プロ野球セ・リーグ 広島が優勝 球団史上初の3連覇

プロ野球セ・リーグ 広島が優勝 球団史上初の3連覇

広島10-0ヤクルト、チーム初の3連覇、地元優勝は27年ぶり。


プロ野球、セ・リーグで、優勝へのマジックナンバーを「1」としていた広島は、26日夜、2位のヤクルトと対戦し、10対0で勝って、3年連続9回目のリーグ優勝を果たしました。

プロ野球セ・リーグ 広島が優勝 球団史上初の3連覇
プロ野球セ・リーグ 広島が優勝 球団史上初の3連覇

マジックナンバーを「1」としていた広島は、26日、本拠地の広島市のマツダスタジアムで行われたナイトゲームで、2位のヤクルトと対戦しました。

広島は1回、3番の丸選手の先制タイムリーなど、3者連続を含む4本のタイムリーヒットと犠牲フライで一挙5点を奪い、試合の主導権を握りました。

5回には6番の野間選手がタイムリースリーベース、6回は5番の松山選手がタイムリーツーベースを打つなど、打線が効果的に得点を重ね、7回までに10点をあげて大きくリードしました。

先発の九里投手が8回をヒット2本、無失点と好投し、9回は抑えの中崎投手が3人で打ち取って完封リレーで締めくくり、広島が10対0で勝って3年連続9回目のリーグ優勝を果たしました。

広島のリーグ3連覇は球団史上初、セ・リーグでは巨人以来2チーム目です。

緒方監督 「すごい選手たちです」

プロ野球セ・リーグ 広島が優勝 球団史上初の3連覇
プロ野球セ・リーグ 広島が優勝 球団史上初の3連覇

広島の緒方孝市監督は、胴上げでリーグ優勝の回数と同じ、9回、宙を舞いました。

そして、優勝インタビューで「去年、ここで優勝を逃して、ことしは絶対にマツダスタジアムで優勝を決めると、全員がその気持ちで臨みました。ほんとうにうれしいです」と話しました。

そして、ファンに向けて「リーグ3連覇、おめでとうございます。選手だけでなく、ファンの皆さんに一緒に胴上げしてもらっているようで夢のような時間でした」と話しました。

26日の試合については「プレーボールから松山が目の覚めるファインプレーをし、打線もびっくりして、そして九里が今シーズンいちばんのナイスピッチングでした」と試合を振り返りました。

ことし1年間について「長かったです。苦しいことの連続で厳しい試合も多く、安定した戦いが長く続かなくて本当に苦しかったです。ただ、主力選手がチームを引っ張ってくれて、若い力が大きな力になって、1試合1試合自分たちの野球を最後まで信じてやった積み重ねが、この優勝につながったと思います」と感謝のことばを話しました。

また、ことし7月の豪雨災害については「信じられないような悲しい出来事が起こり、選手たちも動揺したと思います。ただそこから気合いを入れ直して信じられないような勝ち方で選手たちががんばってくれました」と話しました。

選手に対して「すごい選手たちです。3連覇という広島に新しい歴史を作った選手たちに、『よく頑張った』という、そのことばしかないです」と話しました。

そして最後にファンに向けて「どの選手も力を発揮できるのはたくさんの声援があってからこそです。全国の球場でたくさんの声援をいただき本当に感謝しています、ありがとうございます。リーグ優勝は達成したが、これがゴールではないです。日本一というゴールに向かってまだ戦いは続きます。ご声援宜しくお願い致します」と力強く話していました。

松田オーナー 「幸せな球団」

球団史上初のリーグ3連覇を果たし、27年ぶりに地元で優勝を果たしたことについて、広島の松田元オーナーは、「ようやくマツダスタジアムで胴上げを見ていただけました。ことしはスタジアムが建設されて10年の節目の年になります。その年にこの球場で3連覇を果たし、その瞬間を見ていただけ、球場を造っていただいたときを思い出し感無量です。良き地域の人々、良きファンの人々に恵まれ、私たち球団は幸せな球団だと思っています」という談話を発表しました。

