原爆ドームの補修方法決まる

原爆ドームの補修方法決まる

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劣化が進んでいる原爆ドームの補修方法を検討する委員会が開かれ、ドームの骨組みに使われている鉄骨についてさびの進行を遅らせる特殊な工法を使って塗り直すことを決めました。

ユネスコの世界遺産に登録されている広島市の原爆ドームは建設から100年余りがたち、ドームの骨組みなどの鉄骨がさびついたり、レンガのつなぎ目部分がはがれたりするなど、劣化が進んでいます。

広島市では、原爆ドームを長期的に保存するためどのように補修工事を行うか検討委員会を開いていて、市役所には文化財や建築の専門家、10人が集まりました。

委員会では、さびが進行しているドームの骨組みの鉄骨については、さびの進行を遅らせる特殊な下塗り材を塗って塗料を塗る特殊な工法で補修することを決めました。

また、レンガの継ぎ目の隙間には水が溜まり草も生えていますが、維持がしやすくレンガを痛めない材料で隙間を埋めることが確認されました。

史跡原爆ドーム保存技術指導委員会の三浦正幸委員長は「破壊されたままの状態を保つのは難しいが、8月6日の惨状を伝える建築物として、細かい補修を積み重ねることで残していきたい」と話していました。

広島市は文化庁の許可を得たうえで今年度中にも補修工事を始める方針で、着工から完成まで4か月から5か月ほどかかるということです。

情報源:原爆ドームの補修方法決まる|NHK 広島のニュース


原爆ドーム補修工法決定 効果を疑問視する意見も
原爆ドーム補修工法決定 効果を疑問視する意見も

劣化が進む世界遺産・原爆ドームの補修の工法が、専門家などによる委員会で決まりました。

一方で委員からは効果を疑問視する意見も出されました。

原爆ドームの補修については去年3月に開かれた前回の委員会で、象徴的なドーム部分やらせん階段などの変色した鋼材を被爆直後の焦げ茶色に塗りなおすことが決まっています。

13日の委員会では広島市の担当者が、51年前の大規模修繕で施された補強金具に腐食がみられると説明しました。

そのうえで腐食した金具を取り除き、さびにくいステンレス系の部品に取り換えることなどを提案し、採用されました。

一方で委員からは、「補強のためにレンガの中に金属を入れるのは逆効果。今回はこの工法を採用するが重点的に経過を見る必要がある」などの意見が出ました。

「傷はなるべく除去して、8月6日の被災時の姿に寄せていくような補修になる」
(三浦正幸委員長)

広島市では、今年度の当初予算に補修工事費として5850万円を計上していて、年度内の着工を目指しています。

情報源:原爆ドーム補修工法決定 効果を疑問視する意見も(RCC中国放送) – Yahoo!ニュース

情報源:原爆ドーム補修工法決定 効果を疑問視する意見も | RCCニュース | RCC


年々劣化が進む原爆ドーム。新たな補修工事に向けて専門家らによる保存技術の検討会が開かれました。

世界遺産・原爆ドームについては定期的に健全度調査が行われています。そのデータをもとに鋼材やレンガ部分などの補修方法について細かい検討がなされました。たとえば鋼材の塗装には長期的な腐食防止効果が期待できるふっ素樹脂などを使用。一方で、被爆当時に近い材料や職人的な工法も文化財の補修には重要といった意見が出ました。委員会の提言を踏まえ広島市は今後文化庁の許可を得て新たな補修工事に着手したいとしています。

情報源:原爆ドーム 新たな補修工事へ 専門家らによる検討会(HOME広島ホームテレビ) – Yahoo!ニュース

情報源:原爆ドーム 新たな補修工事へ 専門家らによる検討会 | ニュース | 広島ホームテレビ


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