かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認

かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認

ふむ・・・


かぜで医療機関を受診した際、本来は効果がない抗生物質などの抗菌薬を処方してほしいと考える人は30%余りいるという調査結果がまとまりました。

抗菌薬の不適切な使用は薬が効かない「耐性菌」を増やすことにつながり、専門家は「正しい知識を普及していく必要がある」と話しています。

かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認
かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認

抗菌薬は、細菌には効果がある一方で、かぜやインフルエンザなど、ウイルスが原因の病気には効かないことが分かっていますが、かぜに処方されるケースがあり、薬が効かない耐性菌を増やすことにつながっていると指摘されています。

国立国際医療研究センター病院は、インターネットを利用して全国の10代から60代までの一般の男女721人に対して、抗菌薬に対するアンケート調査を行いました。

その結果、「抗菌薬がどのような病気に有用か」という質問に対して、「かぜ」と答えた人が49.9%、「インフルエンザ」と答えた人は49.2%と、ほぼ半数の人が誤って認識していることが分かりました。また、「かぜで受診した時に処方してほしい薬」として、30.1%の人が「抗菌薬」と答えました。

調査を行った国立国際医療研究センター病院の具芳明医師は「患者が強く希望すると医師も処方せざるをえない場合があり、一般の人にも正しい知識を普及していく必要がある」と話しています。

情報源:かぜに「抗菌薬」は効きません 半数が誤認 | NHKニュース


かぜで医療機関を受診したときに約3割の人が抗菌薬(抗生物質)の処方を望んでいる――。国立国際医療研究センター病院(東京)の調査で、こんな結果が出た。抗菌薬はウイルス性のかぜには効かず、誤って多用すると、薬が効かない「耐性菌」を増やす恐れがある。このため、国は適正使用を呼びかけている。

調査は8~9月にインターネットで実施した。昨年に続き2回目で、今回は10~60代の男女721人が答えた。

かぜで受診した際に希望する薬を複数回答で聞くと、せき止め62%、解熱剤60%など症状を和らげる薬が多い。その一方で、「抗菌薬・抗生物質」が30%いた。抗菌薬は、肺炎などを引き起こす細菌を壊したり増えるのを抑えたりするが、ウイルスが原因で発症する風邪やインフルエンザには効かない。

抗菌薬が有効と思う病気を複数回答で聞くと、風邪もインフルエンザもともに半数近くに達し、昨年同様、誤解している人が多かった。薬の効かない耐性菌の増加は世界的な問題で、2050年には死者が世界で1千万人になるとの推計がある。

別の調査では、ウイルス性の風邪の患者の強い要望があれば、医師の約6割が抗菌薬を処方するというデータもある。同センターの具芳明医師は「時間がたって治った場合に、抗菌薬の効果と誤解している人も多い。医師も不必要な処方につながらないよう説明を工夫する必要がある」と話す。

<アピタル:ニュース・フォーカス・その他>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/focus/(黒田壮吉)

情報源:かぜに抗菌薬、効かないのに… 3割が処方望む:朝日新聞デジタル



ほぉ・・・


記事の有効期限: 2019年1月11日 Friday 10:32am