大坂なおみ、全米OP優勝 日本勢初の快挙

テニス全米オープン女子 大坂が優勝 男女通じ日本選手初

おめでとうございます、本当に優勝しちゃったよ。


  • 8日、全米オープンの決勝で大坂なおみはセリーナ・ウィリアムズと対戦した
  • 警告を受けたセリーナが主審に暴言を吐くなど、第2セットは荒れた展開に
  • 一方の大坂は冷静さを失わず6-4で第2セットも制し、全米初制覇を果たした

テニスの四大大会最終戦、全米オープンは8日、女子シングルスの決勝が行われ、大坂なおみ選手がアメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手にセットカウント2対0で勝って優勝を果たしました。四大大会のシングルスで日本選手が優勝するのは、男女を通じて初めてです。

世界ランキング19位、20歳の大坂選手は準決勝までの6試合で5試合をストレート勝ちして決勝に進みました。

決勝では元世界1位で、ことしのウィンブルドン選手権で準優勝のセリーナ・ウィリアムズ選手と対戦しました。

大坂選手は第1セット、安定したプレーでポイントを重ねる一方、ウィリアムズ選手にはミスが多く、このセットを6-2で取りました。

続く第2セットではサービスゲームを先に相手にブレークされましたが、大坂選手も、その後、ウィリアムズ選手のサービスゲームをブレークし、最後は6-4でこのセットを奪いました。

大坂選手はセットカウント2対0でウィリアムズ選手を破り、優勝を果たしました。

四大大会のシングルスで日本選手が優勝するのは、男女を通じて初めてです。

大坂選手「セリーナ選手と戦うのが夢だった」

初優勝を果たした大坂なおみ選手は、表彰式でのインタビューで「全米オープンの決勝でセリーナ・ウィリアムズ選手と戦うのが私の夢でした。その夢がかなって本当にうれしいです」と話しました。

そしてみずからを支えてくれた両親について「母は、これまで私のためにたくさん犠牲を払ってくれました。試合は、あまり見にこないのですが、きょうは、見に来てくれて本当にうれしいです。父は私の試合を見るとそわそわしてしまい、きょうも会場に来ていませんが、これから会おうと思います」と話していました。

大坂なおみ選手 パワーテニスが持ち味

大坂なおみ選手は20歳。

ハイチ出身の父と日本人の母を持ち、大阪市で生まれ、3歳からアメリカに移り住みました。

5年前にプロに転向し、身長1メートル80センチの体格を生かした時速200キロ近い高速サーブや力強いストロークなどパワーテニスが持ち味です。

女子ツアーに本格的に出場し始めた1年目のおととし、東京でのツアー大会で準優勝し、その年、女子ツアーで最優秀新人賞にあたる賞に日本女子で初めて選ばれるなど活躍が期待されてきました。

ことし3月には四大大会に次ぐ格付けの女子ツアーの大会で日本選手として初の優勝をつかみました。

四大大会では、ことし1月の全豪オープンで四大大会初のベスト16に入り、続く2大会でも3回戦進出を果たしていました。

セリーナ・ウィリアムズ選手 大坂選手の憧れ

アメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手は、36歳。

元世界ランキング1位で四大大会で歴代最多の23回の優勝を誇ります。

ウィリアムズ選手は元世界1位で1歳上の姉のビーナス・ウィリアムズ選手と共に、男子選手並みの力強いサーブなどパワフルなプレースタイルで女子テニス界で長くトップ選手として活躍し、去年1月の全豪オープンで四大大会で通算23回目の優勝を果たし、プロが参加できるようになったオープン化以降の歴代最多記録を更新しました。

ウィリアムズ選手はその後はツアーに参加せず、去年9月に娘を出産し、ことし3月、アメリカ カリフォルニア州で行われたツアー大会でおよそ1年2か月ぶりにツアーに復帰して3回戦で姉のウィリアムズ選手にストレートで敗れました。

その次に出場したアメリカ フロリダ州で行われたツアー大会では、初戦で大坂なおみ選手にストレートで敗れています。

その後は元世界女王の強さを示して、復帰後最初の四大大会となる全仏オープンで4回戦進出、続く四大大会、ウィンブルドン選手権では準優勝を果たしていました。

大坂選手は自身が最も憧れて育った選手としてセリーナ・ウィリアムズ選手をあげ、幼い頃から四大大会の決勝で対戦することを夢見てきました。

サーシャ・バジンコーチ 大坂選手に精神面の成長促す

大坂なおみ選手を今シーズンから指導するドイツ人のサーシャ・バジンコーチは、元世界女王のセリーナ・ウィリアムズ選手やキャロライン・ウォズニアッキ選手など、世界のトップ選手の練習相手を長年にわたって務めてきました。

