藤井聡太七段、2度目の棋戦優勝に王手 出口三段に先勝/将棋・新人王戦決勝三番勝負

藤井聡太七段、2度目の棋戦優勝に王手 出口三段に先勝/将棋・新人王戦決勝三番勝負 | AbemaTIMES

112手まで、藤井七段の1勝目。


将棋の天才棋士・藤井聡太七段が10月10日、若手棋戦の1つである新人王戦の決勝三番勝負第1局で、出口若武三段を112手で下し、今年2月の朝日杯将棋オープン戦以来、2度目の棋戦優勝に王手をかけた。

藤井聡太七段、2度目の棋戦優勝に王手 出口三段に先勝/将棋・新人王戦決勝三番勝負
藤井聡太七段、2度目の棋戦優勝に王手 出口三段に先勝/将棋・新人王戦決勝三番勝負

藤井七段は順位戦C級1組昇級で五段、朝日杯将棋オープン戦優勝で六段、さらに竜王戦ランキング戦の連続昇級で七段と、実質的なデビュー2年目で記録的なスピードで七段まで駆け上がった。これにより加古川青流戦(四段以下など)、YAMADAチャレンジ杯(五段以下など)といった若手棋戦の参加資格から次々とはずれ、最も高段位で出場できる新人王戦(六段以下など)も、出場は今回が最後となっていた。

新人王戦は「永世七冠」を達成した羽生善治竜王、十八世名人の資格を持つ森内俊之九段、永世竜王・棋王の資格を持つ渡辺明棋王、現名人の佐藤天彦名人ら、数々のタイトルホルダーが優勝経験を持つ、まさに若手棋士の登竜門といった棋戦。藤井七段は昨期、ベスト4で佐々木大地四段に敗れていたが、今期も優勝候補の筆頭に挙げられていた。対局後、藤井七段は第2局に向けて「新人王戦は3時間の将棋なので、時間の配分に気をつけてできればと思います」と語った。

若手棋戦最後の挑戦での優勝がかかる第2局は、10月14日に行われる予定。

情報源:藤井聡太七段、2度目の棋戦優勝に王手 出口三段に先勝/将棋・新人王戦決勝三番勝負(AbemaTIMES) – Yahoo!ニュース

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将棋の高校生棋士、藤井聡太(そうた)七段(16)が10日、大阪市の関西将棋会館で指された第49期新人王戦(しんぶん赤旗主催)決勝三番勝負の第1局で出口若武(でぐちわかむ)三段(23)に勝った。2月の朝日杯将棋オープン戦(朝日新聞社主催)での優勝に続く、2回目の優勝まで、あと1勝と迫った。第2局は17日午前10時から、関西将棋会館で指される。

第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、感想戦で笑顔を見せる藤井聡太七段。左は出口若武三段=2018年10月10日午後5時28分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影
第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、感想戦で笑顔を見せる藤井聡太七段。左は出口若武三段=2018年10月10日午後5時28分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影

藤井七段にとって、「六段以下」が参加条件の一つの新人王戦は、今回がラストチャンス。16歳の藤井七段が優勝すれば、第18期新人王戦(1987年)で森内俊之九段(48)=当時四段=が17歳0カ月で優勝した時の新人王戦優勝最年少記録を31年ぶりに塗り替えることになる。

第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段。右は出口若武三段=2018年10月10日午後5時19分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影
第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段。右は出口若武三段=2018年10月10日午後5時19分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影

決勝三番勝負とあって、立会人がいて、午後2時半にはおやつのショートケーキが両者に運ばれるなど、特別な舞台設定。両対局者とも、公式戦の番勝負は初めて。

第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段(右)と出口若武三段=2018年10月10日午後5時18分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影
第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、感想戦で対局を振り返る藤井聡太七段(右)と出口若武三段=2018年10月10日午後5時18分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影

新人王戦は羽生善治(はぶよしはる)竜王(48)や佐藤天彦(あまひこ)名人(30)も優勝した一流棋士への登竜門。「26歳以下」かつ「六段以下」という条件を満たす若手棋士のほか、プロ棋士養成機関「奨励会(しょうれいかい)」の三段の成績優秀者らも出場できる。

第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、大盤解説会で対局を振り返る藤井聡太七段(中央)と出口若武三段(右)=2018年10月10日午後5時8分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影
第49期新人王戦決勝三番勝負の第1局が終局し、大盤解説会で対局を振り返る藤井聡太七段(中央)と出口若武三段(右)=2018年10月10日午後5時8分、大阪市福島区の関西将棋会館、金居達朗撮影