斉藤コミッショナー 「底力見せつけた」

プロ野球の斉藤惇コミッショナーは「今シーズンも2位以下に大差をつけたその戦いぶりは逆転勝利の多さが物語るようにカープ野球の底力を見せつけました。

セ・リーグ2球団目となった3連覇達成はリーグの歴史に新たな1ページを刻みました。西日本豪雨では地元広島も甚大な被害を受け、7月9日からの3連戦を中止せざるをえないという出来事もありました。改めて地元とともに歩んできた球団としてご英断だったと思います。ここからさらに地元とともに日本一への道を突き進まれることを期待します」とコメントを出しました。

情報源:プロ野球セ・リーグ 広島が優勝 球団史上初の3連覇 | NHKニュース


リーグ3連覇を達成して胴上げされる広島・新井=マツダスタジアム(撮影・堀内翔)
リーグ3連覇を達成して胴上げされる広島・新井=マツダスタジアム(撮影・堀内翔)

「広島10-0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

今季限りで引退する広島の新井貴浩内野手が、緒方監督に続いて胴上げされた。仲間から促されて照れくさそうに輪の中心に入り、ファンの大歓声を浴びながら6度、宙を舞った。

3連覇を達成し、マウンドに集まって喜ぶナイン=マツダスタジアム
3連覇を達成し、マウンドに集まって喜ぶナイン=マツダスタジアム

この夜は10点リードの七回2死一、二塁の場面で、代打出場。5番・松山に代わって緒方監督が球審に代打を告げると、満員のカープファンで埋まった観客席から「ア・ラ・イ」の大コールを送られた。2ボールからの直球を打ち、三ゴロ。

そのまま松山に代わって一塁の守備につき、優勝の瞬間をグラウンドで迎えた。

情報源:引退表明の新井も胴上げ 万感の表情で6度、宙に舞う/カープ/デイリースポーツ online


優勝トロフィーを掲げる広島・緒方監督=マツダ
優勝トロフィーを掲げる広島・緒方監督=マツダ

「広島10-0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

広島が球団史上初となる3年連続9度目のリーグ優勝。待ちに待った27年ぶりの地元での胴上げが、ついに実現した。

歓喜の輪の中心で、緒方孝市監督が9度、宙を舞う。真っ赤に染まったスタンドで、涙するファンの姿もあった。

リーグ3連覇を達成して胴上げされる緒方監督(撮影・堀内翔)
リーグ3連覇を達成して胴上げされる緒方監督(撮影・堀内翔)

優勝インタビューでは感無量の表情。まず、ファンに「絶対マツダで優勝をきめるんだと臨みました。ファンの皆さん!リーグ優勝、3連覇、おめでとうございます!」と祝福した。そして、「最高ですね。先取だけでなく、ファンの皆さんに胴上げしてもらい、夢のような時間でした。ありがとうございました」と感謝を述べた。

「長かったです。苦しかったです」と振り返ったシーズン。圧倒的な強さで3連覇を果たしたが、リーグ防御率は4点台だった。決して盤石な戦力ではなかったが、光ったのは指揮官のマネージメント能力だった。

過去2シーズンで活躍したジャクソン、今村が不調。終盤に逆転される試合が続くと、勝利の方程式を解体。一岡に加え、シーズン途中に育成から支配下に登録されたフランスアをリリーフに配置転換させ、勝ちパターンに組みこんだ。左腕も期待に応え、8月はプロ野球タイ記録の18試合に登板した。

活発な打線にも刺激を与え続けた。強さの象徴だった“タナキクマル”の並びを解体。調子の落ちた田中を下位に落とし、菊池はスタメンから外した試合もあった。急成長を遂げた野間、西川を上位に配置し、得点力を維持し続けた。

3連覇を達成しナインに胴上げされる緒方監督=マツダスタジアム
3連覇を達成しナインに胴上げされる緒方監督=マツダスタジアム

「自分たちを信じ、1試合1試合を積み重ねたことが優勝につながった。すごい選手たち。広島に新しい歴史をつくった選手によく頑張った、その言葉しかない」

次はCSだ。DeNAに足元をすくわれた昨年の過ちは繰り返さない。さらに、その先には34年ぶりの日本一が待っている。今季限りの引退を表明したベテラン新井の花道を飾るためにも、緒方カープは頂点を目指して走り続ける。