バジンコーチは去年11月、大坂選手のコーチを務めることになり、大坂選手の憧れのウィリアムズ選手などがどのような練習を行い、試合前にはどう過ごしていたかなど積極的に伝えてきました。

バジンコーチはシーズン中はフォームの変更など技術的な指導はほとんど行なわず、今シーズンは大坂選手の敗因となっていたミスを減らすために、すべてのボールを強く打つのではなく「我慢」してラリーを続け、攻撃のチャンスを待つことや、完璧主義の大坂選手が試合中、ネガティブな思考に陥らないよう、常にプラスになる言葉をかけて前向きな考えを持つよう、精神面での成長を促す指導を行ってきました。

さらにフットワークや体幹の強化が必要だと考え、専属トレーナーのアブドゥル・シラー氏とともに大坂選手がこれまでに取り組んできたことのない連続的な筋力トレーニングを下半身を中心に行うなどしてきました。

また大坂選手が今シーズン、練習が楽しくなったと話しているようにバジンコーチは、大坂選手と一緒にサーブやストロークの練習をしながら自身も同じ練習を行い、ショットにミスが出た場合は互いに罰を科し合うなどして練習に集中して取り組めるようさまざまな工夫を行ってきました。

四大大会と日本選手

テニスの四大大会のシングルスで日本選手がついに頂点の座をつかみました。

四大大会は全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン選手権、それに全米オープンの4つを指します。

四大大会のシングルスで、日本選手は戦前に活躍した時期があり、1918年、熊谷一弥さんが全米オープンでベスト4に入り、1920年には清水善造さんがウィンブルドン選手権で、1931年から1933年にかけては佐藤次郎さんが、全仏オープン、全豪オープン、それにウィンブルドンで合わせて5回、ベスト4に進出しました。

このあと、日本選手がベスト4に届かない時期が続きましたが、1973年の全豪オープンで沢松和子さんが女子シングルスでベスト4入りすると、伊達公子さんが1994年の全豪オープン、1995年の全仏オープン、それに1996年のウィンブルドン選手権でベスト4に入りました。

このあと、錦織圭選手が2014年の全米オープンで日本選手として初めてシングルスの決勝に進出し、準優勝となりました。

錦織選手はおととし、2016年とことしの全米オープンでもベスト4入りしました。

そして、この全米オープンで大坂選手が日本選手として初めて四大大会のシングルスで優勝しました。

世界メディアも速報

テニスの全米オープンで大坂なおみ選手が初優勝したことを、世界のメディアも速報で伝えました。

このうち、アメリカの新聞、ニューヨークタイムズは「彼女自身のアイドルであるセリーナ・ウィリアムズ選手をやぶって優勝した」と速報するとともに「ウィリアムズ選手と主審の言い争いで台なしにされた試合で、大坂選手は日本人最初の四大大会シングルスのチャンピオンになった」と伝えました。

また、AP通信は「大坂選手は、彼女にとってのアイドルであるウィリアムズ選手が主審を『泥棒』呼ばわりし、怒りを爆発させるなかで、四大大会を制した最初の日本人女子選手となった」と伝えました。

所属先も声援送る「優勝すると信じていた」

テニスの四大大会最終戦の全米オープンの女子シングルスで日本選手として初めて決勝に進んだ大坂なおみ選手を応援しようと、所属する大手食品メーカーの社員が集まって大型スクリーンの前で大坂選手に声援を送りました。

東京 新宿にある大坂選手の所属する大手食品メーカーでは、大坂選手を応援しようと大型スクリーンの前に社員などおよそ150人が集まりました。

集まった人たちは、大坂選手が持ち味の強力なサーブでサービスエースを奪うと大きな歓声をあげ、ピンチになると「頑張れ」と声援を送りました。

大坂選手が第1セットを奪って第2セットに入ると一段と応援に熱が入り、最後、力強いサーブで締めくくって優勝を決めると、クラッカーを鳴らして「なおみ」「なおみ」と連呼して日本選手初の快挙を祝福していました。

