豊島新王位、棋聖初タイトルから72日で2冠 盤上にコーヒーこぼれるアクシデントも集中切らさず : スポーツ報知

棋聖獲得で勢いに乗ってるな・・・


菅井竜也王位(右)を破り、棋聖との2冠となった豊島将之新王位
菅井竜也王位(右)を破り、棋聖との2冠となった豊島将之新王位

将棋の第59期王位戦7番勝負最終局が27日、東京都千代田区の都市センターホテルで行われ、先手番の挑戦者・豊島将之棋聖(28)が菅井竜也王位(26)に127手で勝ち、対戦成績4勝3敗で王位を奪取した。将棋界は8大タイトルを8人で分け合う構図だったが、豊島新王位・棋聖が唯一の2冠となって一歩リードした。

7月17日に悲願の初タイトル・棋聖を奪取し、わずか72日後に2冠になった豊島は「まだ信じられません。少し前からは考えられないですが、実力的にはまだまだです。運が良かった」と淡々と語った。初の平成生まれ同士のタイトル戦。全て先手番が勝利するシーソーゲームを制した。

1日目の26日午後、おやつの時間に運ばれたアイスコーヒーが盤上にこぼれるアクシデントも発生したが、惑わず。「ビックリしましたけど、集中できました」。棋聖奪取の舞台となったのも都市センターホテル。当時も対局中に消防訓練のサイレンが鳴るハプニングがあったが、不動心は揺るがず。「良いイメージで臨めました」。むしろ思い出の場所にした。

唯一の楽しみは読書。最近は、人類の進化や未来図を描いたベストセラー「サピエンス全史」と続編「ホモ・デウス」を愛読している。「難しいのでなかなか進まないですけど、繰り返し読んでいます」。棋士の進化の最先端にいる男は、ようやく少しだけ笑った。(北野 新太)

◆豊島 将之(とよしま・まさゆき)1990年4月30日、愛知県一宮市生まれ。28歳。桐山清澄九段門下。4歳で将棋を始める。9歳で棋士養成機関「奨励会」入会。16歳で四段昇段。

情報源:豊島新王位、棋聖初タイトルから72日で2冠 盤上にコーヒーこぼれるアクシデントも集中切らさず(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

情報源:豊島新王位、棋聖初タイトルから72日で2冠 盤上にコーヒーこぼれるアクシデントも集中切らさず : スポーツ報知


竜王戦は広瀬八段、王座戦は斎藤七段が挑戦者になってる、叡王戦はすでに敗退、他はどうなってるっけ・・・?