情報源:緒方監督 光ったマネジメント能力 地元胴上げは「夢のような時間」/カープ/デイリースポーツ online


リーグ3連覇を達成して胴上げされる緒方監督(撮影・堀内翔)
リーグ3連覇を達成して胴上げされる緒方監督(撮影・堀内翔)

「広島10-0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

優勝へのマジックを「1」としていた広島東洋カープは26日、マツダスタジアムで行われたヤクルト戦に勝ち、球団史上初となる3年連続9度目のリーグ優勝を飾った。

真っ赤に染まったマツダスタジアムが歓喜に包まれた。過去2年間かなわず、27年ぶりとなった地元での胴上げ。緒方監督や選手、そしてすべてのカープファンが待ち望んだ瞬間だった。歓喜の輪の中心で緒方監督が9度、宙を舞い、ファンが歓喜に酔いしれた。

3連覇に王手をかけて臨んだヤクルト戦。カープ打線が序盤から活発に打ちまくった。一回、丸の適時打で先制。さらに松山、会沢の適時打などで一挙5点を奪った。六、七回に2点を加え、先発野手全員安打の猛攻で10得点。スタンドはお祭り騒ぎとなった。

投げては先発九里が8回無失点の力投。四回は無死満塁のピンチを無失点でしのぎ、ド派手なガッツポーズ。最後は3年連続胴上げ投手となった中崎が締め、歓喜の瞬間を迎えた。

4回、1死満塁のピンチに雄平を併殺に斬り、雄叫びをあげる九里
4回、1死満塁のピンチに雄平を併殺に斬り、雄叫びをあげる九里

優勝監督インタビューでは緒方監督が「絶対マツダで優勝をきめるんだと臨みました。ファンの皆さん!リーグ優勝、3連覇、おめでとうございます!」と祝福。そして、「最高ですね。先取だけでなく、ファンの皆さんに胴上げしてもらい、夢のような時間でした。ありがとうございました」と感謝した。

2016年に25年ぶりのリーグ優勝を飾り、昨季は2連覇を達成。球団史上初の3連覇が懸かった今季も力強い戦いで首位を独走した。投手陣を引っ張ったのが大瀬良だ。入団当時のキレのある直球を取り戻し、自己最多となる15勝をマークした。ジョンソンも2年ぶりに2桁勝利を挙げ、左右の両エースがシーズン通して安定した力を発揮した。

一方、攻撃面は今季も強力打線が打ちまくった。3番・丸は春先に負傷で1カ月間戦列を離れたにもかかわらず、本塁打王争いのトップを走る38本。4番・鈴木も自己最多となる30本を放ち、他球団の投手陣を震え上がらせた。長距離砲の脇を固める松山やバティスタ、会沢らの勝負強さも光った。

新戦力もブレークした。丸の離脱でチャンスをつかんだ野間は打撃が開花し、レギュラーの座を獲得、終盤は1番も任された。西川も天性の打撃センスを見せつけ、三塁のポジションを奪った。投手陣では好不調の波が激しかった救援陣を、2年目のアドゥワと今季支配下登録を勝ち勝った最速159キロのフランスアが支えた。

5回、追加点を挙げ手をたたいて喜ぶ緒方監督(中央)と高ヘッドコーチ(右)
5回、追加点を挙げ手をたたいて喜ぶ緒方監督(中央)と高ヘッドコーチ(右)

“地元愛”も大きな原動力だった。7月の西日本豪雨では県内で甚大な被害が出たが、豪雨後、初のマツダスタジアムでの試合となった巨人3連戦ではドラマチックな3連勝を飾り、被災地に希望を届けた。「悲しいできごとが起こり、選手も動揺した。でも、そこから選手も信じられない勝ち方をした」と指揮官。被災者の思いを背負い、ともに戦い、そしてつかんだ3連覇でもあった。