35歳の男性は「優勝すると信じていました。歴史が変わった瞬間を見ることができて感動しています。日本のために世界のためにこれからも頑張ってほしい」と興奮気味に話していました。

また、29歳の女性は「四大大会で日本選手が優勝するときが来るなんて夢にも思っていませんでした。20歳とまだ若いので、今後も優勝を重ねていってほしい」と話し、うれしさに涙を浮かべていました。

NY パブリックビューイング会場でも大坂選手を祝福

テニスの全米オープンが開かれているニューヨークのマンハッタンでは、大型のスクリーンで試合を観戦できるパブリックビューイングが開かれ、大坂なおみ選手の初優勝をファンが祝福していました。

ニューヨークのマンハッタンではテニスの全米オープンの期間中、大型のスクリーンで試合を観戦できるパブリックビューイングの会場が設けられています。

8日の女子シングルスの決勝では、入場券を手に入れられなかったファンなどおよそ200人が集まって観戦しました。
大坂なおみ選手がアメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手にセットカウント2対0で勝って初めての優勝を果たすと、会場では祝福の拍手が起こっていました。

アメリカ人の男性は「大坂選手のサーブはとても速く、新たなスターの誕生だ。世代交代が起こったが、20歳の大坂選手にはこれから明るい将来が待っている」とたたえていました。

日本人の男性は「大坂選手は緊張せずに試合でも最後までぶれることなく勝ったのが印象的でした」と話していました。

この男性と一緒に観戦していた大坂選手の父親と同じ、ハイチ出身の男性は「新たな歴史を作った」と大きな声を出して喜びを表していました。

情報源:テニス全米オープン女子 大坂が優勝 男女通じ日本選手初 | NHKニュース


全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーを持つ大坂なおみ。左はセリーナ・ウィリアムズ(共同)
全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーを持つ大坂なおみ。左はセリーナ・ウィリアムズ(共同)

「テニス・全米オープン」(8日、ニューヨーク)

女子シングルス決勝が8日(日本時間9日早朝)、米国ニューヨークのアーサー・アッシュ・スタジアムで開催され、世界ランキング19位の大坂なおみ(20)=日清食品=が、6-2、6-4で同26位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=に勝利し、日本選手初のグランドスラム制覇を達成した。

試合はラケット破壊したことで警告を受けるなどしたウィリアムズが、審判への執拗な抗議でゲームペナルティーを取られ、第2セット第8ゲームを戦わずして失うなど終盤は異様な雰囲気で進んだ。その後も抗議を止めず、試合は一時中断。大坂が初優勝を決めた後も、ジャッジに不満を持つ観客はブーイングを続けた。

その中で行われた表彰式。先にマイクを向けられたウィリアムズは「プレーのことは言いたくない。ただ、彼女(大坂)は素晴らしいプレーをした。彼女にとって最初のグランドスラム優勝です」と切り出した。「皆さんが応援してくれた大会です。最高の大会にしましょう。ブーイングはもうやめて」とスタンドに呼びかけた。そして「コングラチュレーション、ナオミ」と勝者をたたえた。

続いて大坂の優勝インタビューが始まる。インタビュアーの「準決勝が終わって夢があると言っていましたね。グランドスラムの決勝でセリーナとプレーするという夢があると。現実になりましたね」とマイクを向けられた。すると大坂は「ちょっと質問に対してではないことを話します」と口にした。「みんな彼女(セリーナ)を応援していたことを知っています。こんな終わり方ですみません」と涙を浮かべた。

ウィリアムズの呼びかけ、大坂の涙のあいさつでブーイングが続いていた会場の雰囲気が変わる。大坂は「セリーナと全米の決勝で対戦する夢がありました。それがかなってうれしいです。プレーしてくれてありがとう」と16歳上の元世界女王に感謝した。

優勝トロフィーを受け取る大坂には、それまでブーイングを続けていた観衆もあたたかい拍手を送った。快挙を成し遂げた大坂にようやく笑顔が戻った。

情報源:ブーイングの中での表彰式 ウィリアムズ、大坂のあいさつで祝福の拍手に変わる/スポーツ/デイリースポーツ online


全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーにキスする大坂なおみ=8日、ニューヨーク(共同)
全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーにキスする大坂なおみ=8日、ニューヨーク(共同)

「テニス・全米オープン」(8日、ニューヨーク)

