとされる問題をめぐり、探知した際の音を新たに公開したが、これについて、韓国国防省は証拠にはあたらないと非難した。

また、日本側が「最終見解」として、協議を打ち切る考えを示したことについては、「深い遺憾」を表明。その上で、「正確な証拠を提示し、両国の専門家による検証に積極的に応じるよう促す」と従来の立場を繰り返した。

情報源:“探知音”公開 韓国国防省「機械音」(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:“探知音”公開 韓国国防省「機械音」|日テレNEWS24


2019.01.21 19:50

【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は21日、韓国海軍の駆逐艦が海上自衛隊の哨戒機に火器管制レーダーを照射したと日本が主張する問題で、防衛省が協議の打ち切りを発表したことについて、「深い遺憾」を表明した。

国防部の崔賢洙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
国防部の崔賢洙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)

国防部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官はこの日の会見で、日本側が根拠となる資料の提示なしに、レーダーの電波を音に変換したとする記録だけを公開したとした上で、「事実関係を検証するための2国間協議を打ち切ることに深い遺憾を表明する」と述べた。

また日本側が提示した記録について、「われわれが要求する探知の日時、方位、電波の特性などが全く確認することができず、実体が分からない機械音」と指摘。その上で、「われわれがこれまで強調してきた通り、正確な証拠を提示し両国の専門家を加え、科学的で客観的な検証を行うことに積極的に応じることを促す」と強調した。

崔報道官は「今回の事案の本質は人道主義的な救助活動中だったわが国の艦艇に対する日本哨戒機の低空威嚇飛行であり、これに対する再発防止と日本側の謝罪を再度求める」とする一方、「韓国政府は韓米連合防衛体制とともに韓日の安全保障協力の強化のための努力は今後も発展させていく」と述べた。

防衛省はこの日、同問題に関する「最終見解」を発表。「これ以上実務者協議を継続しても真実の究明に至らない」として、韓国側との「協議継続は困難」と結論づけた。また、新たな証拠として哨戒機がレーダーを感知した際の音声も公表した。

情報源:

情報源:レーダー問題で防衛省が協議打ち切り 韓国国防部「深い遺憾」


防衛省の発表


防衛省・自衛隊:韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案について

平成31年1月21日
防衛省

昨年12月20日(木)に発生した韓国海軍駆逐艦から海上自衛隊第4航空群所属P-1哨戒機(厚木)への火器管制レーダーの照射された件について、日本側が有する客観的事実を取りまとめた防衛省の最終見解及び本件事案発生時に同機が探知した音を公表することとしました。

防衛省としては、韓国駆逐艦による海自P-1哨戒機への火器管制レーダー照射について、改めて強く抗議するとともに、韓国側に対し、この事実を認め、再発防止を徹底することを強く求めます。更に、これ以上実務者協議を継続しても、真実の究明に至らないと考えられることから、本件事案に関する協議を韓国側と続けていくことはもはや困難であると判断いたします。

本公表が、同種事案の再発防止につながることを期待するとともに、引き続き、日韓・日米韓の防衛協力の継続へ向けて真摯に努力していく考えです。

韓国レーダー照射事案に関する最終見解について

レーダー探知音

火器管制用レーダー探知音

捜索用レーダー探知音

※一部、保全措置を講じています。

【目次】韓国レーダー照射事案に関する最終見解について(HTML版)

はじめに

防衛省は、これまで日韓の防衛当局間で緊密な意思疎通を図ってきており、この度の火器管制レーダー照射をめぐる問題に関しても、日韓間で累次に及ぶ協議を行ってきました。しかしながら、照射の有無を始めとする主要な論点につき、今日まで認識の隔たりを解消するに至っていないことは誠に残念です。

防衛省としては、本件事案を重く受け止め、再発防止を強く求める観点から、日本側が有する客観的事実をとりまとめ、公表することといたしました。

本公表が、今後の同種事案の再発防止につながることを期待いたします。

1. 火器管制レーダーの照射について

我が国は広大な海域に囲まれていることから、防衛省は、各種事態に適時・適切に対処し、国民の生命・身体・財産と領土・領海・領空を確実に守り抜くため、我が国周辺海域で活動する外国軍艦等に対し、平素から広域にわたって警戒監視及び情報収集を実施しています。

昨年12月28日に動画でも公表したとおり、同月20日午後3時頃、平素の警戒監視及び情報収集の一環として、海自P-1哨戒機が日本海の我が国の排他的経済水域(EEZ)内を飛行中、韓国駆逐艦及び韓国警備救難艦を確認したことから、写真撮影等を実施していたところ、突然、その駆逐艦から火器管制レーダーの照射を受け、海自P-1哨戒機は、直ちに安全確保のための行動をとりました。

火器管制レーダーの照射は、火器の使用に先立って実施する行為であり、他国の航空機に向けて、合理的な理由もなく照射することは、不測の事態を招きかねない極めて危険な行為です。

