“藤井を止めた男”佐々木勇気六段が七段昇段― スポニチ Sponichi Annex 芸能

(六段昇段後)竜王戦二期連続昇級で七段昇段。


昨年7月、藤井四段を破った佐々木五段(段位は当時)
昨年7月、藤井四段を破った佐々木五段(段位は当時)

日本将棋連盟は19日、佐々木勇気六段(24)が七段に昇段したと発表した。

16日に行われた竜王戦ランキング戦3組の昇級者決定戦で勝利。「竜王ランキング戦連続昇級」の昇段規定を満たした。

佐々木七段は昨年7月に行われた竜王戦本戦の決勝トーナメント2回戦で、最年少棋士の藤井聡太七段(16)=当時は四段=と対戦。藤井が続けていた連勝記録を29でストップさせた、若手のホープとして注目を集めた。

現在、順位戦では藤井と同じC級1組に所属。タイトル獲得、挑戦はまだないが、過去に一般棋戦の加古川青流戦(第3期、2013年度)で優勝経験がある。

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佐々木勇気六段が、第31期竜王戦3組昇級者決定戦 中座真七段との対局に勝ち、竜王戦2組に昇級・七段に昇段しました。

「竜王ランキング戦連続昇級」による昇段となります。

昇段規定はこちら

昇段日
2018年11月16日(金)
対局
第31期竜王ランキング戦3組昇級者決定戦
(対 中座真七段)
昇段理由
竜王ランキング戦連続昇級

情報源:佐々木勇気六段が七段に昇段|将棋ニュース|日本将棋連盟




勝てる人は七段までなら結構早く昇段できるのかな・・・
ここから八段に昇段となると、一気に厳しくなる。

八段昇段の条件は以下の4つ(2018年11月 現在)

  • 竜王位1期獲得
  • 順位戦A級昇級
  • タイトル2期獲得
  • 七段昇段後公式戦190勝

藤井聡太七段は、タイミングもよかった。
現在の規定では条件を満たせば即日昇段だが、昔は4月1日付で昇段だったらしいから、タイトル獲得でもない限り1年で複数昇段は無かったんじゃないかな?

  • 2018年2月1日、順位戦 C級2組で9連勝、最終第10戦を残して1位確定となり五段昇段(結局全勝で1期抜けしたが)
  • 2018年2月17日、全棋士参加棋戦の朝日杯将棋オープン戦で優勝、「五段昇段後、全棋士参加棋戦優勝」の昇段規定で六段に
  • 2018年5月18日、竜王戦5組準決勝で船江恒平六段に勝って決勝進出、前期に続いて竜王戦の昇級が決まり七段昇段

ちなみに、増田六段は公式戦100勝の規定で五段昇段(2018年1月12日付)、竜王戦二期連続昇級の規定で六段に昇段(2018年5月22日)。