さあ次はCSだ。DeNAに足元をすくわれた昨年の過ちは繰り返さない。さらに、その先には34年ぶりの日本一が待っている。今季限りの引退を表明したベテラン新井の花道を飾るためにも、緒方カープは頂点を目指して走り続ける。

情報源:広島 球団初のリーグ3連覇達成!27年ぶりの地元胴上げは「夢のような時間」/カープ/デイリースポーツ online


3年連続9度目のセ・リーグ優勝を決め、記者会見する広島・緒方監督=マツダ
3年連続9度目のセ・リーグ優勝を決め、記者会見する広島・緒方監督=マツダ

「広島10-0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

広島が球団史上初となる3年連続9度目のリーグ優勝。待ちに待った27年ぶりの地元での胴上げが、ついに実現した。

歓喜の輪の中心で、緒方孝市監督が9度、宙を舞う。真っ赤に染まったスタンドで、涙するファンの姿もあった。

優勝監督インタビューでは以下の通り。

-史上初の3連覇、おめでとうございます。

「ありがとうございます。昨年はここで優勝のチャンスを逃したので、今年は絶対マツダで優勝決めるんだと、そういう気持ちで今日も臨みました。ファンの方とこうして喜ぶことができ、うれしく思います。ファンの皆さん!リーグ優勝、3連覇、おめでとうございます!」

-マツダでの胴上げは27年ぶり。

「最高ですね。選手だけでなく、ファンと一緒に胴上げしていただいているみたいで、夢のような時間でした。ありがとうございました」

-今日もチーム一丸となった勝利。

「プレーボールから、松山が目の覚めるようなファインプレーしてくれた。打線もびっくりして5点を取ってくれて。何と言っても九里ですね。今シーズン一番のピッチング。本当にナイスピッチングでした」

-3連覇のかかったシーズン。去年以上の重圧もあったと思うが、振り返って。

「長かったです。すごくここまで長く感じました。シーズン始まって苦しいことの連続で厳しい試合も多くてチームとしても安定した戦いも続かなくて本当に苦しかった。その中でも主力選手が引っ張ってくれて、若い力、新しい力がチームに大きな力となって開幕戦から一試合一試合、自分たちのやる野球というのを最後まで信じて、一試合一試合の積み重ねが優勝につながったと思います」

-広島で災害もあった。

「信じられない悲しいできごとがあり、リーグ戦も中止になった。選手も動揺したと思います。そこから気持ちを入れ直し、信じられないような勝ち方をした。選手が本当に頑張ってくれました」

-選手へ。

「凄い選手たち、力をつけて成長している。3連覇という新しい歴史をつくった選手に『よく頑張った』その言葉しかない」

-ファンへ。

「選手たちがこうして力を発揮できるのも、たくさんの声援があったからこそ。マツダスタジアムだけでなく、全国で大きな声援をいただき、ありがとうございます」

-次は日本一が見たい。これからに向けて。

「まずひとつリーグ優勝という目標は達成した。ただ、今シーズンここがゴールではない。日本一というゴールに向かって、まだ戦いは続きます。ご声援お願いします」

情報源:緒方監督 3連覇を振り返る「本当に苦しかった」【一問一答】/カープ/デイリースポーツ online


ファンの歓声に応えながら場内を一周する鈴木(中央左)と丸(同右)=撮影・飯室逸平
ファンの歓声に応えながら場内を一周する鈴木(中央左)と丸(同右)=撮影・飯室逸平

「広島10-0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

合同優勝インタビューには、緒方監督はじめ、大瀬良、会沢、丸、鈴木が出席した。

現在リーグトップタイの38本塁打を放っている丸は、「新井さんと一日でも長く野球がやりたい」とCSを勝ち抜き、日本一となることを誓った。

3連覇にも、過去2年は日本一を逃しているだけに「昨シーズンはある意味悔しかったですけど、その経験を生かしてCS、日本シリーズと勝っていきたい。そして新井さんと一日も長く野球がやりたい」と話した。

また、27年ぶりの本拠地Vについては、「昨シーズン、おととしと比べたら多少違うものがありましたね。360度見回したらファンのみなさんが喜んでいてうれしかった」と笑顔を見せていた。