出口三段は、公式戦で対藤井七段戦で4勝1敗の実績から「藤井キラー」と称される井上慶太九段(54)一門。澤田真吾六段(26)らに5連勝して決勝に進出した。(佐藤圭司)

情報源:藤井七段、優勝まであと1勝 新人王戦決勝三番勝負:朝日新聞デジタル


史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段(16)が10日、大阪市の関西将棋会館で指された第49期新人王戦決勝3番勝負の第1局で、プロ棋士養成機関「奨励会」の出口若武(わかむ)三段(23)を破り、最年少の新人王獲得に王手をかけた。藤井の通算成績は93勝17敗。

藤井が持ち前の終盤力でじりじりと相手を追いつめ、熱戦を制した。同棋戦の参加資格は六段以下のため今年、四段から段位を3つ上げた藤井にとってはラストチャンスとなる。

新人王戦の歴代優勝者には羽生善治竜王(48)らがいて、トップ棋士への登竜門として知られる。藤井が優勝すれば、森内俊之九段(48)の17歳0カ月の最年少新人王記録を更新する16歳2カ月、31年ぶりの更新となる。

決勝3番勝負第2局は17日に関西将棋会館で指される。

情報源:藤井七段が最年少新人王へ王手、出口若武三段を撃破 – 社会 : 日刊スポーツ


第49期新人王戦決勝三番勝負第1局で初手を指す出口若武三段。右は藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2018年10月10日午前10時、新土居仁昌撮影
第49期新人王戦決勝三番勝負第1局で初手を指す出口若武三段。右は藤井聡太七段=大阪市福島区の関西将棋会館で2018年10月10日午前10時、新土居仁昌撮影

大阪市福島区の関西将棋会館で10日午前始まった高校生棋士、藤井聡太七段(16)とプロ棋士養成機関「奨励会」の出口若武(わかむ)三段(23)の第49期新人王戦決勝三番勝負(しんぶん赤旗主催)第1局は、藤井が112手で先勝した。第2局は17日、同所で指される。

出口の先手番で、居飛車対居飛車の「相掛かり」と呼ばれる戦いになった。出口の序盤作戦が功を奏し、指しやすい場面もあったが、藤井が落ち着いた手で受け止め、熱戦を制した。

2月の朝日杯将棋オープン戦に続く2度目の優勝を目指す藤井七段は「第1局が非常に大事だと思っていた。途中は苦しくなったかもしれないが、粘り強く指せたのがよかった。次も、時間配分に気をつけて指せればいい」と話した。出口三段は「対局が始まるまでかなり緊張した。序盤はまずまずだと思っていたが、粘られて(どう指していいか)分からなくなった。(次も)引きずらずにやっていきたい」と語った。

開幕時に四段だった藤井はその後、七段にスピード昇段したため、六段以下の出場制限がある新人王戦は今期が優勝のラストチャンス。一方、奨励会員の決勝進出は5人目で、出口は都成(となり)竜馬(りゅうま)五段(28)が三段時代の2013年に優勝して以来、2人目の優勝を目指す。【新土居仁昌】

情報源:将棋:藤井七段が出口三段に先勝 新人王戦第1局 – 毎日新聞


藤井聡太七段 “最後”の新人王戦 優勝に王手
藤井聡太七段 “最後”の新人王戦 優勝に王手

高校生棋士の藤井聡太七段が、若手の将棋棋士らによる「新人王戦」の決勝三番勝負の初戦を白星で飾り、今回が最後の出場となる大会で、優勝まであと1勝としました。

藤井聡太七段(16)は10日、大阪の関西将棋会館で行われた新人王戦の決勝三番勝負に臨み、出口若武三段(23)と対局しました。

新人王戦は六段以下、26歳以下などの参加規定がある若手棋士らの登竜門とされる棋戦で、ことし四段から一気に七段まで昇段した藤井さんは、今回が最後の出場となります。

藤井七段と出口三段は、おととし非公式戦で1回対局し、この時は藤井七段が勝っています。

三番勝負の初戦となった10日の対局は、終盤に藤井七段が相手の王手をかわしながら要所に持ち駒を指して逆に相手の王を追い詰め、午後5時ちょうど、112手までで出口三段が投了し、藤井七段が勝ちました。

