医師の時間外勤務 医師不足地域は月平均160時間まで容認へ

医師の時間外勤務 医師不足地域は月平均160時間まで容認へ | NHKニュース

救急病院に指定されると大変そうだよな。


医師の働き方改革をめぐる時間外労働の上限について、医師不足の地域などでは例外として年間1920時間、月の平均に換算すると160時間まで認める方向で、厚生労働省が調整を進めていることがわかりました。地域医療への影響を考慮して大幅な緩和となる一方で、長時間労働を防げないという批判もあり、今後、議論が難航することも予想されます。

働き方改革の一環で、一般の労働者について時間外労働の上限を休日を除き年間720時間などとする新たな規制が来年度から始まります。

一方、医療機関で勤務する医師については、患者への影響が大きいとして、別の規制を5年遅れで実施する予定で、厚生労働省がその内容を検討しています。

厚生労働省は、一般の医師の時間外労働の上限について、休日労働と合わせて年間で960時間、月80時間とする方針です。

さらに、関係者によりますと、医師不足の地域や診療科などは当面の間、例外として、その倍にあたる年間1920時間、月の平均に換算すると160時間まで認める方向で調整を進めていることがわかりました。

対象となる医療機関をあらかじめ特定したうえで、例外を認める代わりに次の勤務まで一定時間休むインターバルなど健康確保の措置を義務づけるとしています。

大幅な緩和となったのは、患者や地域医療への影響を考慮したためとみられますが、例外を設けることについては労働組合などから「規制の骨抜きで医師の長時間労働を防げない」という批判が上がっています。

厚生労働省は、来年3月末までに規制の内容をまとめることにしていますが、今後、議論が難航することも予想されます。

情報源:医師の時間外勤務 医師不足地域は月平均160時間まで容認へ | NHKニュース


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