女子シングルス決勝が8日(日本時間9日早朝)、米国ニューヨークのアーサー・アッシュ・スタジアムで開催され、世界ランキング19位の大坂なおみ(20)=日清食品=が、6-2、6-4で同26位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=に勝利し、日本選手初のグランドスラム制覇を達成した。

全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーを掲げる大坂なおみ=8日、ニューヨーク(共同)
全米オープンテニスの女子シングルスで初制覇を果たし、トロフィーを掲げる大坂なおみ=8日、ニューヨーク(共同)

日本選手初の四大大会シングルス優勝。男子のエース、錦織圭(日清食品)にとっては、先を越された形となったが、自身のツイッターなどを更新し、大坂がトロフィーを掲げるシーンの動画を投稿。「#proud(誇りだ)」と、快挙をたたえた。優勝した瞬間には、絵文字(日の丸9つ、トロフィー7つ、サムアップ5つ、握り拳5つ、右腕ガッツポーズ5つ)を乱発し、歓喜を爆発させていた。

全米オープンテニスの女子シングルス決勝で初制覇を果たし、セリーナ・ウィリアムズ(左)と抱き合う大坂なおみ=8日、ニューヨーク(共同)
全米オープンテニスの女子シングルス決勝で初制覇を果たし、セリーナ・ウィリアムズ(左)と抱き合う大坂なおみ=8日、ニューヨーク(共同)

錦織は今大会、4強入りを果たしたが、準決勝で元世界1位の“天敵”ジョコビッチ(セルビア)に敗戦。4年ぶりの決勝進出を逃していた。

情報源:大坂のグランドスラムVの快挙に、錦織圭「誇りだ」 絵文字乱発で大興奮/スポーツ/デイリースポーツ online


表彰式で涙を流す大坂(左)に言葉をかけるセリーナ(AP)
表彰式で涙を流す大坂(左)に言葉をかけるセリーナ(AP)

テニスの全米オープンは8日、女子シングルス決勝が行われ、第20シードの大坂なおみ(20=日清食品)が元世界1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と対戦。6―2、6―4のストレート勝ちを収め、日本選手として初の4大大会制覇を果たした。

試合中はラケットを破壊し、審判に激しい口調で抗議するなど“大荒れ”だったセリーナ。試合後は「彼女は勝つに値した」と大坂のプレーを称え、「私は彼女からこの試合で多くのことを学ぶことが出来る」と話した。

以下、S・ウィリアムズとの一問一答。

――今夜のゲームは?

私はまだどのように感じているのか分かりません。本当にすべてを飲み込むには時間が少ない。しかし、ポジティブに前進していこうとしています。

――大坂について

彼女は本当に本当に一貫しているように感じた。彼女のゲームは常に“超”一貫していると思う。彼女は本当にうまくいった。正直なところ、私は彼女からこの試合で多くのことを学ぶことが出来る。私はそこからたくさん学ぶことを願っている。

彼女は素晴らしい試合をしました。彼女は勝つに値した。私にとってはタフな年でしたが、本当にありがとうございました。

情報源:セリーナ、大坂を称える「彼女は勝つに値した」“大荒れ”の一戦「私は多くのことを学べる」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:セリーナ、大坂を称える「彼女は勝つに値した」“大荒れ”の一戦「私は多くのことを学べる」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ


9月8日、テニスの四大大会最終戦、全米オープンの女子シングルス決勝、第20シードの大坂なおみ(写真)は元世界ランク1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズを6─2、6─4で下し、同大会での日本勢初優勝を果たした(2018年 ロイター/Robert Deutsch-USA TODAY Sports)
9月8日、テニスの四大大会最終戦、全米オープンの女子シングルス決勝、第20シードの大坂なおみ(写真)は元世界ランク1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズを6─2、6─4で下し、同大会での日本勢初優勝を果たした(2018年 ロイター/Robert Deutsch-USA TODAY Sports)

[ニューヨーク 8日 ロイター] – テニスの四大大会最終戦、全米オープンは8日、ニューヨークで女子シングルス決勝を行い、第20シードの大坂なおみ(20)は元世界ランク1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(36、米国)を6─2、6─4で下し、同大会での日本勢初優勝を果たした。