藤井七段は優勝まであと1勝で、次の対局は今月17日です。

優勝すれば新人王戦の年少記録を31年ぶりに更新するほか、ことし2月の「朝日杯将棋オープン戦」以来、2回目の棋戦優勝となります。

情報源:藤井聡太七段 “最後”の新人王戦 優勝に王手 | NHKニュース


新人王戦決勝3番勝負の第1局後、大盤解説に姿を見せた藤井聡太七段(中央)
新人王戦決勝3番勝負の第1局後、大盤解説に姿を見せた藤井聡太七段(中央)

史上最年少プロ棋士、藤井聡太七段(16)が10日、大阪市の関西将棋会館で指された第49期新人王戦決勝3番勝負の第1局で、プロ棋士養成機関「奨励会」の出口若武(わかむ)三段(23)に先勝し、最年少の新人王獲得に王手をかけた。同棋戦の参加資格は六段以下のため今年、四段から段位を3つ上げた藤井にとって今期の新人王がラストチャンス。17日の第2局に勝てば、今年2月の朝日杯将棋オープン戦に続く2度目の一般棋戦優勝となる。

おやつタイムのショートケーキにも目もくれず、攻めた。前傾姿勢で盤を見つめ、体を前後に揺らす。堂々とした指し回しで、相手を投了に追い込んだ。

新人王に王手をかけた藤井は「きょうは非常に大きな一局だと思っていた。途中で苦しくなった場面もあったが、粘り強く指せたのがよかった」。初めての番勝負にも冷静に臨み、流れを引き寄せた。

わずか1年7カ月で、五段、六段、七段と異例のスピードで3段階の昇段を実現したため、若手棋戦の参加資格から次々とはずれた。新人王戦の参加資格は六段以下。今期の新人王戦がラストチャンスとなる。

新人王戦の歴代優勝者には羽生善治竜王(48)、渡辺明棋王(34)らがいて、トップ棋士への登竜門として知られる。藤井が優勝すれば、森内俊之九段(48)の17歳0カ月の最年少新人王記録を更新する16歳2カ月、31年ぶりの更新となる。

藤井にとっては、もう2度と挑戦することができない新人王のタイトル。将棋と学業。生活の充実も高校生プロの優勝を後押しする。今春から名古屋大学教育学部付属高校に進学した。

藤井は言う。「中高一貫校なので、あまり変わったところもなく、今まで通りです」とし、両立についても「中学のころと同じように取り組めています」。師匠の杉本昌隆七段(49)も「見事に両立してくれているなと思います」と目を細める。

対局後、藤井は同会館で行われていた大盤解説会に登場した。大きな拍手とともに、大阪のおばちゃんからの「かわいい~」の声援には照れ笑い。17日の第2局も大盤解説会が行われる。「第2局も落ち着いて、時間の配分にも気を付けたい」。新人王獲得まであと1勝だ。【松浦隆司】

新人王戦決勝3番勝負の第1局後、感想戦を行う藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)
新人王戦決勝3番勝負の第1局後、感想戦を行う藤井聡太七段(撮影・松浦隆司)

◆新人王戦 若手プロ棋士や奨励会三段らが対象。六段以下のプロ棋士や三段、女流棋士らが参加する8大タイトルとは別の一般棋戦の1つ。トップ棋士への登竜門として知られる。羽生竜王の新人王獲得は18歳1カ月、渡辺棋王が21歳5カ月だった。

情報源:藤井聡太七段が最年少新人王31年ぶり更新に王手(日刊スポーツ) – Yahoo!ニュース

情報源:藤井聡太七段が最年少新人王31年ぶり更新に王手 – 社会 : 日刊スポーツ


決勝三番勝負第1局は112手で藤井聡七段の勝ちとなりました。終局時刻は17時0分。消費時間は▲出口2時間45分、△藤井2時間40分。

情報源:新人王戦中継ブログ: 藤井聡七段が先勝


第49期新人王戦藤井聡太七段VS出口若武奨励会三段 の対局が10月10日に行われ、藤井七段が112手で出口奨励会三段に勝ちました。

藤井七段の本棋戦の対戦成績は7勝1敗(0.875)となります。なお、この対局に勝ち、藤井七段は4連勝となりました。

第二局目は10月17日(水)に関西将棋会館で行われます。

本対局の投了図(日本将棋連盟ライブ中継より)
本対局の投了図(日本将棋連盟ライブ中継より)

情報源:藤井聡太七段が勝ち1勝目 新人王戦決勝三番勝負|棋戦トピックス|日本将棋連盟





まずは順調な出だし。