我が国や韓国を含む21か国の海軍等が、2014年に採択したCUES(Code for Unplanned Encounters at Sea(洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準))では、こうした行為は攻撃の模擬とされ、指揮官が回避すべき動作の一つとして規定されています。

このような重大な事案の発生を受けて、防衛省は、韓国側に対し強く抗議し、再発防止を求めましたが、韓国側は、この事実を否定したばかりでなく、防衛省に「事実の歪曲」の中止と「低空で脅威飛行したこと」への謝罪を求めるといった対応に終始しています。

防衛省の専門部隊で海自P-1哨戒機に照射されたレーダー波の周波数、強度、受信波形などを慎重かつ綿密に解析した結果、海自P-1哨戒機が写真撮影等を実施した韓国駆逐艦の火器管制レーダー(STIR-180)からのレーダー波を一定時間継続して複数回照射されていたことを確認しています。なお、近傍に所在していた韓国警備救難艦には、同じレーダーは搭載されておらず、韓国駆逐艦からの照射の事実は、防衛省が昨年12月28日に公表した動画の内容からも明らかです。

今般、防衛省としては、火器管制レーダー照射の更なる根拠として、海自P-1哨戒機の乗組員が機上で聞いていた、探知レーダー波を音に変換したデータを、保全措置を講じた上で、防衛省ホームページにおいて公表することとしました。

一般に、火器管制レーダーは、ミサイルや砲弾を命中させるために、目標にレーダー波を継続的に照射して、その位置や速度等を正確に掴むために用いるものであり、回転しながらレーダー波を出して、周囲の目標を捜索・発見するための捜索レーダーとは、波形などのデータに明確な違いがあります。このため、レーダー波を解析すれば、その種類や発信源の特定が可能であり、今回、海自P-1哨戒機に照射されたレーダー波は、火器管制レーダー特有の性質を示していました。

防衛省の解析結果等から、このレーダー波が、海自P-1哨戒機が写真撮影等を実施した韓国駆逐艦の火器管制レーダーから発せられたことは明らかですが、客観的かつ中立的に事実を認定するためには、相互主義に基づき、日本が探知したレーダー波の情報と、韓国駆逐艦が装備する火器管制レーダーの詳細な性能の情報の双方を突き合わせた上で総合的な判断を行うことが不可欠です。

こうしたことから、防衛省は、本年1月14日の実務者協議において、相互主義に基づき、解析結果のもととなる探知したレーダー波のデータやレーダー波を音に変換したデータなど事実確認に資する証拠と、韓国駆逐艦の火器管制レーダーの性能や同レーダーの使用記録などを、情報管理を徹底した上で突き合わせ、共同で検証していくことを提案しましたが、受け入れられませんでした。なお、昨年12月27日の実務者協議でも、同趣旨の提案をしています。また、本年1月14日の実務者協議では、事実確認に資する証拠の一つとして、探知したレーダー波を音に変換したデータを持参し、その場で韓国側に聴取してもらうことを提案しましたが、韓国側はその提案も拒否しました。

韓国国防部報道官は、翌15日に、「無礼」との外交的にも異例な用語を用いて、防衛省の提案を非難した上、同月14日の実務者協議の詳細について、事前の合意に反して、事実と異なる内容を一方的に明らかにしています。同報道官のこのような言動は、双方の信頼関係を損ない、率直な意見交換の支障となるもので、極めて遺憾であり、同月16日、防衛省はこのような言動が繰り返されることのないよう、強く求めましたが、韓国側からは、誠意のある回答が得られていません。

上述のような一連の韓国側の対応ぶりや、これまでの韓国側の主張が一貫しておらず信頼性に欠けるものであることを踏まえると、韓国側が事実とは全く異なる主張を繰り返していると結論付けざるを得ません。

このような状況においては、相互主義に基づく客観的かつ中立的な事実認定が困難であるため、これ以上実務者協議を継続しても、真実の究明に資するとは考えられません。防衛省としては、韓国駆逐艦による海自P-1哨戒機への火器管制レーダー照射について、改めて強く抗議するとともに、韓国側に対し、この事実を認め、再発防止を徹底することを強く求めます。

2. その他の韓国側の主張について
(1) P-1の飛行について

韓国側は、海自P-1哨戒機が、「人道主義的救助作戦」に従事していた韓国駆逐艦に対し、近接した距離において「低空で脅威飛行した」と主張し、謝罪を求めています。

軍用機の最低安全高度を直接定める国際法はありませんが、海自P-1哨戒機は、安全を確保するため、国際民間航空条約に則った我が国航空法に従って飛行しており、韓国駆逐艦に脅威を与えるような飛行は一切行っていません。なお、 米軍やNATOの通常のオペレーションも、同様の基準に則って行われていると承知しています。

実際、昨年12月28日に防衛省が公開した動画の内容や、海自P-1哨戒機の航跡図からも明らかなように、この海自P-1哨戒機は、韓国駆逐艦に最も接近した際でも、十分な高度(約150m)と距離(約500m)を確保しており、韓国駆逐艦の活動を妨害するような飛行も行っていません。なお、韓国駆逐艦からの無線による呼びかけもなかったことから、海自P-1哨戒機は、韓国側が救助作戦を行っていることを認知できませんでした。