四大大会のシングルスで日本人選手が優勝したのも初めて。

大坂は四大大会通算23回の優勝を誇るセリーナ相手に主導権を奪い、相手の挑発的な行為にも動じず、日本テニス史上初の快挙を達成した。

情報源:テニス=大坂が全米OP優勝、四大大会で日本人初の快挙(ロイター) – Yahoo!ニュース

情報源:テニス=大坂が全米OP優勝、四大大会で日本人初の快挙 | ロイター


全米オープンテニス、女子シングルス決勝。優勝を飾り、トロフィーを手にする大坂なおみ(2018年9月8日撮影)。(c)Julian Finney/Getty Images/AFP
全米オープンテニス、女子シングルス決勝。優勝を飾り、トロフィーを手にする大坂なおみ(2018年9月8日撮影)。(c)Julian Finney/Getty Images/AFP

【9月9日 AFP】全米オープンテニス(US Open Tennis Championships 2018)は8日、女子シングルス決勝が行われ、大会第20シードの大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-4のストレート勝ちで第17シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)を破り、日本勢として初めて四大大会(グランドスラム)を制覇した。

この一戦でセレーナは、第2セットに自身の陣営からコーチングを受けたとして主審のカルロス・ラモス(Carlos Ramos)氏から警告され、激怒した。

セレーナは涙ながらにラモス氏を「盗人」と批判し、謝罪を求めた。その後ラケットを破壊して2度目の規則違反となり、1ポイントを奪われたセレーナは感情が爆発。ラモス氏はゲーム・ペナルティーをセレーナに与え、大坂は5-3とリードを広げた。

セレーナは次のゲームをキープした後、チェンジエンドの際にもラモス氏にも抗議を行ったが、大坂は見事に冷静さを保ち、次のサービスゲームをキープし、母国にとって歴史的な勝利を手にした。(c)AFP

情報源:大坂なおみが全米OP優勝! 日本人初のGS制覇 写真35枚 国際ニュース:AFPBB News


トロフィーを両手で掲げて優勝を喜ぶ大坂なおみ(AP)
トロフィーを両手で掲げて優勝を喜ぶ大坂なおみ(AP)

◇テニス全米オープン第13日 女子シングルス決勝(2018年9月8日 ニューヨーク・ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)

テニスの全米オープンは8日、女子シングルス決勝が行われ、第20シードの大坂なおみ(20=日清食品)が元世界1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と対戦。6―2、6―4のストレート勝ちを収め、日本選手として初の4大大会制覇を果たした。

子供の頃から夢見ていた4大大会決勝。相手も憧れ続けてきたセリーナ。大坂は「夢と一緒だった」と試合を振り返り、「今はとても疲れ果てているけど、幸せと感動の嵐の中で起きていることが実感できてきている」と喜びを語った。

試合後には母親と歓喜の抱擁。「感謝を込めてありがとうと伝えました」と語り、セレモニー前にバナナを食べた理由については「(試合後の)習慣だから」と笑顔で回答。今後の目標について問われると「目標は変わらず。どのトーナメントも勝ちたいと思ってやってきた。また次のグランドスラムの優勝を狙います」と力強く語った。

最後に日本のファンへメッセージを求められると「皆さんありがとうございました。最近、日本で起きていることは耳にしています。台風も地震もくれぐれもお気をつけて、お大事になさってください」と被災地に呼びかけた。

情報源:大坂なおみ涙「夢と一緒だった」 最高の舞台で憧れのセリーナに完勝(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:大坂なおみ涙「夢と一緒だった」 最高の舞台で憧れのセリーナに完勝― スポニチ Sponichi Annex スポーツ


表彰式でセリーナ(右)から祝福される大坂(AP)
表彰式でセリーナ(右)から祝福される大坂(AP)

テニスの全米オープンは8日、女子シングルス決勝が行われ、第20シードの大坂なおみ(20=日清食品)が元世界1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と対戦。6―2、6―4のストレート勝ちを収め、日本選手として初の4大大会制覇を果たした。

地元のセリーナが準優勝に終わり、ブーイングで始まった表彰式。大坂は「みんな彼女を応援していたのを知っています。こんな終わり方ですみません」と涙ながらに米国のファンに詫びた。

試合終了直後には、観客席で見守った母・環さんと涙の抱擁。「彼女にとってもうれしいことだと思う」と話し、会場は感動に包まれた。

憧れのセリーナを破ってのグランドスラム制覇。「セリーナと全米の決勝で戦うことは夢だった。それがかなってうれしい。プレーしてくれてありがとう」と感激の涙を流しながら元女王に感謝した。

情報源:大坂、涙のGS制覇「セリーナと全米の決勝で戦うことは夢だった」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:大坂、涙のGS制覇「セリーナと全米の決勝で戦うことは夢だった」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ


全米オープンで優勝した大坂なおみ(ロイター=USA TODAY Sports)
全米オープンで優勝した大坂なおみ(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク8日(日本時間9日)発】テニスの全米オープン(ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)第13日、女子シングルス決勝で世界ランキング19位の大坂なおみ(20=日清食品)が、同26位で4大大会通算23勝の女王セリーナ・ウィリアムズ(36=米国)を6-2、6-4のストレートで下し優勝。男女を通じて日本人初のグランドスラム制覇の快挙を成し遂げた。

大坂は第3、第5ゲームをブレークし第1セットを先取。第2セットは荒れた展開になった。第4ゲームをブレークされた大坂が第5ゲームをブレークバック。ウィリアムズは観客席のコーチから身振り手振りで指示を受けたとコーチングの警告を受けた。納得できず主審に抗議、さらにラケットを叩きつけ破壊したことで2回目の警告。ペナルティによってポイント先行で始まった第6ゲームは大坂がキープ。続く第7ゲームをブレークし4-3と初めてこのセットをリードした。

ウィリアムズのイライラは収まらず、コートチェンジの際、主審に文句をつけたことで3回目の警告。第8ゲームはウィリアムズへの「ゲームペナルティ」が科され、大坂は5-3とリードを広げる。ウィリアムズに第9ゲームを取られたが、大坂は第10ゲームをキープし、6ー4で第2セットを連取。ウィリアムズの抗議で会場は騒然となり、2度のペナルティという異様な展開。それでも大坂は落ち着いたプレーを続け、高速サーブと力強いストロークで元女王を撃破した。

情報源:【全米OP】大坂なおみ日本人初のグランドスラム制覇!元女王ウィリアムズは抗議で“自滅”(東スポWeb) – Yahoo!ニュース

情報源:【全米OP】大坂なおみ日本人初のグランドスラム制覇!元女王ウィリアムズは抗議で“自滅”


日清食品は東京本社で社内ビューイングを実施。優勝の瞬間に喜びを爆発させる社員ら
日清食品は東京本社で社内ビューイングを実施。優勝の瞬間に喜びを爆発させる社員ら

大坂なおみが所属する日清食品の東京本社では社内ビューイングが開催され、午前5時から社員有志約150人が見守った。

地下ホールに「HUNGRY TO WIN」とキャッチフレーズ入りの紅白のTシャツに身を包んだ社員、同社のマスコットキャラクター「カップヌードルくん」らが集結。大画面でスティックバルーンやメガホンを叩いて声援を送った。大坂がポイントを取るたびにバルーンが鳴り、時おり見せるチャーミングな仕草には笑いも。優勝の瞬間には紙テープが舞い「なおみ!なおみ!」コールで沸き上がり、注目が集まっている同社CMにちなみ「大坂半端ねえ~!」という祝福の声が上がった。

最前列から声援を送った日清食品ホールディングスの安藤宏基社長は「よくやってくれた。最高です。半端じゃないです。明るさ、元気を与えてくれた」と歓喜。優勝ボーナスについては「契約の中にあります。守秘義務があるので言えませんが、準備しています」と語った。

情報源:「大坂半端ねえ~!」日清食品、優勝ボーナス「準備中」 早朝から150人が声援(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:「大坂半端ねえ〜!」日清食品、優勝ボーナス「準備中」 早朝から150人が声援― スポニチ Sponichi Annex スポーツ


女子シングルス決勝を制し、セリーナ・ウィリアムズ(左)と健闘をたたえ合う大坂なおみ=8日、ニューヨーク(EPA時事)
女子シングルス決勝を制し、セリーナ・ウィリアムズ(左)と健闘をたたえ合う大坂なおみ=8日、ニューヨーク(EPA時事)

【ニューヨーク時事】テニスの全米オープン第13日は8日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで女子シングルス決勝が行われ、第20シードの大坂なおみ(日清食品)が日本選手として男女を通じて史上初の四大大会シングルス優勝を果たした。第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)を6-2、6-4で破った。優勝賞金は380万ドル(約4億2200万円)。

20歳の大坂は自身初の四大大会決勝進出で、日本女子としても初めてだったが、一気に頂点に上り詰めた。元世界ランキング1位のS・ウィリアムズは、1968年のオープン化以前を含めた歴代最多に並ぶ四大大会通算24勝目はならなかった。