情報源:丸、日本一誓う「新井さんと一日も長く野球がやりたい」/カープ/デイリースポーツ online


祝勝会でビールかけを始めるナインら=マツダスタジアム
祝勝会でビールかけを始めるナインら=マツダスタジアム

「広島10-0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

広島が球団史上初となる3年連続9度目のリーグ優勝。待ちに待った27年ぶりの地元での胴上げが、ついに実現した。歓喜の輪の中心で、緒方孝市監督が9度、宙を舞った。

歓喜の美酒に酔いしれる鈴木(撮影・高部洋祐)
歓喜の美酒に酔いしれる鈴木(撮影・高部洋祐)

試合後は、マツダスタジアムの特設会場でビールかけを行った。今年は昨年と同規模のビール中瓶6000本と2つの酒樽を準備。まず、緒方監督が壇上で「すごいことをやってのけた選手のみなさん、支えてくれたコーチ、裏方のみなさん。全国のファンに大きな感動を与えて、広島の人を元気にしてくれたと思うし、頑張りを誇りに思います」とあいさつ。その後、会沢が「今日はもりあがっていきますよ。準備はいいですね!3連覇サイコーでーす」というかけ声とともに、歓喜のビールかけが始まった。

情報源:会沢「今日は盛り上がっていきますよ!」優勝のビールかけで歓喜/カープ/デイリースポーツ online


一斉に始まった祝勝会=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
一斉に始まった祝勝会=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)

「広島10-0ヤクルト」(26日、マツダスタジアム)

今季限りで引退する広島の新井貴浩内野手が、緒方監督に続いて胴上げされた。仲間から促されて照れくさそうに輪の中心に入り、ファンの大歓声を浴びながら6度、宙を舞った。

新井は「最高ですね。地元で27年ぶりの優勝ですし、自分は最後なので…。また格別です」と万感の表情。胴上げについて「俺はいいからと石原に言ってたんですが」と苦笑いしたが、「うれしいですね。バティスタが『疲れた、重い』と言ってました。本当にこんな幸せなことはないです」と振り返った。

3連覇を果たし、スタンドのファンに手を振る広島の新井(左から2人目)=マツダ
3連覇を果たし、スタンドのファンに手を振る広島の新井(左から2人目)=マツダ

この夜は10点リードの七回2死一、二塁の場面で、代打出場。5番・松山に代わって緒方監督が球審に代打を告げると、満員のカープファンで埋まった観客席から「ア・ラ・イ」の大コールを送られた。三ゴロに倒れたが、そのまま松山に代わって一塁の守備につき、優勝の瞬間をグラウンドで迎えた。

広島復帰後、4シーズンで3度の優勝。「チームメート、ファンの方のおかげです」と感謝した。

ナインに胴上げされ、宙を舞う新井(撮影・田中太一)
ナインに胴上げされ、宙を舞う新井(撮影・田中太一)

情報源:引退の新井「こんな幸せなことはない」胴上げに万感の表情/カープ/デイリースポーツ online


ビールをかけられる新井(撮影・飯室逸平)
ビールをかけられる新井(撮影・飯室逸平)

球団史上初のリーグ3連覇を達成した広島が、マツダスタジアムの特設会場でビールかけを行った。今季限りでの引退を発表している新井も、勝利の美酒に酔いしれた。

「最高ですね。今年は、また変わったうれしさがありますね。(球団にとって)地元で久しぶりの優勝ですし。自分も最後なので」。後輩やスタッフから次々にビールをかけられると、口を開けて受け止めるシーンもあった。

一斉に始まった祝勝会=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)
一斉に始まった祝勝会=マツダスタジアム(撮影・高部洋祐)

中締めのあいさつでは「みなさん、お疲れ…はまだ早い!!セントラルリーグのチャンピオンフラッグは手にしました。しかし!!僕たちが欲しい旗は、まだ他にあります。最高のチームメート…、いえ、家族とともにクライマックスシリーズを突破して、日本一のチャンピオンフラッグを広島に持って帰りましょう!!」と声を張り上げた。

