(大志 藤井聡太のいる時代)飛躍編:5 羽生から金星、「炎の七番勝負」でブームに火:朝日新聞デジタル

ふむ・・・


羽生善治三冠(右)と対局する藤井聡太四段(肩書はいずれも当時)=2017年2月、AbemaTV提供
羽生善治三冠(右)と対局する藤井聡太四段(肩書はいずれも当時)=2017年2月、AbemaTV提供

2019年1月6日05時00分

藤井聡太七段(16)は2017年4月4日、プロ初戦から公式戦11連勝という新記録を打ち立てた。しかし、当時四段の中学2年生は、同じ月にさらに多くの人たちに衝撃を与えた。将棋界の第一人者、羽生善治九段(48)から挙げた金星だ。

対局は、東京都渋谷区のスタジオで2月に収録された。学生服姿の藤井に当時三冠の羽生が頭を下げる様子を、鈴木大介九段(44)は別室のモニターで見ていた。「えらいことが起きてしまったな」。驚きと共に、責任の重みも感じていた。

この対局は、インターネットテレビ局「Abema(アベマ)TV」が将棋チャンネルを始めるのにあたって企画した非公式戦。「藤井聡太四段 炎の七番勝負」と銘打ち、藤井が、有望若手やトップ棋士7人と対戦した。鈴木は日本将棋連盟の代表として、企画の人選に携わった。「こんなにすごい新人だとは思わなかった。第一人者を引っ張り出した立場なので、冷や汗が出た」

七番勝負に登場する他の顔ぶれも豪華だった。後にタイトルを獲得する中村太地七段(30)、斎藤慎太郎王座(25)や、名人挑戦権を争うA級順位戦に在籍する深浦康市九段(46)、佐藤康光九段(49)がいた。

開幕前、鈴木が抱いた印象は「2勝で合格ラインかな」。だが、藤井の師匠、杉本昌隆七段(50)の見方は違った。「勝ち越す可能性が高いと思っていた。その時は既に藤井の潜在能力を感じていた」。実際は、永瀬拓矢七段(26)に敗れたものの、最終戦で羽生を破って6勝1敗。圧倒的な成績だった。

羽生からの勝利は、テレビの情報番組などで大きく報じられ、「将棋ブーム」が起きる契機となった。鈴木はこう言う。

「炎の七番勝負がなかったら、ブームは今とは違う形になっていたかもしれない」=敬称略(村瀬信也)

◆毎週日曜に掲載します。

情報源:(大志 藤井聡太のいる時代)飛躍編:5 羽生から金星、「炎の七番勝負」でブームに火(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュースコメント

情報源:(大志 藤井聡太のいる時代)飛躍編:5 羽生から金星、「炎の七番勝負」でブームに火:朝日新聞デジタル



(2019/1/6 現在)、公式戦で1回(第11回朝日杯準決勝)、非公式2回(AbemaTV「炎の七番勝負」第7局、ニコニコ動画「第零期 獅子王戦」決勝)の3局を指し藤井聡太七段の2勝1敗。