広島 リーグ3連覇を達成した球界最強の3番打者・丸 佳浩(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース

ふむ・・・


チームリーダーとして大いに存在感を示し、3連覇に大きく貢献した背番号9。驚異的な出塁率、広角に打ち分ける本塁打。不動の3番打者は充実のときを迎えた。

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広島アスリートマガジン 2018年優勝記念特別増刊号
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昨季リーグMVPに輝き、セ・リーグ連覇に大きく貢献した丸。3連覇を目指す今季は昨季以上の実力を見せつけたシーズンだった。

「例年一緒になってしまいますが、全てにおいての確率を上げていくということが一番シンプルな目標になってくるところです。秋、春のキャンプで意識をして取り組んできたことを、シーズンに入っても継続して意識しています」

順調に調整をこなして迎えた18年シーズン。4月中旬まで打率は4割を超え、広島打線不動の3番打者として最高のスタートを切った。しかし、予想だにしないアクシデントが丸を襲った。4月28日の阪神戦(マツダ)、5回の守備で打球をダイビングキャッチした際に右足を痛めて途中交代。『右ハムストリング筋挫傷』と診断されて離脱を余儀なくされた。同時に13年5月20日から続いていた連続試合出場も700試合でストップ。

「離脱中はプレーすることさえできない状況が続いたので、退屈ではないですけど、ちょっと刺激がないなという思いでしたね」

大きな戦力ダウンが懸念されたが、丸離脱後は野間峻祥がその穴を埋めた。慎重にリハビリをこなし、5月25日に一軍に合流。復帰後は離脱前同様に安定感ある打撃を展開し、6月30日のDeNA戦(横浜)では通算1000安打を達成。変わらぬ活躍ぶりを見せた。
そしてこの時期から本塁打数も急増した。6月に8本塁打をマークすると、7月にも8本塁打、さらに8月には10本塁打と3カ月間で26本塁打と驚異的なペースで本塁打を量産。8月4日のDeNA戦(横浜)では早々にシーズン自己最多数の23本を越え、大台の30本も越えるなど本塁打王争いを演じた。

「自分のポイントでしっかりスイングできれば、強い打球が打てることが、自分の感覚の中で分かってきたつもりです。この確率が上がっているからこそ長打も増えたと思います。逆方向にもしっかりと打った瞬間、『これはスタンドに入る』という感覚も出てきています」

そう語るように今季丸の特徴としてレフト方向への本塁打は二桁を越えている。「あの打席は良いスイングができたと思います」。7月22日の巨人戦(マツダ)、7回に上原浩治から放ったレフトへの2ランは、自ら印象に残る打席と挙げるなど自画自賛の当たりも増えた。
プロ10年間で経験した多くの成功と失敗。1打席ごとにベンチに戻ればメモをつける研究熱心さ。地道な努力の積み重ねが、さらなる進化をもたらした。そしてもう一つ、今季の丸を語る上で外せない驚異的な数字がある。

「『自分の中で打てる球が来たときにしっかり振れる準備しておく、その中で厳しいコースに来た球を我慢していく』というスタイルは変わりません。例年よりもそれができていることで、そういう数字につながっていると思います」

四球数は100を越え、9月には01年の松井秀喜(元巨人)を抜き敬遠を除く四球数で史上最多を記録。さらに出塁率は驚異の4割台後半を推移。ポイントゲッターとしてだけでなく、つなぎの打撃も展開できる最強の3番打者として強力打線を牽引した。自身のプレーだけではなく、ベンチではチームメートを鼓舞し、得点が入れば全身で喜びを表現。その姿はリーダーとしてふさわしいものだった。
「やはりリーダーというのは、結果を残し続けるというのが一番大事なことだと思います」
この男の存在なくして3連覇の偉業達成はあり得なかったと言っても過言ではない。

(広島アスリートマガジン2018年リーグ優勝記念特別増刊号から一部抜粋・続きは本誌にて掲載)

▼ 丸 佳浩(まるよしひろ)
1989年4月11日生、千葉県出身/29歳・プロ11年目/千葉経大付高-広島(07年高校生ドラフト3巡目)/177cm・90kg

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情報源:広島 リーグ3連覇を達成した球界最強の3番打者・丸 佳浩(広島アスリートマガジン) – Yahoo!ニュース


残留か、移籍か・・・


記事の有効期限: 2019年11月23日 Saturday 9:51am