その後、「二次会は黒田(博樹)さんの家でやります。聞いたら300人ぐらい入れるらしいので」とオチもつけて、参加者を盛り上げた。

ヤクルト戦は代打で出場し、勝利の瞬間は一塁で迎えた。試合後には緒方監督に続いて胴上げもされた。「『俺はいいから』って言っていたんですけど…。やってくれて。バティスタが『疲れた、重い』と言っていました(笑)」と照れながら後輩の心遣いを喜んだ。

情報源:広島・新井「二次会は黒田さんの家でやります!」ビールかけで中締め/カープ/デイリースポーツ online


待ちわび、じらされ、歓喜の時が来た。プロ野球セ・リーグ広島東洋カープが球団初のリーグ3連覇を果たした26日、マツダスタジアム(広島市南区)は大歓声と涙に包まれた。西日本豪雨で傷ついた広島を元気づける、27年ぶりの本拠地優勝。市中心部は深夜まで喜びを分かち合う人の波であふれた。

あと1球、あと1球―。赤く染まったスタンドからのコールが地鳴りのように響く。抑えの中崎翔太投手が最後の打者を三振に仕留めた瞬間、「V9」「3連覇」の手作りボードが大きく揺れた。

「またこんな光景が地元で見られるとは。歴史に残る大偉業じゃ」。前回、地元優勝した1991年、旧広島市民球場(中区)で観戦した呉市の会社員田尾幸雄さん(52)の目は、みるみる赤くなった。

優勝へのマジックナンバーを1としながら、2試合足踏みして迎えたこの日。ファンの鬱憤(うっぷん)を晴らす初回の5得点で球場のボルテージは一気に高まった。「きょう絶対に決めるぞ」「いくぞー」。スタンドのあちこちから声が上がり、コンコースには二重三重の輪ができた。廿日市市の会社員長谷川裕一さん(33)は「真っ赤な球場全体が地響きする。こんなことは初めて」と驚いた。

緒方孝市監督はリーグ優勝回数と同じ9度、宙を舞った。開場10年を迎えるマツダスタジアムで初の胴上げ。広島市新球場建設部で球場の設計・施工に関わった市職員の金沢正裕さん(51)は「当時、開幕まで工期ぎりぎりの作業で大変だったのを思い出す。カープの成長とともに大勢の人に愛される『夢の器』になってくれた」と感極まった。

緒方監督に続き、今シーズンで引退する新井貴浩選手が胴上げされた。「いつも全力プレーで、戦う姿勢を後輩に見せてくれた」。呉市の県職員山田賢斗さん(26)は、宙に舞う新井選手を見つめた。

西日本豪雨の被災者も格別な思いで優勝を見届けた。呉市天応西条の自宅が全壊した会社員中西啓之さん(36)は家族6人で観戦した。「娘3人をどこにも遊びに連れていってやれず、苦しい思いばかりだった。でも、こんなうれしいことがあるから前を向ける」と喜んだ。

被災して大切なカープのユニホームを流されたファンもいた。会社員川口正樹さん(46)は安芸区瀬野の自宅が床上浸水し、7月末まで避難所で暮らした。ユニホーム5枚を失ったことを知ったファン仲間は、8月の誕生日に1枚プレゼントしてくれた。土砂かきや引っ越しも手伝ってくれた。

つらい時、カープが心の支えだった。最後まで諦めないプレーに力をもらえた。ファン同士の絆にも涙した。「日本一になって広島をもっと元気にしてほしい。カープって、みんなの希望だから」

情報源:待ちわび、じらされ歓喜の時 広島カープ、27年ぶり本拠地優勝 | 中国新聞アルファ


3年連続9度目のリーグ優勝を決め、選手らに胴上げされる広島の緒方監督(撮影・山本誉)
3年連続9度目のリーグ優勝を決め、選手らに胴上げされる広島の緒方監督(撮影・山本誉)

プロ野球セ・リーグの広島東洋カープは26日、広島市南区のマツダスタジアムであったヤクルト23回戦に10―0で勝ち、3年連続9度目のリーグ優勝を決めた。地元では1991年以来27年ぶり、2009年開場の同スタジアムでは初めての胴上げで、緒方孝市監督が宙に舞った。

