米ピッツバーグのユダヤ教礼拝所で銃撃 11人死亡 6人けが

米ピッツバーグのユダヤ教礼拝所で銃撃 11人死亡 6人けが | NHKニュース

えぇ・・・


アメリカ東部、ペンシルベニア州のピッツバーグにあるユダヤ教の礼拝所で、男が銃を乱射し、これまでに11人が死亡、警察官を含む6人がけがをしました。ピッツバーグに住む白人の男が容疑者として拘束され、捜査当局は差別による犯罪=「ヘイトクライム」だとの見方を示しています。

27日午前、日本時間の27日夜遅く、アメリカ東部ペンシルベニア州のピッツバーグにある、ユダヤ教の礼拝所=シナゴーグで、礼拝に集まっていた人たちに向かって男が銃を乱射しました。

この事件で11人が死亡、警察官4人を含む6人がけがをし、ピッツバーグに住む白人のロバート・ボワーズ容疑者が身柄を拘束されました。

ボワーズ容疑者は事件の際、ライフル銃を持ち、ほかにも3丁の拳銃を所持していたということで、地元メディアによりますと、「すべてのユダヤ人に死を」などと叫んで発砲したということです。

捜査当局は、犯行は単独で行われ、差別による犯罪=「ヘイトクライム」だとの見方を示しています。

現場のシナゴーグは住宅街の一角にあり、土曜日の朝の礼拝に多くの人が集まっていたということで、捜査当局が事件のいきさつなどを詳しく調べています。

容疑者はSNSにユダヤ教徒侮辱する書き込み

ロバート・ボワーズ容疑者はソーシャルメディアにユダヤ教徒を侮辱したり、敵意を示したりする内容を書き込んでいたとみられていて、捜査当局は動機の解明のため、こうした書き込みについて調べる方針です。

ボワーズ容疑者のものとみられる書き込みのなかでは、ユダヤ人の移民受け入れを支援する団体を名指したうえで、「われわれを殺す侵略者たちを連れてきている。私は周りの人々が虐殺されるのを見過ごすことはできない」と敵意をあらわにしています。

CNNテレビによりますと、この書き込みは、銃撃事件を起こす直前に投稿されたということで、その後、「いま始まっている」という書き込みもあり、今回の事件を指しているものとみられます。

また、イスラエル寄りの姿勢を示す、トランプ大統領についても言及し「トランプはナショナリストではなく、グローバリストだ。ユダヤ人がまん延しているかぎり、偉大なるアメリカはない」と書き込んでいます。

トランプ大統領「事件を注視」

発砲事件について、トランプ大統領はツイッターに「ピッツバーグで起きた事件を注視している。警察などの司法当局が現場で対応にあたっている。複数の死傷者が出ているようだ。現場周辺の住民は家の中にいて、銃撃犯に注意してほしい」と書き込みました。

トランプ大統領 集会で「偏見あってはならない」

事件について、トランプ大統領はインディアナ州で開かれた集会で、「これは、反ユダヤ主義による犯行だ。ユダヤ人への迫害の歴史は人類における最も暗い歴史の1つで、反ユダヤ主義による暴力は強く非難されるべきであり、立ち向かっていかなければならない。反ユダヤ主義だけでなくすべての宗教的また人種的な偏見はあってはならない」と述べました。

銃撃現場周辺は

銃撃事件があったユダヤ教の礼拝所=シナゴーグの周辺の道路は、警察が立ち入りを制限していて、自動小銃などで武装した警察の特殊部隊が頻繁に出入りしています。

また、ユダヤ教の人たちが現場の近くを訪れていて、安否がわからない友人の無事を祈ったり、抱き合ったりする姿が見られました。

現場は、ピッツバーグ中心地から車で15分ほど離れた閑静な住宅街で、近くに住む人たちは、不安そうに礼拝所のほうを眺めるなどしていたほか、道路の脇には、花束が手向けられていました。

ユダヤ教徒の16歳の女の子は、「礼拝所の中にいた人は、銃撃が始まると手を上げて命乞いをしたと聞いた。なかには友人もいたはずだが、安否がわかりません」と不安そうに話していました。

また、別の女性は、「恐ろしい事件です。ふだんは閑静な住宅街で、よく知っている人ばかりなのでこのような事件が起きて、とても悲しい気持ちです」と話していました。

宗教施設で相次ぐ銃使用事件

アメリカでは、近年、教会などの宗教関連施設で銃を使った事件が相次ぎ、背景には、宗教や人種を理由にした差別の問題があるとも指摘されています。

2017年11月には南部テキサス州の教会で男が礼拝に参列していた人たちに向けて銃を乱射し、幼児を含む26人が死亡、20人がけがをしました。

また、その2か月前には、礼拝が行われていた南部テネシー州の教会で、男が銃を発砲し、女性1人が死亡しました。

2015年には、南部サウスカロライナ州の黒人が通う教会で白人の男が銃を乱射して男女9人が死亡しました。現地の連邦地方裁判所の陪審はこの男に差別による犯罪=「ヘイトクライム」に関連した殺人などの罪で死刑の評決を言い渡しています。

また、2016年にはニューヨークでイスラム教の礼拝施設=モスクの近くで男が銃を発砲して、モスクの指導者の男性ら2人が死亡しました。

さらに、今回の事件のようにユダヤ系住民やユダヤ教の関連施設を狙った事件も発生していて、2014年には中西部カンザス州のユダヤ系住民向けの施設で男が銃を乱射して男女3人が死亡したほか、2006年には西部シアトルにあるユダヤ教の団体の事務所で起きた乱射事件で、女性1人が死亡しました。

情報源:米ピッツバーグのユダヤ教礼拝所で銃撃 11人死亡 6人けが | NHKニュース


はぁ・・・


記事の有効期限: 2018年12月28日 Friday 7:16am