韓国側が公表した、警備救難艦の小型艇から海自P-1哨戒機を撮影したとみられる約10秒間の映像には、韓国側の主張を支える根拠は見当たりませんし、それ以外にも、同機が「低空で脅威飛行した」との韓国側の主張を裏付ける客観的根拠は何ら示されていません。

これまで、海上自衛隊では、警戒監視及び情報収集中に、韓国のみならず外国軍艦等を確認した場合には、今回と同じような飛行を行い、写真を撮影しています。昨年4月以降、今回写真撮影を行った韓国駆逐艦(「クァンゲト・デワン」)に対しても、今回と同じように3回の撮影(4月27日、4月28日、8月23日)を行っていますが、その際、韓国側から問題提起を受けたことはありません。

防衛省は、実務者協議において、更なる客観的根拠の提示を求めましたが、韓国側からは、そのようなものは示されず、逆に「脅威を受けた者が、脅威と感じれば、それは脅威である」などの全く客観性に欠ける回答を繰り返しています。

こうしたことから、防衛省では、韓国側の主張は、客観的根拠に基づいていない説得力を欠いたものであり、火器管制レーダー照射に関する重要な論点を希薄化させるためのものと言わざるを得ないと考えています。

(2) 通信状況について

一般に、艦船の乗員が危険を感じた場合には無線で呼びかけを行いますが、韓国駆逐艦は、海自P-1哨戒機の飛行を問題視する一方で、同機に対して危険を伝える呼びかけなどを全く行っていません。

また、海自P-1哨戒機は、火器管制レーダーの照射を受けた後に、国際VHF(156.8MHz)と緊急周波数(121.5MHz及び243MHz)の3つの周波数を用いて呼びかけを行いましたが、同艦からは一切応答がありませんでした。

この問題について、韓国側は、現場の通信環境が悪く、同機からの呼びかけをほとんど聞き取れず、「KOREA COAST」と聞こえたために反応しなかったと説明しています。また、3つの周波数のうち1つについてはそれを聞けるような状態に通信装備をセットしていなかったとも説明しています。

しかし、当日の現場海域は、晴天で雲も少なく、通信環境は極めて良好でした。また、海自P-1哨戒機は、韓国駆逐艦に呼びかけた同じ通信機器(この通信機器は飛行前、飛行中及び飛行後に正常に作動していたことを確認済み)を用いて、埼玉県の陸上局と通信を行っていたほか、現場から約240km離れた位置を飛行していた航空自衛隊の練習機が、この韓国駆逐艦に対する同機の呼びかけを聞き取っていたことも確認しています。

このように良好な通信環境であったにもかかわらず、通信が明瞭に受信できなかったとは通常では考えられないことであり、実際に韓国側が公表した動画では、韓国駆逐艦内において海自P-1哨戒機の乗組員の呼びかけ内容(「KOREAN SOUTH NAVAL SHIP, HULL NUMBER 971, THIS IS JAPAN NAVY.」)を明確に聞き取ることができます。この点について、本年1月14日の実務者協議で韓国側は、海自P-1哨戒機からの呼びかけを繰り返し確認した結果、後になって通信当直の聞き間違いであることを確認したと初めて説明しました。これまで、韓国側は記者会見等の場で、「KOREA COAST」と聞こえたために反応しなかったとのみ説明しており、このような事実を明らかにしていませんでした。

防衛省としては、今後このような問題が再び起こることのないよう、韓国側に対して、自衛隊機等に対する適切な通信の実施、通信の待ち受け状態の改善、通信要員等への教育・訓練など、日韓の防衛当局間の現場における意思疎通の改善を図るための措置を求めます。

3. 今後の対応について

以上の理由から、防衛省としては、韓国駆逐艦による海自P-1哨戒機への火器管制レーダー照射について、改めて強く抗議するとともに、韓国側に対し、この事実を認め、再発防止を徹底することを強く求めます。

一方で、韓国側に、相互主義に基づく客観的かつ中立的な事実認定に応じる姿勢が見られないため、レーダー照射の有無について、これ以上実務者協議を継続しても、真実の究明に至らないと考えられることから、本件事案に関する協議を韓国側と続けていくことはもはや困難であると判断いたします。

その上で、日韓・日米韓の防衛協力は、北朝鮮の核・ミサイル問題を始め、東アジア地域における安定的な安全保障環境を維持するために極めて重要であり、不可欠であるとの認識に変わりはありません。本公表が、同種事案の再発防止につながることを期待するとともに、引き続き、日韓・日米韓の防衛協力の継続へ向けて真摯に努力していく考えです。

補足説明資料
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関連リンク

情報源:防衛省・自衛隊:韓国海軍艦艇による火器管制レーダー照射事案についてEnglish



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