リーグ3連覇は球団史上初。セでは巨人しか達成していない。広島は23日にマジックナンバーを1として以降、足踏みしていた。

今季の広島は1試合平均得点が5点を超す攻撃力を見せつけ、3年連続で独走した。序盤には主力の故障もあったが、若手の台頭でカバー。選手層の厚さが光った。広島県内に甚大な被害をもたらした西日本豪雨後、最初の地元試合となった7月20日の巨人戦で延長十回に逆転サヨナラ勝ちするなど、劇的勝利も数多く演じた。

84年以来34年ぶり4度目の日本一に挑む広島は、10月17日から同スタジアムであるクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージに進出。2年ぶりの日本シリーズ出場を懸け、2位と3位によるファーストステージの勝者と戦う。

情報源:広島カープ3連覇 V9、マツダ球場初の胴上げ | 中国新聞アルファ


広島優勝 喜び爆発させるファン
広島優勝 喜び爆発させるファン

広島市の飲食店では試合のテレビ中継を見ようと路上を埋め尽くすほどの人が集まり、広島の優勝が決まると大きな歓声を上げ、手をたたき合って喜びを爆発させていました。

高知から訪れた25歳の女性は「きのう優勝を逃したので、夜勤明けで急いで広島に帰省しました。優勝の瞬間に立ち会えて本当にうれしいです」と話していました。

また、広島市の20歳の男性は「広島に生まれてよかったと思います。引退を表明している新井選手にはぜひ日本一で花道を飾ってほしいですし、そのためにずっと応援し続けます」と話していました。

仮設住宅でも喜びの声

広島優勝 喜び爆発させるファン
広島優勝 喜び爆発させるファン

プロ野球、広島がリーグ3連覇を決めた瞬間、西日本豪雨の被災地の仮設住宅からも、被災者の歓喜の声がわき起こりました。

広島県坂町小屋浦地区の自宅が、全壊する被害を受けた西谷幸恵さん(76)も、入居している仮設住宅の1室で夫の昭洋さん(76)とテレビで試合を見守りました。優勝が決まると2人は、お互いに笑顔で、手をたたき合うなどして喜びを分かち合っていました。

幸恵さんは、「豪雨で被災して以降、先が見えず、落ち込む日々が続いていました。きょうの試合で、頑張って投球する九里選手の姿を見て、勇気づけられました。私も明日から頑張っていこうと思います」と話していました。

地元新聞社 号外を発行

広島優勝 喜び爆発させるファン
広島優勝 喜び爆発させるファン

プロ野球・広島の優勝が決まり、地元の新聞社はリーグ3連覇の号外をおよそ3万8000部用意し、広島市や広島県福山市など合わせて4か所の街頭で配りました。

このうち、広島市のデパートの前では新聞社の社員が「号外です」と呼びかけると多くのファンがわれさきにと駆けつけて受け取っていました。そして、「カープ3連覇」と大きな見出しが書かれた号外を手に記念撮影をしていました。

30代の男性は「3連覇の記念の号外を受け取れて最高にうれしいです。次は日本一のときの号外をもらいます」と話していました。20代の女性は「去年とおととしの優勝のときは受け取れなかったので、とてもうれしいです。家宝にします」と話していました。

情報源:広島優勝 喜び爆発させるファン | NHKニュース


【解説】広島 3連覇への軌跡
【解説】広島 3連覇への軌跡

広島が球団史上初、そしてセ・リーグでは巨人以来2チーム目となるリーグ3連覇を果たした背景には生え抜きの選手たちが過去2年の優勝で経験を積んでさらに力をつけたことに加え、新たな戦力も台頭したことで選手の層が厚みを増し、チームとして成長を遂げたことが挙げられます。