大坂は第1セット、5ゲームを連取するなど圧倒して先取。第2セットは先にサービスゲームを破られたが、直後の第5ゲームでブレークバック。第7ゲームもブレークした後にはS・ウィリアムズが3度目の警告を受けてゲームを失うと、大坂は5-4からの第10ゲームをキープして勝ち切った。

混合ダブルス決勝も行われ、ベサニー・マテックサンズ(米国)ジェーミー・マリー(英国)組が優勝した。 (2018/09/09-09:17)

情報源:大坂、日本勢初の四大大会V=決勝でS・ウィリアムズ破る-全米テニス:時事ドットコム


表彰式で涙を流す大坂(左)に言葉をかけるセリーナ(AP)
表彰式で涙を流す大坂(左)に言葉をかけるセリーナ(AP)

テニスの全米オープンは8日、女子シングルス決勝が行われ、第20シードの大坂なおみ(20=日清食品)が元世界1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(36=米国)と対戦。6―2、6―4のストレート勝ちを収め、日本選手として初の4大大会制覇を果たした。

試合中はラケットを破壊し、審判に激しい口調で抗議するなど“大荒れ”だったセリーナ。しかし試合が終わると大坂と抱擁を交わして、お互いの健闘を称えた。

表彰式が始まると、地元のセリーナに声援を送っていたファンから大きなブーイング。異様な雰囲気に涙を流す大坂にセリーナは優しく言葉をかけ、観客席には「彼女はいいプレーをしました。彼女にとって最初のグランドスラムの優勝です。もうブーイングはやめましょう」と呼び掛けた。

最後は「おめでとうナオミ」と大坂を祝福。元女王が見せた器の大きさに、ファンから大歓声が沸き起こっていた。

情報源:“大荒れ”セリーナ 表彰式では元女王らしい姿「もうブーイングはやめましょう」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース

情報源:“大荒れ”セリーナ 表彰式では元女王らしい姿「もうブーイングはやめましょう」― スポニチ Sponichi Annex スポーツ


大坂なおみ
大坂なおみ

◆テニス 全米オープン第13日 ▽女子シングルス決勝 大坂なおみ2-0セリーナ・ウィリアムズ(8日、米ニューヨーク)

女子テニスの大坂なおみ(20)=日清食品=が、元世界ランキング1位のセリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=を6―2、6―4で破って初制覇し、4大大会シングルスで日本テニス史上初の快挙を成し遂げた。アジア勢初の全米制覇となり、優勝賞金380万ドル(約4億2180万円)を獲得した。

大坂は第1セット第3ゲームでこの試合初のブレイクに成功すると、終始落ち着いたプレーでこのセットを奪取。第2セットは、警告を受けたセリーナが主審に対する暴言で、第8ゲームをペナルティーで失うまさかの事態に。それでも大坂は冷静さを失わず6―4で勝利を決めた。

セリーナ・ウィリアムズ(右)に祝福され涙をぬぐう大坂なおみ(ロイター)
セリーナ・ウィリアムズ(右)に祝福され涙をぬぐう大坂なおみ(ロイター)

第20シードの大坂は準決勝で昨年準優勝のマディソン・キーズ(23)=米国=を下し、同種目の日本勢で初めて臨んだ決勝で憧れのS・ウィリアムズを倒した。わずか11度目の四大大会本戦で7試合を勝ち抜き、大会後の世界ランキングで7位に浮上して初のトップ10入り。目標に掲げる2020年東京五輪に向けても弾みをつけた。

情報源:大坂、全米OP初優勝!4大大会日本勢初…試合はセリーナが警告に猛抗議でペナルティーの荒れた展開に(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース

情報源:大坂、全米OP初優勝!4大大会日本勢初…試合はセリーナが警告に猛抗議でペナルティーの荒れた展開に : スポーツ報知


大坂なおみ、全米OP優勝 日本勢初の快挙
大坂なおみ、全米OP優勝 日本勢初の快挙

テニスの四大大会、全米オープンで大坂なおみ選手が優勝。

大坂なおみ選手は決勝でアメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手をストレートで破り初優勝、四大大会でのシングルス優勝は男女を通じて日本勢史上初の快挙となっ

情報源:大坂なおみ、全米OP優勝 日本勢初の快挙(日本テレビ系(NNN)) – Yahoo!ニュース

情報源:大坂なおみ、全米OP優勝 日本勢初の快挙|日テレNEWS24


TENNIS News – USA TODAY


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