広島は長く低迷期が続く中でも、将来性のある『広島向き』の選手をドラフト会議で獲得し、伝統の厳しい練習で鍛え上げる地道な取り組みを続けてきました。

それが形となったのがおととしの25年ぶりのリーグ優勝でした。この年、1番・田中広輔選手と2番・菊池涼介選手、3番・丸佳浩選手の「タナキクマル」が上位打線に定着。さらに4年目の鈴木誠也選手が「神ってる」活躍をしました。

そしてピッチャーでは5年目の野村祐輔投手が16勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得。抑えに定着した中崎翔太投手が34セーブを挙げました。

その選手たちが去年のリーグ連覇でさらに経験を積んで力を付け、加えて、今シーズンは新たにな戦力も台頭したことで、選手の層がぐっと厚くなりました。

打線では3番の丸選手と4番の鈴木選手が共に今年もチームを引っ張りました。中でも、去年のリーグMVPの丸選手は4月下旬に右足をケガし、およそ1か月戦線を離脱したにもかかわらず、復帰後はホームランを量産し、11年目で初めて30本の大台に乗せました。「自分はホームランバッターではない」と謙遜するものの、強打者の証しでもある逆方向への打球が増え、バッターとして進化していることを印象づけました。

また鈴木選手は24歳にしてカープの4番としての自信と風格を感じさせるシーズンとなりました。序盤こそ去年、骨折した右足首の影響で代打での出場が目立ちましたが、シーズン途中に先発メンバーに復帰すると、タイミングの取り方を小さくするなど、「すべて変えた」という打撃フォームで結果を出し、8月の打率は4割超え、こちらも6年目で初めて30号ホームランをマークしました。

一方、新たに台頭したのが4年目の野間峻祥選手でした。これまで主に代走や守備固めで起用されていましたが、課題の打撃力アップに取り組み、丸選手が離脱していた際にはセンターを任されました。そして、5月には、逆転の満塁ホームランを打つなど期待に応える活躍を見せました。そして丸選手が復帰したあともコンスタントに起用され、シーズン終盤には、持ち味の俊足が生きる1番も任されるようになりました。

また投手陣で躍進したのは5年目の大瀬良大地投手です。去年、ルーキーイヤー以来となる10勝を挙げた大瀬良投手は、ストレート強化のため、おととし引退した黒田博樹さんを参考に、投球動作のときに左腕を高く上げ、その反動で右腕を大きく振るフォームに変更しました。さらに事実上解禁となった2段モーションも取り入れたことで球威が増しました。また、スタミナ切れ対策として酢の物を多く食べるなど、食生活にも気を配り、4月から6月にかけて2回の完投を含む7連勝をマークするなど、ローテーションを1度も外れず先発陣を引っ張り、9月1日には両リーグを通じて最も早く、15勝目を挙げました。

若手では2年目の19歳、アドゥワ誠投手が結果を出しました。アドゥワ投手は、4月上旬に1軍デビューを果たした直後からリリーフとして、10試合連続で無失点のピッチングを見せました。バッターの手元で微妙に変化する速球やタイミングを外すチェンジアップ、それに、「大観衆の前でも緊張しない」というマウンド度胸を武器にここまで5勝を挙げています。

さらに、夏場、リリーフ陣がそろって調子を落とす中で、救世主となったのがフランスア投手でした。ドミニカ共和国のカープアカデミー出身でシーズン途中に育成から支配下登録されると、その後はフル回転の活躍。8月にはプロ野球記録に並ぶ18試合に登板しました。

こうして生え抜きの選手を中心に主力と新しい戦力の力がうまくかみあってチームとして成長を遂げた広島。2年前、精神的な支柱として若いチームを優勝に導いたベテランの新井貴浩選手は「若手がすごく力をつけてきている。これからの2年後3年後、5年後のカープのことを考えた時に今年がいいのではないかと考えた」と引退を決意した理由を語りました。今のチームの状況を象徴することばでした。

広島は球団史上初のリーグ3連覇を果たした今シーズン、34年ぶりとなる日本一を目指します。

情報源:【解説】広島 3連覇への軌跡 | NHKニュース



リーグ3連覇、おめでとうございます。
残りの試合も、無理せず行きましょう。
今年こそCSを突破して、日本一に!


記事の有効期限: 2019年3月1日 Friday 12:00am